Photo: ISA/Pablo Franco

波乗りジャパンは暫定4位『ISA World Junior Surfing Championship』5日

現地時間9月9日、大会5日目を迎えた『ISA World Junior Surfing Championship』

サーフシティ・エルサルバドルは前日と同じ公式3-4ftレンジのサイズ、朝はクリーンなコンディション。日中は風の影響が強まる傾向となっていた。

この日はラ・ボカナでU16ガールズR2の残りヒート、U16ボーイズR2の全ヒート。
エル・スンザルでU18ボーイズのR2の残りヒート、U18ガールズR2のH11までが進行。

選手数の増加により、以前と比べてリパチャージのシステムが変わり、R2以降はメインラウンドのみで、リパチャージがないため、420人の内、すでに238人が敗退して大会から姿を消している。

U18ガールズR2ではディフェンディングチャンピオン、スペインのソル・ボレリがまさかの敗退となった。

国別ではオーストラリア、ブラジル、ペルーが敗退者なく同率トップ。
日本は石井有紗の活躍がISAの公式ニュースでも取り上げられ、暫定4位とメダル獲得圏内を維持している。

(ライト、レフト共にあるラ・ボカナ)
Photo: ISA/Pablo Jimenez

石井有紗が優勝候補の筆頭としてピックアップ

(石井有紗)
Photo: ISA/Jersson Barboza

この日出番があった日本代表「波乗りジャパン」は8名。

U18ボーイズR2でチームキャプテンの足立海世がトップ通過、髙井汰朗が2位通過。
U16ボーイズR2は髙井悠二朗、和氣堆人、松野太郎が全てトップ通過。
U18ガールズR2は高橋花音、石井有紗、窪田怜が連続でヒートを戦い、全てトップ通過。

U16ガールズR2は前日に終えたために出番がなかった。

(高橋花音)
Photo: ISA/Pablo Franco
(髙井悠二朗)
Photo: ISA/Pablo Jimenez
(松野太郎)
Photo: ISA/Sean Evans
(窪田怜)
Photo: ISA/Jersson Barboza
Photo: ISA/Pablo Franco
Photo: ISA/Pablo Franco
Photo: ISA/Pablo Franco
(髙井悠二朗)
Photo: ISA/Pablo Jimenez
(髙井汰朗)
Photo: ISA/Jersson Barboza
(松野太郎)
Photo: ISA/Sean Evans
(松野太郎)
Photo: ISA/Pablo Jimenez
(和氣堆人)
Photo: ISA/Pablo Jimenez
(足立海世)
Photo: ISA/Jersson Barboza

「波乗りジャパン」の中でも、U18ガールズのここまでの2番目のスコアとなる8.17を含む13.50を出して圧勝した石井有紗はISAの公式ニュースでも取り上げられていた。

「2年前、ここエルサルバドルでの初めてのISAは本当に良い経験になりました。そして今、私は戻ってきて、より強くなって帰ってきました。自分自身を信じて、精神面でも身体面でもトレーニングを重ねています。エクセレントスコアを取れたことで、さらに自信が深まりました。チームジャパンと一緒にここで過ごす経験は、とても大きな力になっています」

2024年、U16ガールズに13歳で初出場を果たした石井有紗は、2025年に金メダルと銀メダルを獲得することになる2人のサーファー、スペインのソル・ボレリ、ペルーのカタリーナ・ザリキエイによって僅差で敗退となり、9位でフィニッシュしていた。

16歳になった今年はU18ガールズの優勝候補の筆頭としてピックアップされている。

オーストラリア、ブラジル、ペルーが同率首位

(ペルーのルッカ・バリエントス)
Photo: ISA/Pablo Jimenez

大会5日目を終えてR2はU18ガールズの残り13ヒートのみ。
国別対抗戦の争いが明確になり、全ての選手が勝ち上がっているオーストラリア、ブラジル、ペルーが同率首位に躍り出ている。

オーストラリアとペルーはヒートがこれから控えている1名を除く全員がR3進出を確定。
ブラジルはU18ガールズ3名がまだR2のヒートを戦っていない。

自国開催となった2025年大会で約15年ぶりにWJSCの団体4位でメダルを獲得したペルー。
エルサルバドルに舞台が変わった今年も強豪国の一つとして君臨している。

この日、一気に全てのヒートが行われたU16ボーイズR2では、ルッカ・バリエントスが7.83を含むトータル13.83と大会5日目の同ディビジョンのハイエストを出していた。

「最高の気分だよ。良い波に2本乗れて、めっちゃ嬉しい。戦略としては、まずレフトを狙うつもりだったんだけど上手く機能しなかったんだ。だからライトに乗ってみたら良い感触だったから、そのままライトを狙い続けた。最後には最高のレフトにも乗れたんだ。海に入っている時は波があんまり良くないのかなと感じていたけど、後から振り返ってみたら実際はすごく良い波だったね。パドルアウトする前にはオアシスの『ワンダーウォール』を歌っていたよ。本当に幸せだ。本当に最高の波だった。とにかく早くまたサーフィンしたい」

心機一転のニュージーランドがメダル獲得を目指す

(ニュージーランドのアレクシス・オーウェン)
Photo: ISA/Jersson Barboza

2024年のエルサルバドル大会で約10年ぶりに個人メダルを獲得したニュージーランド。

前日までは全員が勝ち上がっていた僅か6チームの内の一つだった。

今年は2度のオリンピアンであるビリー・ステアマンドと、DKことダニエル・ケレオパをコーチ陣に迎え、大部分を新しいメンバーにして出場。

大会5日目は2名が敗退したが、U16ボーイズのジェシー・フレイザーハースト、ソル・フリッチリー、ゼーク・プラガートの3名が全員ラウンドアップ。
U18ボーイズのアレクシス・オーウェンも勝ち上がっている。

また、2024年のエルサルバドル大会でU16ボーイズのクーパーメダルを獲得したアレクシス・オーウェンもパワフルなカービングで8.00を出してトータル13.00で圧勝。

妹のザラ・オーウェンもU16ガールズでR3進出を決めている。

「初日の朝、本当に難しいコンディションの中でのH3だったから、今日はまともな波を見つけて自信を深め、リズムに乗ることができて良かった。前回ここに来た時は4位だった。特に地元のダニーデンからここに来ると、暑さの中でどれだけ長くて過酷な戦いになるかが分かっている。僕にとってはこの大会に出場するのは4回目。チームの多くにとってはここに来るのが初めてだから、みんな新鮮な視点と新鮮なワクワク感を持っている。コーチのビリーとDK、そしてチームマネージャーもみんな本当に良い仕事をしてくれている。最高だよ」

大会6日目は現地時間9月10日の7時(日本の同日22時)より開始予定。

ラ・ボカナでU18ボーイズのR3、U18ガールズのR3、H1〜H7。
エル・スンザルでU18ガールズR2の残りヒート、U16ボーイズのR3が進行予定。

ISA公式サイト:https://www.isasurf.org/

(黒本人志)

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