2028年ロス五輪の会場でもあるカリフォルニアのローワー・トラッセルズを舞台としたCS第9戦『Lexus Trestles Pro』が現地時間9月11日のウェイティングピリオド初日に開幕。
公式4-6ftレンジとサイズは十分あったものの、朝から怪しい風が吹き、メンズR1の2ヒートが終了した時点でオンホールド。
結局、再開はされずにこの日はオフとなった。
ネクストコールは現地時間9月12日の朝7時35分(日本時間の同日23時35分)で、30分後にスタート予定。
なお、明日以降はサイズダウンに加えて風も悪い予想が出ている。

南アフリカ対決を制したルーク

PHOTO: © WSL/Emma Sharon
ポストシーズン前の重要なイベントとなる今回の1戦。
特にランキング下位の選手にとっては来年のツアー残留にも関わる。
H1はルーキーのルーク・トンプソンと怪我で欠場が続くジョーディ・スミスのリプレイスメント、マシュー・マクギリヴレイとの南アフリカ対決となり、ルークがレフトで5.33を出して主導権を握り、4.83のバックアップスコアを出して勝利。
マシューは最後に6.17とヒートのハイスコアを返したが、逆転には届かなかった。


PHOTO: © WSL/Emma Sharon

「コロヘのところに滞在しているんだ。僕やファーストラウンドの選手の半分くらいを泊めてくれていて、面倒を見てくれている。彼はいつもみんなを温かく迎え入れてくれる。彼と一緒に過ごしながらアドバイスをもらったりしていて、本当に親切にしてもらっているよ。彼はすごく気さくでサバサバしている。本当に最高の人だよ。海の中は難しいコンディションだったけれど、まずは最初のヒートを無事に終えられて本当に嬉しい。同じ南アフリカ出身の選手と当たるのは辛いね。マットと僕にとって、これで直接対決は4回目。かなり酷な引き合わせだよね。終わってホッとしたけれど、ツアーにいる唯一の同郷と最初のヒートでぶつかるのはついてないね」
ルーキーシーズンはR2が壁となり、ランキング33位と最下位に近いルーク。
彼は10歳の時に南アフリカの海沿いに移住。ダウンタウンにいるストリートチルドレンがストリートを脱するための支援をすることを目的に設立された「Surfers Not Street Children」と活動を続け、今回の賞金の一部を寄付すると話している。
「『サーファーズ・ノット・ストリート・チルドレン』という団体と活動しているんだ。彼らは南アフリカ選手権やワールド・ジュニア選手権に出場する子供たちをたくさんサポートしている。本当に素晴らしい団体で、ほぼ彼らと一緒に育ってきたようなものなんだ。その両方の大会で協力し、今回の賞金の一部も寄付する予定だよ。もっと勝ち進んで、彼らに恩返しができたらと思っている」
アウェイでの難しい戦いに勝ったイーライ

PHOTO: © WSL/Emma Sharon
H2では同じく最下位に近いイーライ・ハンネマン(HAW)がローカルトライアルで優勝したヘイデン・ロジャースと対戦。
地元サンクレメンテの応援団が見守る中、4〜5ポイント台のクロスゲームとなり、イーライが僅かにリード。レフトでの2ターンで出した5.50が勝負の決め手となり、最後はプライオリティを維持したままヒートを勝ち上がった。


PHOTO: © WSL/Emma Sharon


「ヒートの始まりあたりで一気に状況が変わって、本当に難しい波になってしまった。南風がかなり強く入ってきたように感じたよ。ヒートを通過できて良かったし、ヘイドは今年絶好調だから、一筋縄ではいかない戦いになるのは間違いなかったね。ヒートで犯したいくつかのミスを乗り越えて勝ち上がることができて本当に良かった。今年は勝ち上がれなかったものの、良いパフォーマンスができたヒートが多くあった気がする。今回は自分のベストな内容ではなかった。でも、勢いになる大きな変化になったよ」
なお、20歳のヘイデンは今年のCS第2戦『Lexus US Open of Surfing』で3位になる活躍を見せたサンクレメンテのアップカマー。
コロヘ・アンディーノの「Steko」が一押ししている選手でもある。
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
2026 Lexus Trestles Pro Men’s Round 1 Results (1 & 2):
HEAT 1: Luke Thompson (RSA) 10.16 DEF. Matthew McGillivray (RSA) 9.34
HEAT 2: Eli Hanneman (HAW) 9.73 DEF. Hayden Rodgers (USA) 9.67
2026 Lexus Trestles Pro Men’s Round 1 Matchups (Heats 3 & 4):
HEAT 3: Joel Vaughan (AUS) vs. Oscar Berry (AUS)
HEAT 4: Mateus Herdy (BRA) vs. Taj Lindblad (USA)
2026 Lexus Trestles Pro Women’s Round 1 Matchups:
HEAT 1: Stephanie Gilmore (AUS) vs. Brisa Hennessy (CRC)
HEAT 2: Alyssa Spencer (USA) vs. Tya Zebrowski (FRA)
HEAT 3: Anat Lelior (ISR) vs. Vahine Fierro (FRA)
HEAT 4: Yolanda Hopkins (POR) vs. Sally Fitzgibbons (AUS)
HEAT 5: Tyler Wright (AUS) vs. Francisca Veselko (POR)
HEAT 6: Bettylou Sakura Johnson (HAW) vs. Bella Kenworthy (USA)
HEAT 7: Nadia Erostarbe (ESP) vs. Eden Walla (USA)
HEAT 8: Caroline Marks (USA) vs. Kirra Pinnkerton (USA)
(黒本人志)























