(オープンウィメンは日本がワンツーフィニッシュ) via naminori _japan instagram

日本代表が団体優勝!『ASF ASIAN SURFING CHAMPIONSHIPS 2023』

2019年に設立されたASFことアジアサーフィン連盟の第2回目となるコンテスト、『ASF ASIAN SURFING CHAMPIONSHIPS 2023』がモルディブのコークスポイントで開催され、9日間に渡る長い戦いの末、日本代表が個人で11個のメダル、アロハカップでもメダルを獲得。団体では金メダルを獲得してアジアのトップに立った。

ASFはISAの承認も受けており、将来的にアジアサーフィン選手権がアジアオリンピックの選考大会となる可能性がある重要な大会。
第2回目のクラスはオープンのメンとウィメン。
U18のボーイズとガールズ。
オープンのメンとウィメンによるアロハカップが行われた。

参加国はアフガニスタン、中国、台湾、香港、インド、インドネシア、イラン、日本、モルディブ、フィリピン、韓国、スリランカ、タイ、シンガポール、バングラデシュ、レバノン、マレーシア、パレスチナ、モンゴル、サウジアラビアの18か国。

日本代表波乗りジャパン派遣選手は渡邉壱孔、佐藤利希、足立海世、髙井汰朗。ウィメンは佐藤李、庄司莉花、池田美来、髙橋花音と18歳以下の選手で構成された。

オープンクラスで佐藤李が金メダル

(佐藤李)
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今回、18歳以下の選手を揃えた波乗りジャパン。
オープンクラスでも活躍してウィメンズでは佐藤李、池田美来の二人がファイナルに残り、インドネシアのデア・ナタシヤ、タイのイザベル・フェイ・ヒッグスとファイナルを戦った。
このヒートは佐藤李、池田美来の二人の争いとなり、クロスヒートになったが、最後は佐藤李が9.33をスコアしてトータル17.83で圧勝した。

(佐藤李)
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メンズサイドは佐藤利希、 渡邉壱孔がファイナルに残り、インドネシアの ダニー・ウィディアント、モルディブのフセイン・アリーフと対戦。
序盤からフルスロットルのダニーが8.50と9.33をまとめて2位以下に付け入る隙を与えずに優勝。
2位は6.83と7.07を出した佐藤利希、渡邉壱孔は4位でフィニッシュした。

U18は日本代表がほぼ完璧に決める

(渡邉壱孔)
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U18はボーイズ、ガールズ共にほぼ完璧なゲームとなった。

メンズは4名全てがファイナルに進み、今大会で2つのパーフェクト10を出した渡邉壱孔が7.00、8.00を重ねて主導権を握る。
序盤にリードしていた佐藤利希も追い上げるが、渡邉壱孔が更にスコアを伸ばしてこの勝負を制し、金メダルを獲得した。

(渡邉壱孔)
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(佐藤利希)
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ガールズはISAのWSGで14歳の新鋭として注目されていた中国のスーチー・ヤンと3名の日本人選手のファイナル。
序盤から髙橋花音が主導権を握っていたが、オープンクラスで金メダルを獲得した佐藤李と池田美来が後半に追い上げ、スーチーも絡むトップ争いを繰り広げた。
結果、6.00と8.00を出した佐藤李がトータル14.00でダブル優勝を決めた。

『ASF ASIAN SURFING CHAMPIONSHIPS 2023』結果
オープンメン
1位 ダニー・ウィディアント(INA)
2位 佐藤利希(JPN)
3位 フセイン・アリーフ(MDV)
4位 渡邉壱孔(JPN)

オープンウィメン
1位 佐藤李(JPN)
2位 池田美来(JPN)
3位 デア・ナタシヤ(INA)
4位 イザベル・フェイ・ヒッグス(THA)

U18ボーイズ
1位 渡邉壱孔(JPN)
2位 佐藤利希(JPN)
3位 髙井汰朗(JPN)
4位 足立海世(JPN)

U18ガールズ
1位 佐藤李(JPN)
2位 スーチー・ヤン(CHN)
3位 池田美来(JPN)
4位 髙橋花音(JPN)

アロハカップ
1位 中国
2位 日本
3位 モルディブ
4位 レバノン

大会HP:https://www.msasurf.org/asc/
アジアサーフィン連盟HP:https://asiansurfing.org/

(THE SURF NEWS編集部)

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