2026年6月24日にベネズエラ北部で発生した大地震は、ラ・グアイラ州やカティア・ラ・マルなど、ベネズエラを代表するサーフスポットを直撃した。ラ・グアイラ州は、国内のみならず中南米を代表するトップサーファーを数多く輩出してきた、ベネズエラサーフィン界の中心地として知られる。その一方で、今回の地震では最も深刻な被害を受けた地域の一つとなった。
海外メディアは、地震発生後から行方不明となっていたベネズエラサーフィン連盟(Federación Venezolana de Surf)の代表を勤めていた、タイナ・ルナ・フェルナンデス氏の死亡が確認されたことを報じた。
タイナ・ルナ・フェルナンデス氏は、ベネズエラサーフィン連盟初の女性代表を務めたほか、ベネズエラオリンピック委員会のメンバーとしてサーフィン界のみならず、スポーツ界の発展に尽力し、社会貢献、持続可能な発展への取り組みを通じて、多くの人々から尊敬を集めた。
「サーフィン界には、勇気ある女性がもっと必要です。ジャッジやプロフェッショナル、そしてリーダーとして活躍する女性を増やし、女性アスリートへの支援を男性と同じように充実させていかなければなりません。」
そう語っていたタイナ氏は、自身のアスリートとしての経験を生かし、「人や社会のために貢献すること」を人生の信念として活動を続けてきた。その姿勢はサーフィン界だけでなく、多くの人々に大きな影響を与え、その功績はこれからも語り継がれていくだろう。
今回の地震では、多くの犠牲者が出ているほか、依然として数万人規模の行方不明者がいると報じられており、国内外で懸命な救助活動と支援が続けられている。
被災地では、ベネズエラ人サーファーのフランシスコ・“ロロ”・ベジョリンが先頭に立ち、船で支援物資を運搬するなど、コミュニティが一丸となって被災者への支援活動を続けている。
ベネズエラでは耐震性が十分でない建物も多く、今回の地震による被害は極めて深刻な状況となっている。被災地では現在も救助活動や支援が続けられており、支援を希望する方は以下の団体を通じて寄付を行うことができる。






















