(QSを制した中塩佳那) PHOTO: © WSL/Beatriz Ryder

中塩佳那&田岡なつみが優勝!『Siheung Korea Open QS 6,000 & LQS』

2020年にオープンしたWavegarden社のシステムを利用した韓国のウェーブプール「Wave Park」を舞台とした『Siheung Korea Open QS 6,000 & LQS』が7月3日〜5日に開催。

QS6,000はアジアとオーストラリア/オセアニアリージョナルの併催。
LQSはアジアリージョナル単独開催ながら、国際色豊かなイベントになった。

ウィメンズは日本人選手が制覇

(中塩佳那)
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4つのカテゴリーの内、メンズはQS、LQS共に外国人選手が優勝したが、ウィメンズはQSが中塩佳那、LQSが田岡なつみと日本人選手が制覇した。

まず、2026/2027シーズンの2戦目となるQSは初戦の浜松をスキップした中塩佳那が昨年のリベンジを果たし、ランキングトップに立った。
特にバックハンドでスコアを伸ばし、イベントのハイスコアとなる8.83を含むトータル16.16で勝利。

「去年ここで2位に終わって本当に悔しかったので、今年優勝できてめちゃくちゃ嬉しいです。来週から始まるCSでも、自信を持って自分らしいサーフィンを続けて全力を尽くしたいです。またボンソイ・アジア・スーパー・シリーズのイエロー・リーダージャージを着ることができて本当に最高です。これからもQSで良い結果を残し続けて、その勢いをCSに繋げていきたいと思っています」

なお、2位の馬場心は16歳にして、初の海外イベントで目覚ましい活躍を見せた。
QFでハイエストヒートスコアの16.53をマーク。中塩佳那と並ぶ8.83のハイスコアも含み、注目を浴びていた。

(初の海外イベントで活躍した馬場心)
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接戦を制した田岡なつみ

(田岡なつみ)
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昨年はインドネシアのディア・ノヴィタサリがWSLイベント初優勝を成し遂げたLQSウィメンズ。

今年もディアがファイナルに残り、ハイエストスコアとなる8.60をマーク。
一方、田岡なつみが7.93、8.33、吉川広夏が8.00、8.20を出して僅差のゲームになったが、僅か0.06ポイント差で田岡なつみが優勝。
第一回目の今イベントに続き、2度目の優勝となった。

「本当に、最高の気分です!去年は負けてしまいましたが、私は負けるたびに、そこから何かを学ぶようにしています。去年のビデオを何度も何度も見返して、今年は優勝することができました。タイトルを奪い返すことができて本当に嬉しいです。またここ韓国に来られて幸せですし、現地の皆さんはいつも本当に親切で、友達もたくさんいて、みんなが応援してくれました。とにかく本当にハッピーです」

なお、15歳の大塚海音は初の海外イベントでファイナル進出を果たした。

今イベントはシーズンの初戦。
7月のハンティントンビーチから始まるLTは吉川広夏、田岡なつみが出場する。

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(初の海外イベントでファイナル進出を果たした大塚海音)
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小林は2年連続で準優勝&韓国のカノアが自己最高記録を更新

(コビー・クレメンツ)
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メンズQSはオージーのコビー・クレメンツがQS初優勝。
オーストラリア/オセアニアリージョナルの選手では今イベント初制覇となる。

また、オーストラリア/オセアニアリージョナルはこれが開幕戦となるため、ランキングでもトップに立っている。
21歳、シドニーのノーザン・ビーチズ出身のコビーは昨年のCSクオリファイを僅差で逃したが、今シーズンは最高のスタートを切った。

「最初の大会で優勝できて、最高の気分だよ。これまでの人生ずっとサーフィンをしてきて、これこそが自分が本当に望んでいたこと。まだ実感が湧いていないけど、めちゃくちゃ嬉しい。良いスタートが切れたのは良かったし、この調子をキープしていきたい。大会中はとにかくポジティブでいようと心がけていた。凄く雰囲気が良くて、みんな本当に親切だったね。ただ純粋に楽しんで、全力を尽くしたよ」

ファイナルにはコビーの他、小林桂、大音凜太。
韓国のカノア・ヒ・ジェイが残っていた。

ヒートは序盤にコビーが8.33を出した一方、小林桂とカノアはワイプアウトでスコアを伸ばせず。大音凜太はミドルスコアを重ねていた。
後半、小林桂が7.80、カノアが7.77を出して追い上げたが、コビーは最後の波で7.80を出してトップを譲らなかった。

(小林桂)
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小林桂は2年連続で準優勝。
シーズンでは初戦の浜松で優勝しており、『Bonsoy Asia Super Series』のイエロージャージを維持している。

カノアは昨年のLQSで優勝。
韓国人として初のWSL優勝という偉業を達成したのに加え、QSでは9位に入っていた。
今年はQSでの自己最高記録となる4位。
LQSはSF進出の5位になっていた。

(韓国のカノア)
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LQSメンズはフィリピン人が支配

(エドガー・カルボ・ジュニア)
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アジアリージョナルの中でも際立って勢力を伸ばしているLQSメンズは遂にフィリピン人が全てファイナリストを占めた。

LT選手のロジェリオ・Jr・エスクイエヴェル、ジョマリー・エブエザに加え、昨年2位のクリサント・ビジャヌエバ。
21歳のエドガー・カルボ・ジュニアがファイナルを争い、最年少のエドガーが6本中4本の波で8ポイント台を出してLQSでJrの連続優勝記録を7でストップさせた。

中でもハイエストスコアとなった8.90はハングテンの連続で彼のスキルの高さと「Wave Park」の波の良さを象徴するライディングだった。

「この気持ちは、まだ上手く言葉にできない。本当に嬉しい。やり遂げた自分をとても誇りに思うよ。これから先も、まだまだたくさんのチャンスが待っている。Jrや、フィリピンチームの全員を破って優勝できたことは本当に光栄。とにかく最高に嬉しくて、言葉にならない」

PHOTO: © WSL/Beatriz Ryder
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(JrのLQS連勝記録は7でストップ)
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『Siheung Korea Open』結果

PHOTO: © WSL/Beatriz Ryder

QS6,000
1位 コビー・クレメンツ(AUS)
2位 小林桂(JPN)
3位 大音凜太(JPN)
4位 カノア・ヒ・ジェイ(KOR)

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ウィメンズ
1位 中塩佳那(JPN)
2位 馬場心(JPN)
3位 松田詩野(JPN)
4位 脇田紗良(JPN)

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LQS
1位 エドガー・カルボ・ジュニア(PHL)
2位 ロジェリオ・Jr・エスクイエヴェル(PHL)
3位 クリサント・ビジャヌエバ(PHL)
4位 ジョマリー・エブエザ(PHL)

PHOTO: © WSL/Beatriz Ryder

ウィメンズ
1位 田岡なつみ(JPN)
2位 吉川広夏(JPN)
3位 ディア・ノヴィタサリ(IDN)
4位 大塚海音(JPN)

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

(黒本人志)

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