(コラピント親子) PHOTO: © WSL/Emma Sharon

コラピント親子が出場!?CT第9戦『Lexus Trestles Pro』2日目

現地時間9月12日、カリフォルニアのローワー・トラッセルズを舞台としたCT第9戦『Lexus Trestles Pro』はウェイティングピリオド初日から2日連続で進行したが、またしても早い段階でコンディションが悪化したため、僅か5ヒートとエクスプレッションセッションでこの日はオフとなった。

なお、2日間はサイズダウンに加えて風が悪い予想のため、再開は9月15日に設定。
ネクストコールは朝7時30分(日本時間の同日23時30分)で30分後に開始予定。

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オスカー・ベリーがCTで初のヒート勝利

(念願のヒート勝利を決めたオスカー・ベリー)
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僅か5ヒートでもいくつかのドラマが生まれたこの日。

2ヒート行われたメンズR1ではオスカー・ベリー(AUS)がツアー2年目のジョエル・ヴォーン(AUS)と対戦。

ルーキーのオスカーはここまで全てR1で敗退しており、ランキングも最下位。
スネークことジェイク・パターソンの「SnakeTales」にはレギュラーのように登場して陽気な姿を見せているが、このままでは1シーズンでCT脱落となる崖っぷちの選手の一人。

ヒートではフロントサイドでの大きなカービングで6.50を出して主導権を握り、もう一つの6ポイント台を出してレールワークとエアーのコンボで対抗したジョエルに競り勝った。

たかがR2進出ながら、オスカーにとっては優勝したかのような瞬間だった。

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(ジョエル・ヴォーン)
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「肩の荷が下りた。本当に最高だよ。CT9戦目にして、ようやく最初のヒートを勝てたんだ。大親友のジョエルが相手だったのは複雑だけど、良いパフォーマンスを見せて、自分もやれるんだって証明できたのは素直に嬉しいね。ヒートが始まる直前、この対戦のことを考えて鳥肌が立ってきたんだ。人生で初めて、確か2回目に出た国内の大会の時、彼にボコボコにされてさ。その後、何度も負けてきた。子供の頃からずっと見ていたこのトラッセルズの舞台で、彼と一緒にCTのヒートを戦えたのは本当に最高だよ」

ほっとしたのも束の間、R2ではヤゴ・ドラ(BRA)とのカードになる。
ヤゴはディフェンディングチャンピオンであり、昨年のワールドチャンピオン。
つまり最強の男という高い壁がオスカーの前にそびえ立つ。

メンズR1のもう一つのヒートはマテウス・ハーディ(BRA)が勝利。
対戦相手のタジ・リンドブラッド(USA)は、ウィメンズのソーヤ・リンドブラッド(USA)の弟で、ワイルドカードで出場。
1本の波で2回のエアーを成功させて7.33を出したが、バックアップが足らず、5ポイント2本のマテウスに敗退した。

(マテウス・ハーディ)
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(タジ・リンドブラッド)
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リベンジを果たしたブリッサ

(ブリッサ・ヘネシー)
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メンズR1の残りヒートの後に行われたウィメンズR1は8ヒート中の3ヒートのみ進行。

H1は2022年の「WSL Finals」のリターンマッチとなるブリッサ・ヘネシー(CRI)とステファニー・ギルモア(AUS)のカードになり、1本目で6.00を出したブリッサが先行。
その後もブリッサのペースでヒートは進行して僅差のゲームを制した。

PHOTO: © WSL/Emma Sharon
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今イベントはポストシーズンの最後の1戦となり、ブリッサ、ステファニー共にカットライン下にいる。
8度のワールドタイトルを持つステファニーは、2シーズンの休暇を経てワイルドカードで復帰。
地元ゴールドコーストでの優勝以外は全てR1敗退と同じく復帰しながらもカレントリーダーの座を手に入れたカリッサとは、対照的なシーズンを送っている。

ステファニーはこの敗退でポストシーズン進出の可能性が消え、来年のツアー残留も危なくなっている。

「ポストシーズンについてはあまり深く考えていなかったけれど、間違いなく大きな試練よ。今回のような勝利が私たちが生き甲斐と感じるような小さな瞬間なんだと思う。今年は色々なプレッシャーがかかる状況に置かれてきたから、居心地が悪いと感じる時でも、少しずつ落ち着いて対処することを学んでいるわ。ステフと対戦することになって、ドローの中で一番タフな組み合わせだと思った。2022年に彼女と戦った時は、最後の最後にやられてしまった。彼女は波の上で本当に規格外だし、今回のヒートはかなり運が良かったと感じている」

(ツアー残留も危なくなったステフ)
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ハイエストはティヤ・ゼブラウスキ

(ティヤ・ゼブラウスキ)
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バックハンドでのクリティカルセクションでのターンの連続で8.00とここまでの大会ハイエストを出したティヤ・ゼブラウスキ(FRA)がアリッサ・スペンサー(USA)とのカードを制した。

ティヤとアリッサもポストシーズンのカットライン下にいる選手。
ブラジル戦での2位の後、再びR1が壁になった彼女にとって今日のヒート勝利が持つ意味は大きい。

「ここは私の大好きな波の一つだし、8.00を出してヒートを勝ち上がれて本当に嬉しい。良いバックアップは揃えられなかったけれど、勝ち抜けたからそれが一番大事。今はとにかくこの流れを維持して、できればブラジル以上の結果を残したいわ。2年前、ジョン・ジョンとケイトリンが優勝した時にファイナルズを観に来ていて、ここで大会に勝ちたいって心から思っていたの。今日は試合ができて本当に楽しかったし、この大会中も波が続いてくれることを願うわ」

まだ15歳のティヤにとって、ルーキーイヤーでの試練は将来の栄光へとつながる貴重な経験となるだろう。

PHOTO: © WSL/Emma Sharon
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本日の最終ヒートはヴァヒネ・フィエロ(FRA)とアナット・レリオール(ISR)が対戦。
フロントサイドで7.83を出したヴァヒネが勝利。

この二人もポストシーズンのカットライン下にいる選手で、ライブランキングでも20位にいるヴァヒネは今イベントで大きな結果を求められている。

なお、メンズR2ではコナー・オレアリーがカラム・ロブソン(AUS)、五十嵐カノアがクロスビー・コラピント(USA)と対戦する。

(ヴァヒネ・フィエロ)
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WSL 50 Trestles Expression Session

PHOTO: © WSL/Emma Sharon

全てのヒートの後、WSLの50周年を記念してサンクレメンテのアイコンによる1時間のエクスプレッションセッションが開催された。

セッションは20代のソーヤ・リンドブラッドから50代のディノ・アンディーノ、60代のマイク・パーソンズなどの2世代に渡り、サンクレメンテにおけるサーフィンファミリーの豊かな歴史を称え、祝福する形で行われた。

【出場選手】

・ディノ&コロヘ・アンディーノ
・マイク&グラント・パーソンズ
・マーク&ソーヤー・リンドブラッド
・シェーン&ノア・ベシェン
・ミッチ&グリフィン・コラピント

(コロヘ・アンディーノ)
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(コロヘ・アンディーノ)
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(ノア・ベシェン)
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WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

2026 Lexus Trestles Pro Men’s Round 1 Results (Heats 3 & 4):
HEAT 3: Oscar Berry (AUS) 12.73 DEF. Joel Vaughan (AUS) 11.26
HEAT 4: Mateus Herdy (BRA) 11.40 DEF. Taj Lindblad (USA) 11.27

2026 Lexus Trestles Pro Women’s Round 1 Results (Heats 1 – 3):
HEAT 1: Brisa Hennessy (CRC) 10.90 DEF. Stephanie Gilmore (AUS) 10.10
HEAT 2: Tya Zebrowski (FRA) 13.33 DEF. Alyssa Spencer (USA) 12.23
HEAT 3: Vahine Fierro (FRA) 12.16 DEF. Anat Lelior (ISR) 11.50

2026 Lexus Trestles Pro Women’s Round 1 Matchups (Heats 4 – 8):
HEAT 4: Yolanda Hopkins (POR) vs. Sally Fitzgibbons (AUS)
HEAT 5: Tyler Wright (AUS) vs. Francisca Veselko (POR)
HEAT 6: Bettylou Sakura Johnson (HAW) vs. Bella Kenworthy (USA)
HEAT 7: Nadia Erostarbe (ESP) vs. Eden Walla (USA) 
HEAT 8: Caroline Marks (USA) vs. Kirra Pinnkerton (USA) 

2026 Lexus Trestles Pro Men’s Round 2 Matchups:
HEAT 1: Connor O’Leary (JPN) vs. Callum Robson (AUS)
HEAT 2: Griffin Colapinto (USA) vs. Rio Waida (INA)
HEAT 3: Yago Dora (BRA) vs. Oscar Berry (AUS)
HEAT 4: Kauli Vaast (FRA) vs. Barron Mamiya (HAW)
HEAT 5: Marco Mignot (FRA) vs. Joao Chianca (BRA)
HEAT 6: Italo Ferreira (BRA) vs. Eli Hanneman (HAW)
HEAT 7: Kanoa Igarashi (JPN) vs. Crosby Colapinto (USA)
HEAT 8: Ethan Ewing (AUS) vs. Alejo Muniz (BRA)
HEAT 9: Leonardo Fioravanti (ITA) vs. Luke Thompson (RSA)
HEAT 10: Morgan Cibilic (AUS) vs. Cole Houshmand (USA)
HEAT 11: George Pittar (AUS) vs. Alan Cleland (MEX)
HEAT 12: Samuel Pupo (BRA) vs. Jake Marshall (USA)
HEAT 13: Gabriel Medina (BRA) vs. Mateus Herdy (BRA)
HEAT 14: Jack Robinson (AUS) vs. Seth Moniz (HAW)
HEAT 15: Liam O’Brien (AUS) vs. Filipe Toledo (BRA)
HEAT 16: Miguel Pupo (BRA) vs. Ramzi Boukhiam (MAR)

(黒本人志)

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