Image: WSL(YouTube)

【速報】五十嵐カノアがベスト8入り!『Lexus US Open of Surfing』

現地時間8月1日、大会5日目を迎えたCS第2戦『Lexus US Open of Surfing』はメンズRound of 16から再開。
日本時間5時現在、ウィメンズのQFが進行している。

メンズRound of 16では、日本人として唯一勝ち上がっている五十嵐カノアがCSルーキーのダグラス・シルヴァ(BRA)と対戦。

序盤に7.50を出して主導権を握ったカノア。ダグラスもブラジリアンらしいエアリアルで応戦して6.17、7.67とスコアを伸ばしていたが、カノアは後半にフロントサイドでクリティカルセクションでの2ターンをパワフルに決めて8.07をスコア。
このラウンドのハイエストになるトータル15.57で快勝した。

次のQFは親友のルーカス・メシナス(PER)とのカード。

前日のインタビューでも話していた通り、ルーカスはカノアが乗っていたピンクのブラシが入ったJSのボードを譲り受け、この日はイマイ・カラニ・デボルト(HAW)を相手に7ポイント2本を出して圧勝していた。

五十嵐カノアの勝利者インタビュー

Image: WSL(YouTube)

「ハンティントンビーチでQF進出! あのヒートではピアの下で何か駆け引きがあったように見えたわ。選手同士で話している場面もあったけど、何が起きていたの?」

「本当に良いヒートだった。お互いに良い波に乗り、スコアを取り合う展開だったし、ハイスコアもいくつか出たよね。お互いに立て続けにいい波に乗って、8ポイント、7ポイント後半を出した。その後、二人共プライオリティを取ろうとしてパドルしていたので、アナウンスがあまりよく聞こえなかったんだ。それで最後に聞き取れたのが、「赤がリード」という言葉だけだった。その時点では「赤がリードしているんだ」と思っていたのさ。お互いプライオリティ争いをしていて、彼は自分が勝っていると思って僕をマークしていた。でも、『いや、自分が勝っている気もするけど、違うのかな?』と本当に混乱してしまって。それで僕の方から、『多分、僕がリードしてると思うんだけど』と彼に話しかけたんだ。ピアの下では乗れる波もなかったしね。でも、彼は僕の言葉を信じなかったみたいで、それを見て逆に僕も不安になった。『もしかして、もう1本スコアが必要なのかな? 分からない…』って感じで本当に混乱してしまったよ。でも、幸い最終的には僕の勝ちという結果になった。こういうことは時々ある。アナウンスを少し聞き間違えただけで、自分が置かれている状況を勘違いしてしまうことがあるんだ。今回は、かろうじて必要な情報だけは聞き取れていたおかげで、何とか上手くいったのさ」

(ピア下で相手がカノアをマークしていた場面)
Image: WSL(YouTube)

「その判断もあって、またハンティントンビーチでファイナルデー進出を決めた。これだけ多くの観客の前でファイナルデーを戦えることは、カノアにとってどんな意味があるの?」

「本当にこの大観衆の前でサーフィンするのが大好きなんだ。ここは特別なイベントだし、USオープンはやっぱり特別な大会だよ。週末になると、ここには本当に凄い数の観客が集まる。サーフィンでは、こんなスタジアムのような雰囲気を味わえる大会はめったにない。広いビーチがあって、ピアがあって、本当にハンティントンビーチはこういうビッグイベントのためにあるような場所なんだ。しかも、今週はずっと波にも恵まれていたよね。ロングボードの選手も、女子も、男子も、みんなが良い波に乗れたと思う。それだけハンティントンの波が素晴らしいということだと思うし、地元の人間として、このハンティントンの素晴らしい波をみんなと共有できることを本当に嬉しく思う。明日も波は残りそうだし、今週は本当に良いサーフィンウィークになった。大会のヒートだけでなく、その合間にも沢山サーフィンしていたからね。もちろん、コンテストジャージを着て試合をするのはいつだって最高だけど、明日もあと何ヒートか戦って、チームのみんなと良い形で大会を締めくくれたらと思っているよ」

「それは最高のプランね。それでは最後に、世界中で応援しているご家族やファンの皆さんへメッセージをお願い」

日本語
「今日のヒートも本当に大切で、ファイナルデーに進むことを目標にしていました。勝負はこれからだと思っています。明日に向けて気合を入れて100%のサーフィンに集中したいです。今日は一日休んで、明日のヒートを戦えるように頑張ります。よろしくお願いします」

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

(黒本人志)

※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等を禁じます。