サーフィン系ポッドキャストの「Aint That Swell」にCTのニュージーランド戦で2位になったモーガン・シビリックが登場。
ニュージーランド戦は優勝したイタロ、前日にパーフェクト10を出したヤゴと二人の印象が強く、2021年以来のファイナル進出を果たしたモーガンは影が薄かった。
しかし、彼がラグランで見せたバックハンドのレールワークはオージーを象徴するようなサーフィンであり、もっと評価されるべき次元でもあったと感じたCTファンも多かったのでは?
今回のポッドキャストでは、表彰台では決して語られない本音をマイクの前で話している。
オーストラリアのキャンプ内では、ブラジリアン・スタイルと比べて俺たちのサーフィンがどうジャッジされているかについて、正直なところどんな感じ方をしている? 多くの点でリンゴとオレンジを比べるようなものだろう。比較するのは難しいけど、今回のファイナルで君とイタロという比較に完璧なキャンバスがあった。それで、彼が選ばれたわけだが、その点についてどう感じている?

分からない。ただ、それがこのスポーツの向かっている方向なんだと思う。
正直なところ、決してそれに反対しているわけではないけど、最近は凄いエアーを決めなければならないとは思っている。
個人的な意見だとチー・ウィズ(安っぽいエアー)みたいなエアリバースなんて、サウスコースト出身のラスタは、もう40年くらいそんなことをやっているしね(笑)。
間違いなく、エアーを取り入れる余地はあると思う。
でも、例えばヤゴの10ポイントのような、あれこそが決めるべきパンチのあるエアーだと思う。

PHOTO: © WSL/Rambo Estrada
ただの小さくて安っぽい、パワーのないエアー。そうだな、何て言えばいいか。あまり下手なコメントはしたくない。なぜなら今の現状がそうだからね。でも、大きく決めるなら最高だとは思う。
今のレベルでは、誰もがそのチー・ウィズをバックサイドでこなせる。
連中がやっているエアーのいくつかは、バックサイドのフィンリバースと何も変わらない。
それがたまたまフロントサイドでやっているというだけ。
とにかく、そういうことだよ。
正直なところよく分からない。ただ現状はそんな感じさ。
結局のところ、要点は優れた多種多様なマニューバーを出すべきだね。
いや、これは議論されるべきことだと思う。なぜなら、俺たちはこのスポーツの全く異なる側面を比較しようとしているからだ。そして、オーストラリアの枠組みからすると、オッキー、ミック、パーコ、コナーなど間違いなく、フローを伴ったレールでのコミットしたターンを求めている。それが俺たちのサーフスタイルの基準となってきた。君は間違いなく、イーサンやコナー・オリアリーといった選手たちと同じ枠にいる。でも、そのようなサーフィンではワールドタイトルを実際に勝ち取ることはできないように思える。俺の個人的な見解に過ぎないが、非常に難しい問題のように見える。

PHOTO: © WSL/Oscar Hetherington
タイトルを勝ち取ることは非常に難しいように思えるが、俺は可能だと思っている。
間違いなくチャンスはある。ただ、やり遂げる必要があるだけだ。
クラウドブレイクとチョープーといった大きな波での大会が終わった後、どうなるかを見るのは興味深いものになるだろう。この2戦によって、競技者の実力がうまく拮抗してくるはずさ。
エアーをやらずにタイトルを勝ち取る者が現れると俺は思っているし、そう願いたいものだ。
正直、ヤゴについては、彼は本当にエアーを活用はしているが、その気になればもっと活用できるはずだ。
それに去年の彼のタイトル獲得を振り返っても、そんなにクレイジーなエアーを連発していた記憶はない。
去年はただ、力任せに叩き込んでいたような感じだけど、もちろん彼にはその技術が備わっている。
彼は必要な時にはそれを出せる。彼は我々がこれまでに見てきた中で、最も完成されたブラジル人サーファーだと感じる。スタイル的に彼はとんでもなく別次元だよ。 そして、ジャッジにも知っておいてもらいたい。お前たちを見ているぞ。俺は虫眼鏡でお前たちを監視しているからな。
(黒本人志)



















