毎週日曜日更新の五十嵐カノアのYouTubeシリーズ「EYE OF THE STORM」の新エピソードが公開!
今回はニュージーランドの後編。
1ヒート目で勝った後のレイデイの過ごし方と試合再開後の模様が収録されている。
ルアプケビーチでのフリーサーフィン

CT第4戦『Corona Cero New Zealand Pro』は大会3日目を終えてから4日間ウネリが途切れた。
しかし、波の宝庫でもあるニュージーランドは少し車を走らせれば十分な波がある。
カノアはGoogleマップで見つけたビーチブレイクに狙いを定めた。
カノアが見つけたビーチはラグランの南に位置するルアプケビーチ。
ライト、レフト共にある質の良いビーチブレイクで、一般サーファーに紛れてフリーサーフィンを楽しんだ。

Image: Kanoa Igarashi(YouTube)
少年と釣りをする

暇を持て余したカノアは釣りをしていた親子に話しかけ、しばし釣りを楽しんだ。
親子はカノアのことを知らず、ごく普通の旅行者と地元民のふれあいのようだった。
どこに行っても囲まれてしまうような存在のカノアにとって、それはプロサーファーではなく、一人の人間として心休まる時間であり、印象的なできごとだったと感じる。

楽園での葛藤

Image: Kanoa Igarashi(YouTube)
4日間のレイデイを経て再開したコンテスト。
カノアの相手はのちに優勝することになるブラジリアンのイタロ。
強敵との対戦を前にヒート前はいつもより緊張した顔だった。

Image: Kanoa Igarashi(YouTube)
そして、結果はイタロの圧勝。
ラグランの波はバリエーションが多く出せるフロントサイドの選手に有利であり、今回はそれが見事にハマっていた。
「どんなヒートも勝ち抜くことが不可能に思えてならない。不可能に感じる。あれほど懸命にやってきたというのに。これ以上、何をすればいいのか分からない。7ポイントを超えることができない。良い波を強烈に攻めているというのに。波に乗っていても、上限があるようなんだ。これが僕の現状だ。ヒートを勝ち抜くのは、本当に難しいと感じる。本当に難しい」
これがヒート後のロッカールームでコーチのスネークに話した本音。
華やかな舞台の裏で厳しい現実を感じているのだ。
家に戻る前に一言

「オーストラリア/ニュージーランドのレッグを終えた。4つのイベントを終えて、理想的とは言えなかった。決して満足はしていないけど、更に悪かった可能性もあった。良いサーフィンができている感覚はあるんだ。ただ、どうしてもリズムに乗れていないような気がする。だから、どうすればもっとリズムをつかめるのかを解明しなければならない。この動画を見ている誰か、僕がリズムを取り戻す助けをしてくれる人がいれば最高だ。ぜひコメント欄に残してほしい。分からないけれど。少し奇妙な感覚なんだ。
まあ、時間の問題だろう。サーフィン自体は仕上がっていると感じるし、通常それは最も難しい部分だ。だから、ただプロセスを信じてやり続けるつもりだ。数日間カリフォルニアで過ごし、散髪をして、それから南へ向かう。なぜなら波が上がりそうだからね。
家に帰って、リセットし、友人や家族との時間を楽しみ、願わくは一年の半ばを良いものにしたい。まだ大きな追い上げをかけるための好位置にいる。あとはヒートを勝ち抜き、今年を軌道に乗せる必要がある。ここから長い帰路につく。それが全て。また来週の日曜日に会おう」
4戦を終えた時点のカノアのランキングは13位。
1年は長く、まだ戦いは始まったばかり。
次のカリフォルニア編を楽しみに待とう!
(染谷たかし)



















