(U16ガールズR3進出を決めた山本璃々) Photo: ISA/Sean Evans

波乗りジャパンは3名がラウンドアップ!『ISA World Junior Surfing Championship』4日目

サーフシティ・エルサルバドルで開催中の『ISA World Junior Surfing Championship』は現地時間9月8日に大会4日目を迎え、ラ・ボカナでU16ボーイズのリパチャージR1の残りヒートの後、U16ガールズR2のH21まで。
エル・スンザルでU18ガールズのリパチャージの後、U18ボーイズR2のH11までが進行した。

この日のコンディションは前日よりサイズダウンした公式3-4ftレンジで、日中は風の影響が強まる傾向。

リパチャージラウンドが全て終了して国別ランキングが明確となり、強豪ではアメリカ、ハワイ、日本の3チームが最初のメンバーを失った一方、オーストラリア、ブラジル、フランスなどは全てR2に残っている。

(バートンリンチ)
Photo: ISA/Pablo Franco

波乗りジャパンは1名が大会から姿を消す

(佐藤頼斗)
Photo: ISA/Jersson Barboza

この日出番があった日本代表「波乗りジャパン」は4名。

U16ガールズR2で山本璃々が2位通過、石田海夏がトップ通過を果たした一方、馬場心は4位敗退。
U18ボーイズR2の佐藤頼斗はトップ通過でフランス代表とR3進出を決めた。

U18ボーイズR2は、足立海世がH18、髙井汰朗がH21にスタンバイ。

U18ガールズR2はこの日ヒートがなかった。
翌日はエル・スンザルの午後のスケジュールに入っており、高橋花音がH4、石井有紗がH5、窪田怜がH6と3ヒート連続で戦うことになる。

初の国別メダル獲得を目指すポルトガル

(ポルトガルのベンジャミン・マガリャエス)
Photo: ISA/Jersson Barboza

現在のヨーロッパサーフィンの中心地でもあるポルトガル。
CT選手も生まれている波の宝庫で、ISAではWSGで複数のメダルを獲得しているが、WJSCではまだ達成していない。

この日出場した6名の内、U18ボーイズR2でベンジャミン・マガリャエス、ハイメ・ベセルコ、マヌエル・コウト。
U16ガールズR2でスリ・ロドリゲス、メル・カニョートの5名がR3進出を果たした。

(ハイメ・ベセルコ)
Photo: ISA/Jersson Barboza
(マヌエル・コウト)
Photo: ISA/Jersson Barboza

WJSC初出場のベンジャミンは、パワフルなカービングで本日最初のエクセレントスコアとなる8.33を出し、4大会出場のベテラン、ハイメ・ベセルコはこのラウンドのハイエストヒートスコア、15.67を出して1日を締めくくった。

「あの波はすごく良かったよ。波が求めてくることに素直に応じた結果、あの点数がついてきたんだ。最高だったね。これまでの人生で一番の気分だよ。世界中から集まったトップサーファーたちの中に身を置いて、すべてを楽しむことができて本当に素晴らしい気分さ。ポルトガルチームはみんなすごく団結していて、お互いを本気でサポートし合い、お互いのために全力を尽くそうとしている。すごくエネルギーが湧いてきているし、今年こそはチームでメダルを獲りたいね。やってやるぜ!」

9月で17歳になったばかりのベンジャミンは、R3でチームメイトのマヌエル・コウト、チリのパスカル・ジョレンスと対戦する

アルゼンチンのメダリストが圧勝

(アルゼンチンのチアゴ・パッセリ)
Photo: ISA/Jersson Barboza

U16ボーイズに過去4回出場、2024年、2025年と銅メダル、銀メダルと2年連続でメダルを獲得したアルゼンチンのチアゴ・パッセリがU18ボーイズに上がり、R2の舞台となったエル・スンザルでパワフルなターンを繰り出してU18ボーイズのここまでのハイエストになる8.67を出した。

「エクセレントスコアを出すのはいつも最高の気分だけど、ここエルサルバドルでヒートを勝ち上がるのは、この風の影響で難しいから、特別だね。エルサルバドルは、他のどの場所よりも少し特別な場所だと思う。金メダルを取ることだけが今の目的ではない。ただアウトに出て、全力を尽くして、最高のサーフィンを見せて、良い波を掴むことができれば自ずと結果はついてくると思っているんだ。遅かれ早かれ達成できると思うし、それは単に時間の問題さ。ここに来られてすごく嬉しいよ。素晴らしい大会だし、すべてのサーファーが普段戦っている大会とはまったく違う。チームみんなでここにいられることが、とにかく最高なんだ」

Photo: ISA/Pablo Franco
Photo: ISA/Pablo Franco
Photo: ISA/Pablo Franco
Photo: ISA/Pablo Franco

U16ガールズはチームメイト同士のカードが明暗を分ける

(タヒチのミリアニ・サイモン)
Photo: ISA/Sean Evans

ラウンドが進むと多くなるチームメイト同士のカード。

U16ガールズR2ではタヒチのミリアニ・サイモンとタキヘイ・エラコットが揃って勝ち上がり、ハワイのゾーイ・カイナとエリアムナ・グラッブスはゾーイが勝ち上がり、エリアムナが敗退と明暗が分かれ、オランダのエマ・ファン・デル・ハルスとノラ・ファン・エグモンドは共に敗退するという、3つの異なるシナリオで終了した。

タヒチの15歳、ミリアニ・サイモンはクリティカルな2ターンコンボによって7.17をスコア。
U16ガールズR2のハイエストを出し、チームメイトのためにプライオリティを調整して手助けをした。

「チームには友達がみんな揃っているから、一緒にいてすごく良い雰囲気よ。毎日お互いを応援し合っているし、ビーチにいる全員のためにここにいる。毎回チームとして機能している。海の中に入れば競い合いだけど、根底ではやっぱりチーム。彼女と一緒にヒートを勝ち上がれて、めっちゃ嬉しいし最高よ」

大会5日目は現地時間9月9日の7時(日本の同日22時)より開始予定。

ラ・ボカナでU16ガールズR2の残りヒート、U16ボーイズR2の全ヒート。
エル・スンザルでU18ボーイズのR2の残りヒート、U18ガールズR2のH11までが進行予定。

ISA公式サイト:https://www.isasurf.org/

(黒本人志)

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