サーフ、スノー、スケートが楽しめる施設「Trifecta」がシンガポールで10月オープン

新型コロナの渡航制限により、どの国でも壊滅的なダメージを受けることになった観光業。

そしてコロナ明けが見えるようになってきた2022年4月、シンガポールでは観光業の復興を後押ししようと政府観光局が資金を提供したスポーツをテーマにしたアトラクション建設を発表。

「Trifecta(トライフェクタ)」と名付けられたそのアトラクションとは、サーフィン、スケートボード、スノーボードができる施設で、今年2023年10月28日にオープンする運びとなりました。

トライフェクタの概要

シンガポールでショッピングエリアとして知られるオーチャードロードすぐ側に建設されたトライフェクタ。

グーグルマップではまだ情報がないのですが、サマーセット・スケート・パークの隣となります。

施設の規模はオリンピック用スイミングプールのおよそ4個分となる4,609平方メートルで、営業時間は年中無休で午前7時~深夜12時までオープン。

利用料金は一般的な60分のオープンセッションは以下の通り。

*サーフ:80ドル(約8,600円)~

*スケート:無料~

*スノー:60ドル(約6,500円)~

上記料金は最安となる「オフピーク」で、オフピークの時間帯は平日の午前10時~午後5時まで、そして日曜の午後7時以降で祝日は除く。

上記時間帯以外は「スタンダード」となり、料金が少し上がります。

また、コーチについてもらい指導してもらう「クラス」でも同様に料金がアップします。

スケートの無料が気になる方がいると思いますが、スケートは勝手に滑る分には無料で、クラスになると料金がかかるシステムです。

サーフの特徴

image: TRIFECTA SINGAPORE

・全長9.34メートルとアジアにおけるスタンディングウェイブとしては最大級

・業界大手のドイツのミュンヘンを拠点とする「シティウェイブ」によるスタンディングウェイブ技術

・特許取得済みディープウォーターパンプ技術を駆使した本物さながらなパワフルウェイブに安全な水深60センチ

・波の高さは初級者から上級者までレベルに合わせて0.9~1.5メートルに変更可能と自由自在

スノーの特徴

image: TRIFECTA SINGAPORE

・3Dムーブが可能な最先端ステーショナリースキースティミュレーター

・個人用のスノーボードやスキーの利用が可能な特殊加工のスキーカーペット

・購入希望の最新ギアのテスト可能

・エアバッグジャンプとジブエリアを備えたアジアで唯一のドライスロープのフリースタイルパーク

スケートの特徴

image: TRIFECTA SINGAPORE

・サーフスケート向けランプと一体化したプールスタイルのスケートボウル

・「プリティポイズン」や「クタスケートパーク」といったバリ島のスケートパークに携わった有名デザイナーによるデザイン

・遊び飽きない10種類以上のスケートボウル

・ボウルは雨水をリサイクルする貯水プールとしても利用可能

まとめ

横乗りスポーツとイメージが結びつかないシンガポールと言う事で、とても意外に感じた今回のニュース。

やはりサーフィンとスケートボードが東京五輪でオリンピックデビューしたことが大きいのかもしれません。

シンガポールを訪れる機会のある方は、是非ともトライしてみてはいかがでしょうか。

公式サイト「Trifecta

(World Surf Movies)

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