南太平洋レッグのセカンドイベント、CT第8戦『 Fiji Pro』が8月25日〜9月4日にフィジーのタバルア島・クラウドブレイクで開催される。
フィジーでのCTは2017年まで開催された後、2024年から3年契約で復活。
2024年はグリフィン・コラピント(USA)とワイルドカードのエリン・ブルックス(CAN)が優勝していた。
2025年はワールドチャンピオンを決める『Lexus WSL Finals Fiji』として開催され、ヤゴ・ドラ(BRA)とモリー・ピックラム(AUS)が初のワールドタイトルを獲得した。
今年はフォーマットが変わったこともあり、レギュラーシーズンの1イベントに戻った。
また、2017年はミッドシーズンカット後のイベントだったため、ツアーのフルメンバーが揃うのは2017年以来となり、タヒチのように下克上が起こる可能性もある。
ダークホースの活躍がランキングを揺るがす

PHOTO: © WSL/Matt Dunbar
2026年はここまで下克上が起こったイベントが多かったが、特にタヒチではセス・モニーツ(HAW)、エリン・ブルックス(CAN)が優勝して大きくランキングを上げていた。
また、ルーキーのアナット・レリオール(ISR)、ヨランダ・ホプキンス(POR)や、ラムジ・ブキアム(MAR)も活躍。
今シーズン不調だったグリフィン・コラピント(USA)も2位でトップ10内に返り咲いた。
グリフィンは2024年に優勝、2025年に2位とフィジーを得意としている選手。
エリンはワイルドカード時代に優勝しており、先日のタヒチでの優勝も追い風になり、優勝候補の筆頭にあげられる。

フィジーでイエロージャージを着るのはイタロ・フェレイラ(BRA)とガブリエラ・ブライヤン(HAW)で、レオナルド・フィオラヴァンティ(ITA)はタヒチでの1ヒートのみで初のイエロージャージを返すことになった。
ガブリエラは開幕戦の優勝でイエロージャージを手に入れ、ニュージーランド以外はトップを維持しているが、2位以下との差は少なく、特にフィジーでの初優勝を狙うカリッサ・ムーア(HAW)や、昨年優勝したモリーと二人のワールドチャンピオンに脅かされる位置にある。
一方、タヒチで3位に入ったイタロは2位以下に差をつけているが、昨年優勝したヤゴ、ガブリエル・メディナ(BRA)などが巻き返してくる可能性がある。


WJCチャンピオンを含む3名のワイルドカード

PHOTO: © WSL/Fabio Silvestre
すでにローカルトライアルが開催され、優勝したウルキルペテア・“ティー”・クロップ、テオ・デゲイがワイルドカードを獲得。
また、2022年のWJCチャンピオン、ジャーヴィス・アール(AUS)がワイルドカードに選ばれている。
ウィメンズのトライアルは史上初となり、17歳のティーが史上初のフィジー人女性のCT出場となる。
「テオと一緒にフィジーを代表できることはとても特別なことよ。この大会でフィジー人女性初のワイルドカードになれたことを誇らしく、光栄に思っている。ヴァヌア(※地元のコミュニティ)、FSA、WSL、そしてこの大会の実現に関わってくれたすべての人に、大きな『ヴィナカ・ヴァカレヴ(※フィジー語で感謝の言葉)』を伝えたい。世界の舞台でクラウドブレイクをサーフィンする機会を得られたのは本当に特別。また、私の前に現れて道を切り開くのを助けてくれたサーフィンシスターズたち。キム&ハナ・ベネット、そしてケイシャ&ケイラ・ウェイクハムにも大きな感謝を伝えたい。妹のハバナと私は、そのレガシーを引き継ぐことを誇りに思っている。願わくは、私達みんなでフィジーのウィメンズサーフィンを押し上げ続け、より多くの女子たちが海に出てサーフィンをするようインスパイアできればと思っている」

PHOTO: © WSL/Fabio Silvestre
メンズサイドでは過去のイベント勝者たちを倒し、テオが初のワイルドカードを手に入れた。
「本当に大きな意味を持つよ。クラウドブレイクで多くの時間を費やしてきたので、この機会に心から感謝している。大家族の出身で、兄弟姉妹、家族、そして国を代表できることをとても誇りに思っている。ワイルドカードを獲得して、自分のホームブレイクで世界最高のサーファーたちと戦う機会を得ることは多くの人の夢なので、真剣に向き合って最大限に活かしたいと思う。本当に感謝しているし、ワクワクしているのと同時に、少し緊張もしている。波が良くて、素晴らしい大会になることを願っているよ」
なお、ジョーディ・スミス(RSA)は今回も怪我で欠場。
リプレイスメントはマシュー・マクギリヴレイ(RSA)が再び入る。
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
(黒本人志)






















