現地時間9月7日、サーフシティ・エルサルバドルで開催中の『ISA World Junior Surfing Championship』3日目。
風の影響が強まる傾向ながら、公式4-5ftレンジの十分なサイズがあり、ハイスコアも生まれていた。
この日はラ・ボカナでU18ガールズR1の残りヒートの後、U16ガールズとU16ボーイズのリパチャージR1が進行。
エル・スンザルでU16ボーイズR1の残りヒートの後、U18ボーイズのリパチャージR1が進行した。
なお、リパチャージは以前とシステムが変わり、1度だけの敗者復活戦。
R2以降は3位、4位が即敗退となる。
波乗りジャパンは全てR2へ

Photo: ISA/Sean Evans
この日出番があった日本代表「波乗りジャパン」は3名。
まず、U18ガールズR1の残りヒートに登場した石井有紗はトップ通過。
U16ガールズのリパチャージR1では、馬場心、山本璃々が共にラウンドアップ。
メインラウンドに戻ることに成功した。
これで12名全員がR2に残った。

Photo: ISA/Sean Evans

Photo: ISA/Sean Evans
3連覇を狙うオーストラリアがメインラウンドを勝ち進む

Photo: ISA/Pablo Jimenez
大会3日目にして全てのクラスのR1が終了。
2024年、2025年と2年連続で国別金メダルを獲得しているオーストラリアは、チームメンバー全12名がメインラウンドを勝ち上がった。
U18ガールズのステラ・グリーンは初めてのWJSCでラ・ボカナのライトの波で7.33のハイエストスコアを出し、更にレフトの波で5.33を重ねてトータル12.66の圧勝。
「今日のコンディションはかなり楽しいわ。まだ大きなウネリのセットがいくつか入ってくる。ヒートを通過できて良かった。ボードの調子も良いので、結果にはとても満足している。チームのキャプテンを務めるのは本当に特別なことよ。みんな最高の仲間で、最高の時間を過ごしている。ここは最高の場所だけど、正直かなり暑い。でも、大好きよ。地元とはまったく違う環境で、すごく楽しんでいる。最初のヒートまで3日間待ったこともあって、パドルアウトする直前は緊張を感じた。無事にスタートできて良かったわ。このまま勝ち進んでいきたい」

U18ガールズのタイトル防衛を目指すソル・ボレリ

Photo: ISA/Sean Evans
U18ガールズR1の最終ヒートに登場したディフェンディングチャンピオンのソル・ボレリ(ESP)は、ヒート中盤までスコアを出せなかったが、後半に7.33をラ・ボカナのレフトの波で出し、すぐに6.50をスコア。トータル13.83で見事にトップ通過を果たした。
「最初のヒートの最初は少し緊張したけれど、巻き返してすごく良いスコアを揃えることができたわ。想定していた展開ではなかったけれど、初戦としては良い滑り出しになったと思う。昨年、ペルーでスペインのために金メダルを獲得したことは本当に素晴らしい体験だった。それは私の夢だったし、ペルーには6年間住んでいたからすごく特別な場所で、あの波もペルーで一番のお気に入りだったの。チームのみんなや応援してくれる男子たち、地元の家族や友達と一緒にいられたことも、本当に特別な思い出ね」
強豪ブラジルが順調な滑り出し

Photo: ISA/Jersson Barboza
2023年のリオ大会で国別金メダルを獲得、2025年は銀メダルを獲得した強豪ブラジルも、チームメンバー全12名がメインラウンドを勝ち上がった。
ジョン・ミュラー、カラニ・ロブレス、ライアン・マルティンスと全てがグーフィーフッターのU18ボーイズに続き、U16ボーイズもミシェル・デメトリオという素晴らしいグーフィーフッターが出場。エル・スンザルのライトの波をバックハンドのパワフルなターンの連続で8.00をスコアして勝利した。
また、U18ガールズではマリア・クララ、ヴァレンティナ・ザノーニがR2進出を決めている。
「キッチリと波をメイクしたわ。バックサイドが得意なので自分にとって乗りやすい波だった。ISAワールドジュニアは今回が初出場。まだ15歳なので本当に嬉しいわ。リラックスして、1ヒートずつ自分のサーフィンをするだけよ。ここに来るのは確か3回目。この波が本当に大好きなの。申し訳ないけど、ブラジルチームが一番最高だと思っているわ。みんなすごく良い人たちで、チームと一緒に過ごせて最高よ。ブラジルのコーチ陣も本当に素晴らしいわ」
インタビューに答えたヴァレンティナは初のWJSC出場。
ブラジルの14歳以下のチャンピオンでもある。

Photo: ISA/Sean Evans
10歳から出場を続けているロメオ・チャベス

Photo: ISA/Jersson Barboza
リパチャージR1ではコロンビアのロメオ・チャベスが7ポイント台2本のトータル15.20で他を圧倒していた。
ロメオは2018年に10歳でWJSCに初出場、18歳の今年が最後の年になる。
前回エルサルバドルで開催された大会での5位が最高位で、メダルを逃していた。
「良いヒートができると、すべてが好転するんだ。頭がすっきりして自信もつくし、より良い準備を整えて次のラウンドに挑めるようになる。神様は僕に役割を与えてくれているんだと思う。あいにく怪我をしてかなり痛みに苦しんでいたけれど、ありがたいことにリパチャージがあって、無事に勝ち進んで力を発揮することができた。起きてしまった過去のことはもう割り切っているし、これからは最高の自分を見せていくつもりだよ。良い結果を残せたらと思っている。チームと一緒に過ごした時間や、ここで生まれた友情、素晴らしい人たちとの出会いこそが、この大会が僕にもたらしてくれた一番の財産だね」
大会4日目は現地時間9月8日の7時(日本の同日22時)より開始予定。
ラ・ボカナでU16ボーイズのリパチャージR1の残りヒート、U16ガールズR2のH21まで。
エル・スンザルでU18ガールズのリパチャージの後、U18ボーイズR2のH11までが進行予定。
ISA公式サイト:https://www.isasurf.org/
(黒本人志)
























