John John Florence(YouTube)

ジョン・ジョン・フローレンスが超スローモーション映像を公開した意図とは?

2021年CTシーズンの開幕戦、「パイプマスターズ」で優勝。
自らのブランド『Florence Marine X』の社長にパット・オコーネルが就任してビジネス面でも地盤を固めるなどコロナ禍においても順調に物事が進んでいるジョン・ジョン・フローレンス。

私生活ではセーリングを趣味にするなど他のCTサーファーとは違うことをしているが、自身のYouTubeチャンネルで公開した最新の動画も、この業界ではタブーとされているオールスローモーションのライディング映像を堂々とフルで使用してちょっとした話題になっている。

「Slow it down Nine waves @ 300fps」と題されたこの動画。

ホームでの9本のライディングを300fpsで撮影して公開。
fps=1秒間の動画で見せる静止画のコマ数で、一般的なスローモーション撮影で使用されるのは60fps、超スローモーションでも120fpsが主流なので、300fpsがいかに大きな数値かが分かると思う。
更にYouTubeで視聴可能な最も大きな4Kの解像度を使用。
滑らかかつ鮮明、画面上の全ての動きが明確に読み取ることができる。

マーガレットリバーを除くとスモールウェーブでの戦いになりそうなCTオーストラリアレッグの直前にあえて自身のスモールウェーブでの映像をこのように際立つ形で出してきたのは、何かの意図があるのかもしれない。

それは全身『Florence Marine X』、サーフボードまでブランドのイメージカラーで統一した自分を広告塔とした宣伝なのか?
ライバルにスモールウェーブでの圧倒的な完成度を見せつけた牽制なのか?

CTオーストラリアレッグは、まもなくスタートする。

(空海)

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