現地時間6月8日、中米・エルサルバドルを舞台としたCT第5戦『Surf City El Salvador Pro』は4日連続で進行してメンズR3に突入。
会場のプンタ・ロカはハリケーンからの新しいウネリが入り、公式8-10ftレンジのクリーンなコンディションだったが、H4に入ってから一気に風が悪化したため、中断となり、ホールドの後にこの日はオフとなった。

R3のH2でイーライ・ハンネマン(HAW)と対戦した日本の五十嵐カノアは、1本目でファーストセクションを抜けた後のビッグターンからインサイドまで綺麗につないで5.17をスコア。
中盤、イーライは大きなマニューバーで6.67を返して逆転に成功するが、バックアップスコアを伸ばせず、最後に4.50を返したカノアが逆転に成功して開幕戦のベルズに続き、今シーズン2度目のQF進出を決めた。
次のQFはカラム・ロブソン(AUS)とのカードになる。
勝利者インタビュー

PHOTO: © WSL/Aaron Hughes
MC:接戦だったね。
本当に僅差のヒートだった。バックアップスコアの勝負になり、終盤には一度リードを奪いましたが、その後は必要な波が来なかった。
おめでとう。サイズが急激に上がった今日のポイントについて聞かせて。
カノア:ありがとう。
実は、ここでこんなに大きな波でブレイクするのを今までサーフしたことがなかった。
そもそも、ここがここまで大きくなることさえ知らなかったよ。
海に出てみると、普段とは全く違う表情をしていて、波を待つポジションもいつもと違い、全てが新鮮だった。
今朝はフリーサーフもしたけど、乗れたのはたった1本。だからヒートでは、とにかく状況に適応しようとしたんだ。
自分の感覚としては、完全にリズムをつかめていなかったね。
この波は特にリーフに沿ってしっかり走る良い波を見つけるのが難しい。今日は波が少しリーフから離れた場所でブレイクしているように感じた。
本来、プンタ・ロカは波がリーフに沿って張り付くようにブレイクして、そこでハイパフォーマンスなサーフィンができることで知られている。でも今日はそういう感じではなかったので、どの波を選ぶか、そしてその波をどうサーフするべきか、少し迷ったよ。
それでもヒートに勝てたので、とても満足している。

PHOTO: © WSL/Oscar Jimenez
MC:前回あなたが試合をした時と比べて、ボードのサイズは大きくした?
それとも小さくした?
カノア:今日は大きめのボードに乗ったよ。
6’1½”さ。
感触は良かったけど、面白いもので、セットは今8ftくらいある。でも、実際に探しているのは4ftくらいの波だった。結局、自分が乗ったのはそういう4ftくらいの波だった。
だから、どれだけ波が大きくなったとしても、少なくとも自分は、ある特定のサイズの波を探しているんだ。
その方がサーフしやすいし、波のフェイスが自分についてきてくれるような感覚で乗れるのさ。
でも、今日はそういう理想的な波を見つけることができなかった。

PHOTO: © WSL/Aaron Hughes

MC:あれ以降(前ヒートのインタビューですでに3本サーフボードを折ったと話していた)、サーフボードは折ってない?
カノア:ええ、折ってない。
でも、前のヒート以来、まだ1回しかサーフしていないので、その可能性自体がかなり低かったね。
MC:なるほど。
さて、サーフシティ・エルサルバドル。この場所は、WSLの大会だけでなく、それ以外も含めてあなたのキャリアにとって素晴らしい場所になっているよね。
このエリアの成長について、特にこの場所に関してはどのように感じている?
カノア:エルサルバドル、そしてサーフシティは、本当にサーファーの楽園だよね。
美しくて、最高の場所さ。
ここに来てから毎日ずっと晴れていて、本当に素晴らしい環境だよ。
正直、サーフィンしすぎてしまうくらいで、自分をコントロールしなきゃいけないほど。
今はヴォルカンのすぐ近くに滞在しているので、一日中サーフしたい気持ちを抑えるのが本当に大変なんだ。
だから時にはブラインドを閉めて、テレビでもつけて、無理やり海を見ないようにしている。というのも、ここにいると本当に一日中サーフしたくなるほど、とにかく楽しい波なんだ。
ここまで本当に素晴らしい滞在になっている。この勢いのまま勝ち進んでいけたら良いなと思う。




WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
(黒本人志)























