PHOTO:© WSL / Cestari

ジョンジョンの怪我復活からオリンピックまでを描いたドキュメンタリー「TOKYO RISING」

2019年シーズンはワールドタイトルの他に東京オリンピックの出場権をかけた激しい争いがあり、特に強豪揃いのアメリカ代表の2枠は熾烈を極めた戦いだった。

最終的に残ったのは、コロヘ・アンディーノ、ジョン・ジョン・フローレンス、ケリー・スレーターの3名。
特にジョン・ジョンとケリーは僅差で、その争いは最終戦までもつれ込み、僅か1ランク差でジョン・ジョンが代表の座を手に入れた。

WSLファンならご存知の通り、ジョン・ジョンは2018年に右膝の前十字靭帯の損傷で戦列を離れ、2019年に復帰して破竹の勢いで勝利を重ねたにも関わらず、同じ場所を痛めてしまい、再びツアーを休んで手術することを選ぶ。
そして、リハビリの末、東京オリンピックの出場権のために最終戦に出場した経緯があったのだ。

怪我からの復活、東京五輪出場とまるで映画やドラマのようなこの展開をドキュメンタリー作品として完成させたのが、今回の「TOKYO RISING」だ。

公式YouTubeでトレイラーが公開され、英語圏のAmazon Prime Videoでは11月12日から本編が既に公開されている。他の言語圏では近日中公開予定とのことで日本での公開も楽しみにしたい。

(空海)

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