Photo: Minato Takahashi

S.LEAGUE グランドファイナル一宮、現地リポート(髙橋みなと)

皆さんこんにちは、髙橋みなとです。
25-26 シーズン最終戦となる、 さわかみS.LEAGUE GRAND FINALSが無事終了。
会場は一宮海岸で行われ、広い駐車場にキッチンカー、出店ブースもあり、コンテストはかなり盛り上がっていた。

今大会一番の注目を集めたのはメンズR2 H7、稲葉玲王vs西慶司郎

Photo: Minato Takahashi

R2でこの組み合わせ?!と見ているだけでワクワクさせてくれたエンターテイナー。
S.LEAGUEチャンピオンがかかっている慶司郎が玲王をコンビネーションスコアまで追い込んだが、そこから残り時間わずかでベスト2を揃えて大逆転。

ヒート前には同じくチャンピオン争いをしていた西優司に “俺に任せとけ!” と言葉を残し、見事優司をチャンピオンに導いた。

会場からは大歓声、まさかの逆転劇に会場は湧いた。

そのヒートを見ていた西優司

Photo: Minato Takahashi

兄慶司郎と玲王のヒートを、自身がチャンピオンかかっていることはもちろん、ひとつのヒートとして面白そうだなという気持ちでも観ていたという。

今後の活動や目標を聞くと、試合で勝つことはもちろん、チャンピオンらしい人間としての立ち振る舞いなども意識していきたいと、かっこいコメントをしてくれた。

表彰式ではスーツ姿で表れ、すでに王者らしい風格を漂わせていた。

いつも応援団の数がすごいマスターズクラス

今回ローカルシードで出場した石井勇次さん、そしてその勇次さん率いるUZチームの大貫克也プロが同じヒートにクレジット。そして2人揃ってラウンドアップ。チームの皆さんは大盛り上がり。

Photo: Minato Takahashi

そのマスターズはショートメンズ同様、最終戦まで年間チャンピオンが決まっていなかった。

チャンピオンはファイナルの結果次第。その選手紹介では、みんなでお揃いのTシャツを着た応援団が駆けつけた。

Photo: Minato Takahashi
Photo: Minato Takahashi

チャンピオンを獲るためには優勝が絶対条件だった牛越峰統プロ。
二年連続でその条件を突破し、見事チャンピオンに輝いた。

担がれている牛越峰統プロ Photo: Minato Takahashi

その難関を突破する秘訣を聞くと、やっぱり応援団のおかげです!と、会場まで足を運んでくれたチームの皆さんへの感謝を語っていた。

ロングボードウィメンズのチャンピオンは吉川広夏に決定

Photo: Minato Takahashi

この冬ミッドレングスや短いボードでも多く練習し、テールでコントロールするターンに磨きがかかった吉川。開幕戦の北海道ではラスト10秒で田岡なつみに逆転された苦い思い出があるが、今大会も最後の最後に田岡がいい波をキャッチ。ヒート終了するまで結果は分からず、また逆転されたかもしれないと北海道戦が頭をよぎる。

結果、スコアは僅かに届かず、開幕戦の無念を最終戦で晴らした。

そして一年ぶりにチームチャレンジも開催。

一番団結していたのはNSSA枠から参加のチーム “ローテート”

Photo: Minato Takahashi

チームチャレンジのために結成されたチームではなく、普段からチームで動き、一緒に練習、切磋琢磨しあっている仲間たち。この冬にはみんなでバリトリップに行き、ますます技術とチーム力が上がった。学生のサーフシーンを盛り上げる存在として、これからも活躍してもらいたい。

他チームに ”一番警戒しているチームは?” と聞いたところ、一番多く名前が上がったのがチーム一宮。

Photo: Minato Takahashi
Photo: Minato Takahashi
Photo: Minato Takahashi

コーチは田中英義プロ。
メンバーは大原洋人、塚本勇太、稲葉玲王、山本璃々の4人。

惜しくもセミで敗退、3位となったが、周りから警戒されるほどの圧倒的なメンバーで会場を盛り上げてくれたことは間違いない。

また次回チームチャレンジがある際にはぜひともリベンジしてもらいたい。

ガールズメンバーの中に1人だけボーイズという組み合わせで挑んでいたのはチームQuicksilver & ROXY。
休憩時間にはみんなでお菓子を囲み、終始和やかな雰囲気のテントだった。

Photo: Minato Takahashi

プロロングボーダー田岡なつみ、YouTuberでROXYチャンネルの編集も担当しているSasurai TV KANANちゃんも応援に駆けつけた。

Photo: Minato Takahashi

優勝したのはチームChannel Island Surfboards
コンテストシーンでは見かけることの少ない大橋海人、村上舜が参戦ということで、多くの注目を集めていた。

海人と舜ツーショット Photo: Minato Takahashi

このチームはとにかく雰囲気がよく、常に笑顔が溢れていた。

Photo: 佐藤アナウンサー

コーチの岡島広盛さんが終始言っていた言葉が、”このメンバー、最高でしょう?すごい演技をする選手たちだから、ぜひ会場に観にきてください”
大会だけでなく、業界ごと盛り上げたいと思っている岡島さんのアツイ想い、声を枯らしてまでの応援に、こちらも感動。
メンバーの須田喬士郎、石田海夏も大活躍し、見事優勝を飾った。

チームChannel Island Surfboards Photo: Minato Takahashi

今シーズン勝ち上がってきたトップしか出られないGRAND FINALS。
本戦のアツイ戦いはもちろん、マスターズ、チームチャレンジもとにかく盛り上がっていた。

その盛り上がりは、さすがプロフェッショナルな演技をした選手はもちろん、会場に足を運んでくれた観客の皆さんのおかげです。

優勝した大原洋人はインタビューで、“ファイナル中にビーチを見たらすごいたくさんの人がいて。地元の俺を応援してくれているんだろうなと思ったら嬉しくなった。 ここはUSオープン会場のハンティントンかと思わせてくれるほどのすごい人数だった。”とコメント。

洋人や牛越さんがコメントしていたように、多くの人が会場に足を運んでくれたことが、選手たちにとって大きなエネルギーとなり、さらに良いライディングをしていく。そこにまた反応してくれる観客がいて、会場全体が盛り上がる。そんなポジティブな連鎖が、この最終戦を特別なものにしてくれた。

その場にいた皆さんも大会の一部となっているような感覚。
本当に皆さんのおかげです。

またぜひ会場に足を運んでいただき、その空気を一緒に感じて欲しいです。
そう思ってもらえるよう、私たちスタッフもこれからも全力で頑張ります。

次戦、26-27シーズン開幕戦は7月、茨城レッグでスタートします。
皆さんお楽しみに!!

(髙橋みなと)

大貴&天獅 Photo: Minato Takahashi
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