現地時間9月17日、カリフォルニアのローワー・トラッセルズで開催中のCT第9戦『Lexus Trestles Pro』は2日連続で進行。
2つのヒートを同時に進行させるオーバーラッピングヒートを利用してメンズR2の残りヒートからR3へ移り、日本時間9月18日の朝5時現在もヒートは進行中。
前日よりサイズアップした公式4-5ftレンジ、日中は風の影響が強まる傾向。
僅差のゲームが多く、ランキング上位のガブリエル・メディナ(BRA)、サミュエル・プーポ(BRA)、イタロ・フェレイラ(BRA)や、優勝候補のローカル、グリフィン・コラピントが敗れる波乱があった。
そんな中、R3H4ではここまでのハイエストスコアを持つ日本の五十嵐カノアがランキング7位のイーサン・ユーイング(AUS)と対戦。
カノアはブローテール・エアーリバースからの革新的なスタートで7.67をスコア。
次の波で6.00を重ね、トータル13.67でラウンドアップ。
今シーズン最高位の3位になったエルサルバドル戦以来のQF進出で、ライブランキングでは10位から8位にアップしている。
次のQFではマルコ・ミニョー(FRA)と対戦する。
勝利者インタビュー
MC:今大会、本当に見ていて楽しいサーフィンを見せてくれるね。
イーサン・ユーイングとの対戦について聞かせて。前回対戦したのはブラジルの同じラウンドで、その時はイーサンが勝った。
でも今回は似たようなスコア展開で、勝ったのはカノアだった。
こういう対戦相手だと、過去のヒートって頭に浮かんだりするの?
浮かぶ時もあるし、そうじゃない時もあるね。
もちろん過去のヒートは覚えているけど、できるだけ自分にとって良いイメージのヒートを思い出すようにしている。
彼とは何度も対戦しているけど、少なくとも今日はブラジルで負けたことは全然考えていなかったよ。
むしろ、ベルズで彼に勝った時のことを思い出していた。
あの時は本当に良いリズムでサーフィンができていた感覚があって、ずっとプレッシャーをかけ続けられていたのを覚えているんだ。
それが勝因だったかは分からないけど、うまくいった。
だから今日は、『とにかくプレッシャーをかけ続けよう』『乗る波は一本一本しっかり勝負できる波にしよう』って意識していたのさ。
結果的にそれがうまくハマったね。
ヒート序盤はプライオリティがない状態で一気に波が入ってきて、お互い何本も乗る展開だった。
でも、プライオリティヒートになってからは、海の表情も少しずつ変わってきたように感じた。
MC:リズムやモチベーションの話が出たけど、本当に今のカノアは使命を持って戦っているように見える。
ここまで今大会で一番高いパフォーマンスを見せている選手だけど、このシーズン終盤に向けて何が一番のモチベーションになっているの?
とにかくランキングを少しでも縮めたい。それが一番だね。
シーズン後半をトップ10で迎えられているのはすごく良い位置だと思っている。
これから先のイベントは自分が好きな波ばかりなので、自分にチャンスを与えたいんだ。
そして、パイプまで戦い続けて、たとえ今は追いかける立場だとしても、1.5倍ポイントがかかるイベントもあるし、最後までタイトル争いの話題に加われる位置にいたい。
それが今のモチベーションだね。
それと同時に、トラッセルズは本当に大好きな波なんだ。
子どもの頃から育ってきた場所でもあるので、自然と楽しみながらサーフィンできる。
イベントによっては、自分があまり得意じゃない波で純粋に楽しめないこともあるからね。
だから、こうやって自分が心地良く戦えるイベントは、しっかり味わいたい。
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
(黒本人志)
























