今年で50周年を迎えるワールドツアー。
その中でも数々の名ドラマが生み出されたオーストラリアのベルズビーチが25年ぶりに開幕戦を務めることになった。
CT開幕戦『Rip Curl Pro Bells Beach』は4月1日〜11日に開催。
2026年は多くのワールドチャンピオンが復帰。台頭する若手やゴールデンルーキーと共に新しいフォーマットで活気づいたシーズンが期待できる。
新しいフォーマットとキャンペーン
2026年CTは全12戦で争われ、ウィメンズ枠が18名から24名に拡大。
敗者復活戦とミッドシーズンカット、トップ5による「WSL FINALS」が撤廃され、シーズン後半は上位選手によるポストシーズンに移行。
最終戦のパイプラインはポイントが1.5倍になる。
また、WSLはワールドツアーの50周年を記念して新しいキャンペーン「Imagine What’s Next」を開始。
これはサーファーとファン主導。
未来志向の視点に立ち、サーフィンの最高の瞬間はこれから訪れるという信念に基づいて行われる。
具体的には3xのミック・ファニングによる英語のナレーションと、2019年のワールドチャンピオン、東京五輪の金メダリストのイタロ・フェレイラによるポルトガル語のナレーションを主軸とした新しいヒーローフィルムを中心に、競技サーフィンの歴史の深さを称えつつ、最もエキサイティングな時代はまさに今起きているのだということを伝えるそうだ。
10名のチャンピオンが集結

PHOTO: © WSL/Ed Sloane
50周年を迎えるワールドツアーの中でも10名のチャンピオンが参戦するシーズンは初。
ウィメンズサイドは6名。
ディフェンディングチャンピオン、モリー・ピックラム(AUS)を筆頭に2024年のケイトリン・シマーズ(USA)、2023年のキャロライン・マークス(USA)の若手ビッグ3と8xのステファニー・ギルモア(AUS)、5xのカリッサ・ムーア(HAW)、2xのタイラー・ライト(AUS)のベテランビッグ3が参戦。
ステファニーとカリッサは2023年以来のフルタイム復帰となる。
「今年は信じられないほどエキサイティングな年になると思うわ。私たちが再び『ドリーム・ツアー』に戻り、パイプラインで世界タイトルを決定する。本当に50周年にふさわしいわ。かつてないほど多くのワールドチャンピオンがツアーに揃っていることが、すべてを物語っている。今シーズンは火花が散るような激しい戦いになるはず。間違いなく、後世に語り継がれるような1年になるでしょう」
モリー・ピックラム
ブラジリアンのビッグ4

PHOTO: © WSL/Ed Sloane
メンズサイドは全てブラジリアンで、ディフェンディングチャンピオンのヤゴ・ドラ、3xのガブリエル・メディナ、2xのフィリッペ・トレド、イタロ・フェレイラの4名が参戦する。
ガブリエルは怪我から復帰してワイルドカードを与えられ、背番号を10から1に変更する。
「シーズンが始まるのは、本当に嬉しいね。長く、とても忙しいオフシーズンだった。ヒートに戻りたくてうずうずしているよ。今シーズンは非常に特別なものになると思う。ベルズは本当に楽しみにしている大会さ。ここでは、まだ自分のポテンシャルを最大限に発揮しきれていないと感じている。挑戦的な場所であり、もっと上を目指せる余地が多くあると感じているんだ。トロフィーのベルを鳴らすのが昔からの夢だよ」
ヤゴ・ドラ
4名の金メダリストが集結

PHOTO: © WSL/Ed Sloane
カリッサがツアーに復帰し、カウリ・ヴァースト(FRA)がクオリファイを果たしたことで、2026年のCTには東京五輪以来、サーファーのもう一つのステータスになっているオリンピックの金メダリストが4名全て揃う。
東京五輪のカリッサ、イタロ。
パリ五輪のカウリ、キャロライン。
また、東京五輪の銀メダリスト、五十嵐カノア、パリ五輪の銀メダリスト、オーストラリアのジャック・ロビンソンは2025年のベルズでファイナルを争った仲で、二人共に初のワールドタイトル獲得を狙っている。
CT開幕戦『Rip Curl Pro Bells Beach』は4月1日から開幕。
ファーストコールは現地時間4月1日の朝7時30分(日本時間同日朝6時30分)になる。
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
(黒本人志)























