気象衛星画像(8月21日11:15)

週末はどこに波がある?TSN週間波予想(8月21日)

梅雨明けから続いている酷暑も週末にはひと段落する予想だが、週末は熱帯低気圧が台湾の東海上に発生。
更に来週は台風らしい低気圧が南西諸島付近に複数予想されている。

昨年は平均の25.6個よりも多い29個の台風が発生。
日本への接近も平均を上回る15個と統計史上7位を記録。
9月は6個の台風が発生して特に台風15号は関東地方に上陸したものとしては観測史上最強クラスの勢力となり、千葉を中心に甚大な被害を出した。

台風シーズンはサーファーにとって特別な時期だが、それは災害がない場合の話。
特に今年はコロナ禍で避難所などにも影響が出そうなので、例年よりも更に警戒したい。

週末はスモールコンディション

21日の金曜日の時点で弱い低気圧が西日本の南海上に停滞気味となっており、週末はゆっくりと東進する模様。
西から天候が崩れ、久々にまとまった雨が降る予報。

肝心の波には大きな影響がなく、関東では高気圧からの吹き出しによる東よりのウネリ、後半は低気圧からのウネリが強まる可能性があるが、変化は限定的と考えた方が良さそう。
南よりの風、茨城では東よりの風が入りやすくなる見込み
基本的に風は弱い見込みながら、影響が目立ちそう。
千葉、茨城のウネリを拾いやすい場所を狙うのが無難だろう。

西日本でも高気圧からの吹き出しによる東よりのウネリ、低気圧からのウネリが強まる可能性がある。
今のところ大きな変化は期待出来ず、東よりの風が入りやすくなる見込みなので、影響が目立ちそうだが、先週末と比べると遊べるようになる可能性はあるので、チェックはしておきたい。

お盆休み中は波が続いた日本海。
21日の金曜日の時点でフラットだが、週末は北〜北東風が吹き続く見込み。
大きな変化は期待出来ないものの、風波が多少強まる可能性がある。

Waveシミュレーター 提供:BCM
週間天気図 8/23(日)21時/提供:BCM

(THE SURF NEWS編集部)

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