現地時間8月2日、カリフォルニアのハンティントンビーチを舞台としたCS第2戦『Lexus US Open of Surfing』はファイナルデーを迎えている。
前日より更にサイズダウン傾向の中、メンズはQF、ウィメンズはSFから始まり、日本の五十嵐カノアがQFでペルーのルッカ・メシナスを相手に序盤からリード。
後半はルッカが追い上げてきたが、トータル12.34でカノアが勝利。
SFはグロム時代から争い、「Quiksilver」のチームメイトでもあるグリフィン・コラピントとのカード。
ハンティントンvsサンクレメンテの戦いになった。
カノアは序盤にアウトでエアーリバース、フラットセクションを繋いでインサイドのフィニッシュを決めて7.33をスコア。
ハンティントンビーチでスコアを出すセオリー通りのサーフィンで会場を沸かせた。
その後、4.77のバックアップを重ねて主導権を握る。
グリフィンは5.07、後半に6.50を重ねてニード5.61まで迫った。
残り時間5分、プライオリティはカノア。
グリフィンにポテンシャルがある波を乗らせないように冷静に判断をして最後までリードを守った。
ファイナルの相手はCT選手のジェイク・マーシャル(USA)になる。
3度目の「US Open」制覇まであと1ヒート。
GO KANOA!
ウィメンズはシエラ・カー(AUS)とアイラ・ハパッツ(AUS)のファイナル。
ライブは以下
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
五十嵐カノアの勝利者インタビュー

「グリフィンとの対戦は本当に見応えがあった。SFでは、どうやって一歩リードできたと思う?」
「グリフとは、いつも本当に良いヒートになるんだ。勝ち上がればSFで当たることは、お互い最初から分かっていたよ。今日はまさにカリフォルニアらしい午後のコンディションで、僕たち2人ともすごくその波に馴染んでいた。面白かったのは、狙う波もほとんど同じで、海でのアプローチや考え方まで本当に似ていたことかな。だから難しかった。相手を出し抜くような展開にはならなくて、ここで差をつけようとか秘密の作戦があるわけでもなく、本当に2人とも同じプランで戦っているような感覚だったのさ。その中で勝てたのは本当に嬉しいね。ここまで勝ち上がったら、やっぱり誰だってファイナルに進んで表彰台に立ちたいと思う。お互いその気持ちは凄く強かったし、ヒートをものにできて本当に満足しているよ」
「すでにUSオープンを2度制しているけど、もし3度目の優勝となれば、プロサーフィンでも限られた選手しか成し遂げていない偉業になる。あなたにとって、その意味は?」
「今週ずっと言ってきたことだけど、ハンティントンビーチは僕にとって本当に特別な場所なんだ。信じられないかもしれないけど、僕はこのビーチブレイクでバレルを覚えた。目の前のショアブレイクで、レールをつかんで低い姿勢を取ることを初めて練習した場所なんだ。この波には、本当に沢山のことを教えてもらった。そして今は、ハンティントンビーチ出身の選手としてツアーを戦い、来週にはチョープーのような世界屈指の波にも挑む。ハンティントンビーチ育ちの子どもでも、ああいう波でサーフィンできるんだということを示せるのは、本当に誇らしいこと。今週は特別な思いを持って戦っているし、再びUSオープンのタイトルを狙えるチャンスがあることは、本当に特別なことだよ。
正直、もし大会の序盤に『日曜日に表彰台へ上がっていると思う?』と聞かれていたら、『そうなれたらいいな』と思いつつも、『かなり難しいと思う』と答えていたと思うね。それくらい、この大会は本当に厳しいイベントなんだ。期間も長いし、出場選手も非常に多い。しかも、普段は対戦しないような選手とも戦わなければいけないからね。今大会では、そうした個性的なサーファーたちとの対戦が続き、本当に限界まで追い込まれた。だからこそ、ここでグリフィンやジェイクと対戦するのは、ある意味では少し気持ちが楽なんだ。彼らがどんなサーフィンをするのかも、どういう戦い方をしてくるのかも、よく分かっているからね。ジェイクとのファイナルも本当に楽しみさ。どちらもCTを戦っている立場。彼のほうがランキング的にはもう少し結果が必要かもしれない。でも、この時点ですでにお互い素晴らしい結果を残している。だからファイナルでは、余計なプレッシャーはあまり感じず、お互い思い切りUSオープンのタイトルを獲りにいく勝負になると思うよ」
日本語
「今のヒートはどうでしたか?」
「本当にスローな展開でした。さっきのヒートよりもさらに波数が少なくなって、潮も上げてきていたので、本当に難しいコンディションでした。でも、そういう状況だからこそ、波選びがすごく重要になった。今日は、とにかく最初の1本でしっかり良いスコアを出すことに集中していて、それがうまくできたので本当に嬉しいです。また次のファイナルに向けて頑張ります」
(黒本人志)























