気象衛星画像(6月11日10:15)

週末はどこに波がある?TSN週間波予想(6月11日)

いつもと違う夏になりそうな令和2年。
夏本番の前の雨の季節は西から本格化しており、5月10日頃に梅雨入りした奄美を皮切りに沖縄、九州南部、四国。
6月10日頃には中国、近畿、東海が梅雨入り。

6月11日、関東甲信、北陸、東北南部、九州北部でも梅雨入りが発表された。

梅雨の時期は前線の動向で風の予想が変わりやすいため、最新の情報チェックも欠かさずに。

週末は梅雨前線が北上

今週末は梅雨前線が北上、14日の日曜日には低気圧が大陸、日本海北部を移動する模様。
前線の影響で関東では千葉以西、東海や近畿、九州まで広い範囲で南西風が強まる傾向となる見込み。

関東では湘南、千葉で風波が強まる傾向ながら、コンディション的には悪化が予想される。
千葉では風をかわす場所でのサーフィンが無難だろう。
茨城では北東風、後半は南西風に変わり、強まる傾向となる見込みだが、前線の動向次第で不安定になる可能性がある。
サイズ的には高気圧からの吹き出しによる南東よりのウネリや、前半に北東の風波が強まることが予想される。

西日本では広い範囲で南西の風波が強まる可能性があるが、コンディション的には期待出来ない。
風が強まる前の前半に少しでも出来る場所があれば行動するのが無難。
なお、特に後半は風とサイズアップによる危険なカレントが発生しやすくなりそうなので、絶対に無理な行動はしないように。

日本海では基本的にこの時期らしい穏やかなコンディションが続きそうだが、石川以西では14日の日曜日に西〜南西の風波が強まる可能性がある。
但し、多くの場所で波質は期待出来ないだろう。

Waveシミュレーター 提供:BCM
週間天気図 6/14(日)21時/提供:BCM

(THE SURF NEWS編集部)

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