(ファイナリスト)PHOTO: © WSL

2024年CS枠が確定!QS5,000『Burton Automotive Pro』 & 『Newcastle Racecourse Women’s Pro』

アジア、オーストラリア/オセアニアリージョナルの2024年CSクオリファイをかけた最後のイベント、QS5,000『Burton Automotive Pro』 & 『Newcastle Racecourse Women’s Pro』がオーストラリア・NSW州のニューキャッスルで開催。
現地時間3月17日にファイナルデイを迎えた。

アジアリージョナルではキアン・マーティン(SWE)と脇田紗良(JPN)がQSタイトルを獲得してCSクオリファイも決定。
オーストラリア/オセアニアリージョナルではジョエル・ヴォーン(AUS)、エリー・ハリソン(AUS)がQSタイトルを獲得した。

ワイルドカードを除いたアジア枠が確定

(CSクオリファイを決めた松岡亜音)PHOTO: © WSL

CSクオリファイは各リージョナルの2023年4月から2024年3月までに開催されたイベントのトップ5のランキングが使用され、日本人に関係するアジアリージョナルは男子6名、女子4名の枠が用意されている。
その内、男子5名、女子3名はランキング上位で、残り各1名はワイルドカードになる。

男子はキアン・マーティン(SWE)、伊東李安琉、大音凛太、安室丈、大原洋人の5名。
女子は脇田紗良、松岡亜音、都筑有夢路の3名が確定。
ワイルドカードの各1名は今後発表される。

(伊東李安琉)
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初の2連覇を達成したジョエル・ヴォーン

(ジョエル・ヴォーン)
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QS5,000『Burton Automotive Pro』 & 『Newcastle Racecourse Women’s Pro』はオーストラリア・ニューキャッスルの伝統的イベント「Surfest」の一環として開催。
メンズは38年の歴史で初めて、シドニー・ノースシェリー出身の20歳、ジョエル・ヴォーンがウィンター・ヴィンセント(AUS)を倒して2連覇を達成した。

「2連覇を達成した男性初となれたことは本当に嬉しいよ。昨年優勝したことで一週間を通して自分の名前が刻まれ、来年も同じように名前が刻まれるのを見れるのは嬉しいね。QSリージョナルで優勝することは目標だった。昨晩計算したら2位ではダメなんだと思った。ファイナル中もずっとそれを考えていて、優勝して達成できたのは最高の気分さ」

(ウィンター・ヴィンセント)
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イベント前半から活躍していたジョエルはQFとSFで9.70をスコアして最高の形でファイナルに進んだ。
ファイナルでは2本目でエアーリバースを成功させて8.00。ウィンターは2ターンのコンボで7.17を返すが、ジョエルは残り15秒でプライオリティを使ってテイクオフ。巨大なエアーリバースで8.60をスコアして優勝した。

なお、メンズのオーストラリア/オセアニアリージョナルではジョエルを始め、ダコダ・ウォルター(AUS)、アリスター・レジナート(AUS)、ジャーヴィス・アール(AUS)、モーガン・シビリック(AUS)、トゥルー・ワイリー(AUS)、オスカー・ベリー(AUS)、ウィンター・ヴィンセント(AUS)の7名がCSクオリファイを確定させた。

今回2位になった19歳のウィンターはジュリアン・ウィルソンのコーチの元でクオリファイを決め、「最高に嬉しい。この大会に出場する前、CSクオリファイは期待していなかった。ただ突き進み、支えてくれた人のお陰で上手くいったんだ。ジュリアン・ウィルソンの経験がファイナルまで導いてくれ、ベストを尽くすのに役立ったと思うよ」とコメントを残している。

(コーチを務めたジュリアン・ウィルソン)
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18歳のエリー・ハリソンが優勝

(エリー・ハリソン)
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ウィメンズサイドはCS2023年ランキングからリクオリファイを決めていた18歳のエリー・ハリソン(AUS)がQS5,000での初優勝を決めた。

ビクトリア州出身のエリーはニュージーランドのサフィ・ヴェットとファイナルを争い、パワフルなフロントサイドでビッグカービングとクローズセクションでのレイバックで7.83を出して6.33のバックアップスコアを重ねた。
サフィーはQFでブロンテ・マコーレー(AUS)、SFでニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)と元CT選手を倒してのファイナル進出だったが、エリーとの対戦では失速。
逆にエリーはファイナルがピークとなり、圧勝となった。

「最高だわ。このイベントでの優勝は非常に名誉。私が憧れている多くの選手が優勝してきたわ。イベントを運営しているすべての人、私を支えてくれるすべての人に感謝する。先週は『Australian Boardriders Battle』で疲れたけど、目標を持って1日を大切に積み重ねた。調子が良くない日もあったけど、やる気を保ってサーフィンを続けたわ。この優勝は本当に大きな自信になる」

(パリ五輪出場も決めているサフィ・ヴェット)
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ウィメンズのオーストラリア/オセアニアリージョナルのCSクオリファイを達成したのは、エリーとサフィの他、ペイジ・ハレブ(NZ)、フィリッパ・アンダーソン(AUS)、ロジー・スマート(AUS)の5名。

サフィは2024年パリ五輪にも『2023 Surf City El Salvador ISA World Surfing Games』の結果で出場権を獲得している。

2024年CSシーズンは4月27日〜5月4日にゴールドコーストで開催される『Bonsoy Gold Coast Pro』から開幕する。

QS5,000『Burton Automotive Pro』結果
1位 ジョエル・ヴォーン(AUS)
2位 ウィンター・ヴィンセント(AUS)
3位 モーガン・シビリック(AUS)、マイキー・マクドナー(AUS)
5位 オスカー・ベリー(AUS)、デーン・ヘンリー(AUS)、伊東李安琉(JPN)、ボーディー・ウィリアムズ(AUS)

QS5,000『Newcastle Racecourse Women’s Pro』結果
1位 エリー・ハリソン(AUS)
2位 サフィ・ヴェット(NZL)
3位 ロジー・スマート(AUS)、ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)
5位 脇田紗良(JPN)、松岡亜音(JPN)、ブロンテ・マコーレー(AUS)、ホリー・ウィリアムズ(AUS)

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

(空海)

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