2年振りに開催された2021年JPBAツアー第1戦『TSUJIDO PRO』を制したのは?

10月2日〜3日に2021年JPBAツアー第1戦『TSUJIDO PRO』が湘南の辻堂で開催。

コンテストは台風16号のウネリで初日は十分なサイズがあったが、最終日は湘南マジックで一気にサイズダウン。

ウィメンズとジュニアがファイナルまで行われた一方、メンズのSFとDK(ドロップニー)のファイナルはコンディション不良により、残りヒートは11月6日〜7日に千葉の鴨川マルキで開催される第2戦『KAMOGAWA PRO』に延期になった。

大原沙莉が初戦を制する

ウィメンズは2019年にボディーボードのワールドツアー、APBでワールドタイトルを獲得した大原沙莉が6.25と7.25を重ねて優勝した。

「2年振りの開催となったJPBAツアーの初戦で優勝できて嬉しいです!私はポルトガルでのIBCのイベントがあったので今年2戦目になりますが、コンテストの勘が100%戻ったわけじゃないのでどのヒートも緊張して臨みました。ただ台風のうねりが残っていて、しかも好きな波だったので楽しくライディングする事が出来ました。応援してくださった皆さん、コロナ禍の中大会開催してくださったJPBA運営陣の皆さん、大会スポンサー様、いつも最高のサポートをしてくださる私のスポンサーの皆さん、そして友達と家族に感謝しています。ありがとうございました!」

優勝した大原沙莉
2位の井上美彌。ファイナルで果敢に攻めたが惜しくも準優勝という結果。
3位の山下海果。決勝ではあまり良い波に乗れなかったが彼女の実力は十分、これからも台風の目になることは間違いない。次世代のウィメンズを牽引して行ける存在にまで成長している。
4位の相田桃。セミファイナルまでの勢いが失速し、優勝できる実力はあるものの4位に甘んじることとなった。最終戦の鴨川での活躍に期待したい。

ジュニアは鵜沢百亜菜が優勝

ジュニアで優勝した鶼沢百亜菜

ジュニアは鶼沢百亜菜が優勝。
2位は唯一の男性出場者となった足立丈哉、3位はDK・メンズクラスにWエントリーしている藤岡慶選手の娘、藤岡海莉。
4位は國武寧々花だった。

鵜沢百亜菜

なお、DK(ドロップニー)はR1、SFが行われたが、テイクオフしてもなかなか立つことが難しいコンディションだった。
ファイナルは第2戦『KAMOGAWA PRO』の初日に行われる予定。

DKの永長義幸

2021年JPBAツアーは全2戦で争われる。
次は第2戦であり最終戦でもある『KAMOGAWA PRO』
11月6日〜7日に千葉の鴨川マルキで開催される。

『TSUJIDO PRO』結果

WOMENSクラス
優勝 大原沙莉
2位 井上美彌
3位 山下海果
4位 相田桃

JUNIORクラス
優勝 鵜沢百亜菜
2位 足立丈哉
3位 藤岡海莉
4位 國武寧々花

JPBA公式サイト
http://www.jpba.org/

photo:Masahiko Yoshioka / Nikon ALL RIGHTS RESERVED 2021

(THE SURF NEWS編集部)

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