イタロ・フェレイラを称える銅像が故郷バイア・フォルモサに完成

イタロ・フェレイラの出身地である、ブラジル北東部の小さな港町バイア・フォルモサのポンタルビーチに、東京オリンピックでの金メダルと2019年のワールドチャンピオンを記念した銅像が1月14日に完成した。

この像は、東京オリンピックで五十嵐カノアと対戦した決勝戦の直後、金メダル確定の瞬間を捉えたフランシスコ・セコによる写真がモチーフ。有名な彫刻アーティストのグアラチ・ガブリエルが12フィート(約3.7メートル)の像を完成させた。今後、エリアの観光スポットとなり、観光客を引き付けることが期待されている。

モチーフとなった瞬間 Photo: THE SURF NEWS / Yasuma Miura

Instagramの投稿でイタロは語っている。

「私が生まれ、幼少期を過ごし、遊び、サーフィンをし、成長し、仲間がいて、大好きなサーフィンで世界中を駆け巡ることを可能にしたポンタルという場所に、自分の名誉を称える銅像ができるとは夢にも思っていなかった。私の国、私の州、私の都市バイア・フォルモサ、そして主に東北地方のすべての人々にエネルギーを捧げ続けるために、健康でいられる機会を与えられたことを神に感謝します。Big kiss。」

イタロ・フェレイラ

世界を転戦する彼は今でも、生まれ育ったこのホームタウンに拠点を置いており、昨年リリースされたイタロのドキュメンタリー映像「イタロ・フェレイラ -絶対王者の軌跡-」でもその良好で密接な関係性を感じ取ることができる。自分自身をインスピレーションと捉え、努力によって報われると信じるイタロのさらなる活躍と挑戦に期待だ。

(THE SURF NEWS編集部)

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