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【開幕直前情報】ケリー・スレーターも出場するCT第7戦『Outerknown Tahiti Pro』

タヒチ、フィジーと続く8月の南太平洋レッグのファーストイベント、CT第7戦『Outerknown Tahiti Pro』が現地時間8月8日の7時(日本時間8月9日深夜2時)にファーストコールを迎える。

昨年はグッドコンディションに恵まれていた今イベント。
今年はウェイティングピリオド前半にウネリが入るものの、風が弱い可能性があるのは8月8日のみで、数日間は風が悪い状態が続く予報。

それでも佳境を迎えるタイトル争いや、タヒチ戦での最多優勝記録を持つケリー・スレーターの出場。
13歳のワイルドカードなど話題は盛り沢山だ。

オープニングセレモニー

PHOTO: © WSL/Hannah Anderson
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ケリーが21回目のチョープー出場

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今年は冠スポンサー「Outerknown」のオーナーでもあるケリーがイベントワイルドカードで出場する。

ケリーは2000年にタヒチ戦初出場で優勝した後、2003年、2005年、2011年、2016年と5度の最多優勝記録を持っている。
現役選手ではガブリエル・メディナ、ジャック・ロビンソンの2勝が次点なので、いかにケリーの記録が凄いかが分かるだろう。
また、タヒチでパーフェクト20を出したのは、ケリーとジェレミー・フローレスの2名のみで、ケリーは2005年、2016年と2度もパーフェクト20を成し遂げている。

2014年のジョン・ジョン・フローレンスとのSFは歴史に残る名勝負とも言われている。

「ここには誰もサーフィンしていなかった1993年から来ているから、戻ってくるのはいつだって最高だよ。でも、今年は小さな子供2人を連れて来ているから、どの年とも確実に違って見えるね。これまで多くの特別な瞬間を過ごしてきたけれど、子供たちがいる前で勝つことができたら、それが一番だろう。ただ、波が大きくなりそうだから、子供たちをボートに乗せたいかどうかも分からないくらいだよ。まあ様子見だね。長年に渡って自分にとって本当に大きな意味を持ってきた場所に、彼らと一緒にいられるだけで最高さ。予報では十分なウネリと強い風があって厳しそうに見える。この地域ではすべてが大きく変わるから、その日その場で判断するような状況になると思う。ウネリが小さいことは絶対にないね」

54歳のケリーはR1でイーライ・ハンネマン(HAW)と対戦する。

レオが初のイエロージャージを着用

(チームメイトのコナーとレオ)
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エルサルバドルで優勝、次のブラジルで2位になり、初のイエロージャージを手に入れたレオナルド・フィオラヴァンティ(ITA)は、2023年の3位がタヒチでの最高成績になる。

ランキング2位から5位にはイタロ、ヤゴ、ガブリエル、ミゲルと誰が優勝しても不思議ではないブラジリアンが控えており、レオにとっては早くも正念場と言えるだろう。

「今回のイベントは、自分にとって『初めて』のことが沢山あるんだ。世界1位になったことがなかったから、イエロージャージを着るのも今回が初めてになる。本当に最高の瞬間になると思うよ。まだ今年が半分終わっただけで、シーズンはまだまだ続くということは十分自覚している。自分のすぐ後ろにいる選手たちが世界最高峰であることは明らかだし、彼らを抑え続けるのは簡単じゃないはずだ。それでも、今シーズンとこれまでのキャリアで自分が達成してきたことを凄く誇りに思っているよ。今からシーズン終了までに何が起きるかは、その時になれば分かるさ。世界で最も神秘的な場所の1つであり、まさに天国のようなタヒチに戻って来られて、とにかく最高の気分さ」

チョープーを克服したガビー

ウィメンズのトップ、ガブリエラ・ブライヤン(HAW)はパワーハックが武器の選手。
バックハンドのバレル勝負になるタヒチでは結果を残していなかったが、2025年は優勝候補だったエリン・ブルックス(CAN)をQFで倒し、3位になった。

ガビーがイエロージャージを着るのは今シーズン5度目。
今年も結果を残し、首位を固めたいところだろう。

「チョープーでバレルに入るのは、世界で一番の気分よ。私にとって世界で最も恐ろしい波だし、本当に難易度が高いけれど、オフシーズンにここに来たことで、コツを掴めてきた感じがしているの。昨年のヒートで、人生で初めてバックサイドのバレルから抜け出すことができた。間違いなく私にとっての転換点だったし、もっとこの波について学んで、どんどん上達していきたい。あの海に出れば恐怖が消えることは絶対にないと思うけれど、それも恐怖に向き合って成長していくための過程の一部よ」

5名のローカルが出場

(カウリ・ヴァースト)
PHOTO: © WSL/Matt Dunbar

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今年のタヒチ戦はCT史上最多の5名のローカルが出場する。

2024年にワイルドカードで出場して優勝したヴァヒネ・フィエロ、パリ五輪の金メダリストでもあるカウリ・ヴァースト、ルーキーのティヤ・ゼブラウスキの3名に加え、トライアルで優勝した13歳のケリア・メハニ・ガリーナ、アイミオ・チェルマックの2名。

「ミス・チョープー」と呼ばれるケリアは昨年CT史上最年少12歳でワイルドカードを手に入れ、大きな話題になっていた。
アイミオはトライアルでパーフェクト20を出すなどチョープーを熟知しており、CT選手の脅威になるだろう。

ヴァヒネは2024年の優勝の他、2度のSF進出とタヒチではクイーンと呼ばれているが、2年目となるCTは苦戦しており、今年はR2が壁になり、ランキング19位。
タヒチで結果を出して巻き返しを図りたい。

「正直に言って、タヒチはツアー最高の場所よ。今年、5人のタヒチアンが今大会に出場するのは素晴らしいことだし、この場所が生み出すサーファーのレベルの高さを示している。私たちは一大勢力として臨むし、お互いを高め合うこのグループと一緒にいられるのは大きな刺激になる。タヒチ全土、そしてチョープーのコミュニティにインスピレーションを与えられることを願っているわ」

(ヴァヒネ・フィエロ)
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(アイミオ・チェルマック)
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ルーキーイヤーのカウリは、ゴールドコースト、エルサルバドル、ブラジルでQF進出を果たすなどバレルだけではない実力をすでに発揮しており、ルーキー・オブ・ザ・イヤーの最有力候補になっている。

過去4度のワイルドカード出場を経て、CT選手として初のホームでのイベントは彼にとって特別な瞬間だろう。

「子供の頃からCTに入るのが夢だった。ワイルドカードとして戦うのも特別なことだったけれど、フルタイムの選手として故郷に戻り、ランキング14位で背中に自分の名前を背負って戦うのは全く別次元のことだよ。すでに3度QFに進出していて、ルーキーとしての自分のパフォーマンスには手応えを感じている。そして今、自分が最も得意とする大会に挑む。今年は素晴らしいタヒチアンクルーが揃っているから、アベック優勝もありえるよ」

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

Outerknown Tahiti Pro Presented by I-SEA Men’s Round One Matchups:
HEAT 1: Ramzi Boukhiam (MAR) vs. Oscar Berry (AUS)
HEAT 2: Luke Thompson (RSA) vs. Matthew McGillivray (RSA)
HEAT 3: Seth Moniz (HAW) vs. Eimeo Czermak (PYF)
HEAT 4: Eli Hanneman (HAW) vs. Kelly Slater (USA)

Outerknown Tahiti Pro Presented by I-SEA Women’s Round One Matchups:
HEAT 1: Sally Fitzgibbons (AUS) vs. Anat Lelior (ISR)
HEAT 2: Tya Zebrowski (FRA) vs. Erin Brooks (CAN)
HEAT 3: Isabella Nichols (AUS) vs. Vahine Fierro (FRA)
HEAT 4: Stephanie Gilmore (AUS) vs. Yolanda Hopkins (POR)
HEAT 5: Alyssa Spencer (USA) vs. Bella Kenworthy (USA)
HEAT 6: Bettylou Sakura Johnson (HAW) vs. Brisa Hennessy (CRC)
HEAT 7: Nadia Erostarbe (ESP) vs. Francisca Veselko (POR)
HEAT 8: Tyler Wright (AUS) vs. Kelia Gallina (PYF)

(黒本人志)

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