F+(エフプラス)
ブラジルはスタートしてあっという間にあと10ヒートを残すのみ。メンズクオーターから先、女子のセミから先を残して次のスウェル待ちになっている。オーバーラッピングヒートの威力炸裂。
なんか今シーズンはこういう進行が多いな。序盤イケイケどんどんで、ファイナルデー残しでスウェル待ち。試合結果のほうも、誰がズバ抜けてどうこうとかじゃなくて、その都度いろいろ勝ち上がっているメンバーが変わっている感じがする。
少し前まではCTの中でも明らかに上位陣、下位陣みたいなものがあったけど、今シーズンはけっこう均等というか、サドンデスのフォーマットではいろんなことが起こっている。
ルーザースラウンドがないっていうのは、上位陣にも交通事故負けがあるってことでこうなるのかな。今までは実力に勝る上位陣に取りこぼしの連発はない、ってことで交通事故で負けてもルーザースラウンドで助かってたものが、今シーズンからのフォーマットだと小さなミスでラウンド2負けが出てくるわけ。下位陣からすれば大金星。
まぁ交通事故負けが上位陣に続くとまた文句が出て、ルーザースラウンド復活ってことになるのかもしれないけど、勝負の世界にツーチャンスはないと私は思う。

PHOTO: © WSL/Ana Catarina
今回のキーパーソンはヨーロッパ勢かなぁ。レオナルド・フィオラヴァンティ、カウリ・ヴァアスト、ティヤ・ゼブロウスキー、ナディア・エロスターベ。みんな優勝候補。
ブラジル同士のハイレベルのつぶしあいはQF4ヒート目のヤゴ・ドラ対ミギュエル・プポ。

PHOTO: © WSL/Thiago Diz
お目覚めレオさま、2連勝の勢いで、安定感抜群の勝ち上がり方でクオーターへ。フローのあるパワフルなカービングターン炸裂。ランキングも2位まで上げてきて、このままファイナルまで行けば2位でもイタロを抜いてイエロージャージ。それはそれでちょっとびっくりというか、目覚めすぎ(笑)。
早く目覚めてくださいのジャック・ロビンソンは今回もラウンド3で敗退。同じく目覚めよグリフィン・コラピントはラウンド2でジョアオ・チアンカにやられた。
優勝帳消し分を取り戻したいイーサン・ユーイングは、今回はきっちり勝ってクオーターでカウリ・ヴァアスと当たる。
今シーズンここまでコンスタントに来ていたガブリエル・メディーナは、ラウンド2で僅差でマシュー・ミギルヴレーにやられた。すごいターンやってたけど、フィニッシュが決められなかったり、バックウォッシュにてこずったり。なんか乗りにくそうな潮周りの時間帯にあたっちゃったかな。どうにもこうにもリズムの取れないヒートだった。

PHOTO: © WSL/Ana Catarina
女子のほうではティヤ・ゼブロウスキーが勝ち始めたら止まらない感じで、セミまで一気に来た。CSであれだけ勝ってたものが、CTルーキーの今シーズンは5試合で1ヒートしか勝てないでいて、今回ようやく勝ち始めて一気にセミという勢いは止めにくいとは思うし、本人も負ける気がしないんだろうと思う。ようやくここで呪縛が解けた感じか。これでいいのよ、私! みたいな。
セミはスペインのナディア・エロスターベと当たる。どっちも初優勝の目はありそう。
最年少記録尽くしのティヤがルーキーで今回優勝すれば、まさに神に選ばれし15歳みたいなことになるわけだけど、どうかね。今のところサーフィンうんぬんよりは波の選択の良さが目立つ。まぁ、それがないとクリティカルにはいけないわけで、それも実力のうちではある。タイラー・ライト、ステファニー・ギルモア、カリッサ・ムーアなどなど、名だたる女子の名選手はみなティーンエイジャーでCT初優勝してるしね。若さのもたらす勢いは大事。
予報だとピリオド終盤になりそうなファイナルデーの波が、サクァリマのいいコンディションでバレルあり飛びありカーブありになるといいなぁ。























