(6日目を終えて暫定5位の波乗りジャパン) Photo: ISA/Sean Evans

波乗りジャパンは暫定5位『ISA World Junior Surfing Championship』6日目

サーフシティ・エルサルバドルで開催中の18歳以下のサーフィン世界一を決める『ISA World Junior Surfing Championship』は大会6日目。

前日よりサイズアップした公式3-5ftレンジの波でR3に突入。

ラ・ボカナでU18ボーイズのR3、U18ガールズのR3、H1〜H7。
エル・スンザルでU18ガールズR2の残りヒート、U16ボーイズのR3が進行した。

残りはR4、R5、SF、ファイナルの4ラウンド。

前日まで同率トップだった3ヶ国にも動きがあり、オーストラリアが単独首位に浮上。
2位にハワイ、3位にブラジル、4位にアメリカ、5位に日本。

個人ではブラジルの15歳、アルトゥール・ヴィラールがエル・スンザルで1分近いライディングで9.17のハイエストスコアを出していた。

(ブラジルのアルトゥール・ヴィラール)
Photo: ISA/Jersson Barboza

波乗りジャパンは7名がラウンドアップ

(髙井悠二朗)
Photo: ISA/Jersson Barboza

日本代表「波乗りジャパン」はこの日出番があった9名の内、7名がラウンドアップ。
R3進出を決めた。

U18ボーイズは佐藤頼斗が2位通過、髙井汰朗がトップ通過を果たした一方、足立海世はブラジル、プエルトリコ代表を相手にバックアップスコアを伸ばせずに3位敗退。

U18ガールズは高橋花音がトップ通過、窪田怜が2位通過を果たした一方、石井有紗は4位敗退。
石井有紗は前日に同ディビジョンで2番目のスコアを出していたが、この日はチャンスに恵まれなかった。

U16ボーイズは髙井悠二朗がトップ通過、和氣堆人、松野太郎が2位通過。

U16ガールズはこの日ヒートなし。
石田海夏、山本璃々がスタンバイしている。

(髙井汰朗)
Photo: ISA/Pablo Jimenez
(髙井汰朗)
Photo: ISA/Pablo Jimenez
(髙井汰朗)
Photo: ISA/Pablo Jimenez
(松野太郎)
Photo: ISA/Jersson Barboza
(松野太郎)
Photo: ISA/Jersson Barboza
(佐藤頼斗)
Photo: ISA/Pablo Jimenez
(佐藤頼斗)
Photo: ISA/Pablo Jimenez
(窪田怜)
Photo: ISA/Pablo Jimenez
(高橋花音)
Photo: ISA/Sean Evans
(足立海世)
Photo: ISA/Pablo Jimenez
(石井有紗)
Photo: ISA/Sean Evans

U18ガールズでハワイのスカイ・スイットが圧勝

(ハワイのスカイ・スイット)
Photo: ISA/Sean Evans

過去のメダリストが多く出場しているU18ガールズR3でハワイのスカイ・スイットが際立ったバックハンドを見せた。

追い込まれた後半にラ・ボカナのレフトで8.17を出し、U16ガールズの銀メダリスト、ペルーのカタリナ・ザリキエイと共にR4進出を決めた。
石井有紗が4位になったヒートでもあり、スカイのハイスコアの他はポテンシャルある波が少ない難しい時間帯でもあった。

「最初は4ポイントが2本しかなかった。自分のポジションを完全に把握してなかったの。あのエクセレントスコアを出せてからは、かなり自信が持てたし、自分のリズムを作れてとにかく嬉しかったわ。あの波は2番目のプライオリティで、1番目の選手が波に乗ったので、『よし、これで自分が1番目だ。セットを待って、最高のサーフィンをしよう』という感じだった。ボウルのボトムでしっかり踏み込み、体勢を低く保ち、あのエンドセクションでは絶対に最後まで乗り切って完成させなければいけないと思った。それが報われたわ。じっくり待ってあの波で技を決め切ることができて、興奮したわよ」

エル・スンザルで行われたU18ガールズR2の残りヒートでは、ブラジルのマリア・クララ、中国のジャン・シュウゲ、オランダのゾーイ・ジーツがエクセレントスコアを出した。

特にゾーイはパワフルなフロントサイドで大会6日目のハイエストとなる15.27を揃えた。

U18ボーイズはアメリカのデイン・リビーがエクセレントスコアを出す

(アメリカのデイン・リビー)
Photo: ISA/Sean Evans

U18ボーイズではアメリカのデイン・リビーがバックハンドのレールワークとエアリアルで8.17をスコア。
チリのレイムンド・ベリーと共にラウンドアップを決めた。

デインは2度目のWJSC出場。
初出場の昨年はSF前に敗退してメダル獲得には届かなかった。

「セットが頻繁に入ってきてヒートはかなりアクティブだった。プライオリティの1番でいくつかセットに乗った後は、状況を良くしようとプライオリティがない状態ですべての波に乗りに行って、最終的にあの1本を掴んだんだ。あの波が来て、青が1番のプライオリティで行かなかったから『自分が行ったほうがいいな』と思った。アウト側にセクションが2つあって、最後のセクションでエアーをしようと思って、結果的にメイクできた。めっちゃ嬉しかったよ」

チームメイトではU16ボーイズのワイアット・ヤウントがエル・スンザルで14.83とこの日の同ディビジョンのハイエストを出して圧勝。
U18ガールズのオリヴィア・ストーラーはエンドセクションでの大きなアプローチにより、6.67を出してトータル12.34とヒートで唯一二桁のスコアで勝利した。

(ワイアット・ヤウント)
Photo: ISA/Jersson Barboza
(オリヴィア・ストーラー)
Photo: ISA/Pablo Jimenez
Photo: ISA/Pablo Franco

国別2位を牽引するタイガー・アブボ

(ハワイのタイガー・アブボ)
Photo: ISA/Pablo Jimenez

大会期間中はここまで朝はクリーンなフェイス、日中は風の影響が強まるという日が続いている。
特にラ・ボカナは風の影響が入ると難しいコンディションに変化するため、ヒート時間によって実力を発揮できない選手もいる。

この日のU18ボーイズのR3は朝のクリーンな時間帯に行われたため、スコアも出やすく、オープニングヒートではハワイのタイガー・アブボが7.83を含むトータル14.33を出してブラジルのジョン・ミュラーと共にR4進出を決めた。

「一日の最初のヒートになれてワクワクしたよ。本当に楽しい波だった。最初の2つのラウンドは午後だったから少し風が強かったんだ。だから面ツのヒートで良かったよ。このレフトの波が気に入っている。フェイスがあって、全開で攻めるのが最高に気持ち良いのさ。チームハワイの雰囲気は最高だよ。ヒートを通してお互いに応援し合って、楽しんだり、トランプをしたり色々なことをして、ただ笑い合っている。全体的に本当に楽しい雰囲気さ」

昨年のU18ボーイズの銅メダリストでもあるタイガー。
国別2位を牽引する一人でもある。

(スペインのディラン・ドネガン)
Photo: ISA/Pablo Jimenez

その他、過去のメダリストでは、昨年のU18ボーイズの金メダリスト、ディラン・ドネガン(ESP)が勝利。
昨年のU16ボーイズの金メダリストオーシャン・ランカスター(AUS)、銀メダリストのティアゴ・パッセリ(ARG)が勝ち上がった一方、銅メダリストのケイデン・フランシス(AUS)は3位敗退となった。

大会7日目は現地時間9月11日の7時(日本の同日22時)より開始予定。

ラ・ボカナでU18ガールズR3の残りヒート、U16ボーイズのR4、U18ガールズのR4、U16ボーイズのR5。
エル・スンザルでU16ガールズのR3、U18ボーイズのR4が進行予定。

ISA公式サイト:https://www.isasurf.org/

(黒本人志)

※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等を禁じます。