現地時間7月31日、カリフォルニアのハンティントンビーチで開催中のCS第2戦『Lexus US Open of Surfing』は4日目を迎え、メンズRound of 32から再開された。
日本の五十嵐カノアは最終ヒートでJSのチームメイトで親友のルーカス・メシナス(PER)、レノックス・スミス(AUS)、ディミトリ・プロス(USA)と対戦。
ヒート開始直後に長いライトをメイクして8.00を出して主導権を握り、6.40のバックアップを重ねてトータル14.40でルーカスと共にベスト16入りを決めた。
五十嵐カノアの勝利者インタビュー
「カノア、本当に素晴らしい勝利だったね。君自身のパフォーマンスが素晴らしかったのはもちろんだけど、今はボードの方が更にに輝いて見えるよ。去年ファイナルまで勝ち上がった時に乗っていたボードのレプリカに近いものだって、ずっと話していたよね。今回のこのボードは、君にとってどんな感じ?」
「そうだね。上手くいっているものがあるなら、それを使い続けたいと思う。JSがずっと素晴らしいボードを作ってくれていて、僕が乗っていて本当に安心できるボードなんだ。いつも言っているんだけど、最高のボードっていうのは、乗っている時にボードのことを考えなくていいボードなんだよね。自分は他のことに集中できて、ボードが自分のやりたいことに自然についてきてくれる。ボードが勝手に意思を持って動くようなものは、乗りたくないんだ。今回のボードは、まさに自分の足にピタッとついてきてくれた。これは最近作ったロットの一本なんだけど、明らかに調子が良いね。数日前には、その内の一本をルカ(一緒に勝ち上がったルーカス・メシナス)にも渡したんだけど、彼もそのボードでヒートを勝ち上がったんだ。だから今は、僕たち2人とも『カノア5』のボードを何本か使っているってわけだね」

Image: WSL(YouTube)
「今乗っているそのボードって、もともとは君が乗っていて、数週間前にルカに渡したものなんだよね?」
「そうだね。僕たちは仲が良いんだ。あのボードは、僕のボードの中でも一つ前のロットのもので、僕にとっては少し薄く仕上がっていた。彼は僕より4キロくらい体重が軽いから、彼が『もし小さすぎるボードがあったら教えてよ』って言ってきたんだ。もちろん、自宅のガレージに沢山ボードがあるからね。それで彼が家に来て、5本くらい手に取って見ていたんだけど、『これだな。これが良い感じだから、これにするよ』って、その一本を選んだんだ。僕は『オッケー』って感じで渡したのさ。それが今、彼がめちゃくちゃ調子良く乗っているボードだよ。だから、一緒に海に入っていて、お互いを見ながら、ちょっとニヤニヤしてた。良いボードはやっぱり良いボードだよね。良いシェイプは、やっぱり良いシェイプなんだ。僕たちは今、何か良いものを見つけつつあると思う。ちなみに、あのボードは僕のボードより16分の1インチくらい薄いんだ。でも、それ以外はまったく同じだよ」
「沢山のファンがサインを求めて集まっていて、特に君に会いに来ている日本のファンも本当に多いよね。この大会は2つの優勝という結果以外に、君にとってどんな意味があるんだろう? 特に、ここハンティントンビーチで育った君にとっては?」
「この大会は、僕にとって本当に世界そのものだよ。U.S. Openだからね。昨日も少し話したけど、僕は人生の色々な時期に、この大会に関わってきたんだ。まだ『引退した時期』は経験してないけど。まあ、いつかはそうなるかもしれないね。14歳の頃は、もう完全に舞い上がってた。階段を降りていく時も緊張で震えていて、恥ずかしくて、タオルを頭からかぶって誰にも見られたくないくらいだった。それが今では、CTキャリアの真ん中にいて、ワールドタイトルを目指して戦っている。そして、こうして地元に戻ってきて、ハンティントンでサーフィンを楽しみながら、コンディションを研ぎ澄まして、できるだけ多く海に入って経験を積むことができている。この大会は僕にとって本当に特別な大会なんだ。今年もまた、素晴らしい大会になっている」
日本語
「みんな、いつも応援してくれてありがとうございます。このU.S. Openという本当に大切なイベントで、今日も面白いコンディションの中、昨日よりもうちょっと良い波で、良いサーフィンができて嬉しいです。また次も頑張ります」
次のRound of 16はCSルーキーのダグラス・シルヴァ(BRA)とのカードになる。
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
(黒本人志)






















