現地時間10月10日、カリフォルニアに拠点を持つWSLは2025年のCTスケジュールを発表。
シーズン中にすでに公表されていた点もあるが、イベント数の増加など2024年と比べると大幅な変更がある。
まず、スナッパーロックスが5年ぶりにCSからCTイベントに復活。
パリ五輪開催のために削られていたJ-Bayも復活、同じくパリ五輪開催のために時期がずれていたタヒチが8月に戻る。
先にLTの開催地となったケリー・スレーターの「サーフランチ」のテクノロジーを利用したウェーブプール、Surf Abu Dhabiが加わった。
ハワイはパイプラインだけでサンセットビーチは削られ、昨年、7年ぶりに復活したフィジー・クラウドブレイクが『WSL Finals』の会場となる。
2021年から『WSL Finals』の会場だったローワー・トラッセルズは第8戦としてレギュラーシーズンの舞台に戻る。
レギュラーシーズンは2024年の全9戦から11戦に増加。
2023年の全10戦と比べても1戦増えている。
シーズン中盤のミッドシーズンカットは続行。
但し、これまでの5戦終了後から7戦終了後に変更された。
スポンサーを含むイベント名は未発表である。
「今回のスケジュールはイベント数を増やして様々なブレイクを取り入れるよう設計した。ツアーの最も魅力的な場所を復活させ、良質な波が期待できる時期に日程を調整した。これにより、クオリティの高いサーフィンの機会が増える。ヘビーバレルからハイパフォーマンスの波、そして美しいポイントブレイクまで、多様なロケーションが登場し、CTの素晴らしい才能を披露するエキサイティングなツアーになるでしょう。2025年1月にスタートするのが待ち遠しいです。パイプでお会いしましょう」
WSLのCEOライアン・クロスビー
2025年CTスケジュール
▪️第1戦
1月27日〜2月8日
Banzai Pipeline, Hawaii,USA
▪️第2戦
2月14日〜16日
Surf Abu Dhabi, Abu Dhabi, UAE
▪️第3戦
3月15日〜25日
Peniche, Portugal
▪️第4戦
4月2日〜12日
Punta Roca, El Salvador
▪️第5戦
4月18日〜28日
Bells Beach, Victoria, Australia
▪️第6戦
5月3日〜13日
Snapper Rocks, Queensland, Australia
▪️第7戦
5月17日〜27日
Margaret River, Western Australia
【ミッドシーズンカット】
36名→24名
18名→12名
▪️第8戦
6月9日〜17日
Lower Trestles, San Clemente, Calif, USA
▪️第9戦
6月21日〜29日
Saquarema, Rio de Janeiro, Brazil
▪️第10戦
7月11日〜20日
Jeffreys Bay, South Africa
▪️第11戦
8月7日〜16日
Teahupo’o, Tahiti, French Polynesia
★WSL Finals
8月27日〜9月4日
Cloudbreak, Fiji
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
(空海)
