「AXXECLASSIC」をはじめ、「BREAKEROUT」「AXXE」「SurfGrip」「Raven」を展開する国産ウェットスーツメーカー、株式会社シ・ワールドが、新たなプロジェクトを始動した。
日本のサーフボード文化を次世代へつなげたい、そんな想いからドキュメンタリー映画『GLASS LOVE』を振り返りながら、日本のサーフボードを取り巻く現状を見つめ直す旅を企画。その実現に向けたクラウドファンディングが、6月4日(木)よりスタートした。
プロジェクト内容
本プロジェクトは、2004年に公開されたオーストラリアのサーフィンドキュメンタリー映画『GLASS LOVE』の製作者である、オーストラリア人アーティスト兼サーファーの アンドリュー・キッドマン と、その息子である ガス・キッドマンを迎えて実施される。
2026年9月30日から10月12日(予定)にかけて日本各地を巡りながら上映を行う、ロードトリップ型スクリーニングプロジェクトとなっている。
加えて四国・徳島で「LOCAL ENERGY SURF SHOP」を主宰する新進気鋭の若手シェイパー 武知虎南、アンドリューのサーフボード輸入元であり、東京・八王子の「RIDE SURF+SPORTS」を経営する 柴田浩次、そして若手フィルムメーカー 中上誉貴 も帯同。旅の模様をドキュメント形式で記録・編集していく。
完成した映像は、『GLASS LOVE スクリーニングツアー(仮称)』として制作され、後日配信される予定だ。


今回の日本を巡るプロジェクトでは、北海道、宮城、千葉、東京を巡りながら、各地でドキュメンタリー映画『GLASS LOVE』の日本語字幕版のスクリーニングとディスカッションイベントを開催。あわせて、各地域で活動するローカルシェイパーたちを訪ね、現場の声と技術に触れる機会を設けます。日本のサーフボードシェイパーの現在地を見つめ直し、その未来を問い直すことを目的とする。
ツアー日程:2026年9月30日(水)〜10月12日(月・祝)
上映時間&会場:
①10月3日(土)18:30開場 [開演]18:45 [終了]20:15 ●パタゴニア札幌
②10月9日(金)19:30開場 [開演]19:45 [終了]21:15 ●パタゴニア仙台
③10月10日(土)18:30開場 [開演]18:45 [終了]20:15 ●パタゴニア千葉・一宮/アウトレット
④10月11日(日)19:30開場 [開演]19:45 [終了]21:15 ●パタゴニア東京・原宿/アウトレット
⑤10月12日(月・祝)18:00開場 [開演]19:00 [終了]21:00 ●RIDE SURF+SPORTS【東京・八王子】
※上記時間は、現在調整中のため変更の場合あり。2026年9月頃、応募方法等詳細を決定・案内予定

プロジェクトへの想い
35年以上にわたりウェットスーツの製造・販売に携わり、日本のものづくりの品質と価値を世界へ届け続けてきた 髙橋伸郎 。今回のプロジェクト立ち上げのきっかけとなったのは、アンバサダーを務める武知虎南の存在だったという。
徳島のサーフショップに生まれ育った武知は、コンテストで実績を残しながらも一度は一般企業へ就職。しかしその後、父の職業でもある“シェイパー”という仕事に強く惹かれ、会社員生活を経てサーフボードシェイパーの道へ進んだ。
海外には、自宅ガレージからスタートする“ガレージシェイパー”文化が根付いている。一方、日本では設備や環境面のハードルが高く、若い世代が挑戦しづらい現実がある。
現在、日本のシェイパー業界では高齢化が進み、20代の若手シェイパーが極めて少ないという深刻な課題に直面している。このまま次世代が育たなければ、国産サーフボード文化の継承は難しくなり、日本のサーフカルチャーはさらに輸入依存へと進んでいく可能性がある。


今回のプロジェクトで問いかけたいのは、“輸入ボードの良し悪し”ではない。
「メイド・イン・ジャパンのサーフボードは、これからどこへ向かうのか」
その問いに向き合うため、20年以上前に公開されたサーフムービー『GLASS LOVE』に改めて着目。同作が映し出した、大量生産とは対極にある純粋なサーフィンカルチャーを手がかりに、日本のサーフボード文化とシェイパーたちの“現在地”を見つめ直し、未来へと手渡していくための試みとして、今回のクラウドファンディング企画へと繋がった。
なお、今回クラウドファンディングという形を選んだ理由は、単なる資金調達だけが目的ではないためだ。
このプロジェクトを通して、日本のサーフボード文化を“誰かのもの”ではなく、海を愛する一人ひとりの「自分ごと」として捉え直してほしい――そんな想いが込められている。
リターン内容にも注目が集まりそうだ。支援そのものが、「この文化には価値がある」という意思表示となり、日本のサーフボードカルチャーを未来へつなぐ一歩にも繋がっていく。


支援金のリターン・応援の声
3千円から50万円までの「お気持ちコース」では、お礼メール、活動報告書(PDF)、ツアームービーのエンドロールへの名前掲載などをリターンとして提供。
また、「GLASS LOVE」では、CAP&ステッカーをはじめ、藍染Tシャツ、DVD、ウェットスーツ、サーフボード、さらには全てがセットになったフルコースまで、多彩なリターンを用意。支援金額に応じて内容が異なるため、詳細は公式クラウドファンディングページにて確認していただきたい。
また、今回のプロジェクト始動にあたり、有限会社ベーシックプラスチックの日本を代表するシェイパー・植田義則氏(Y.U)&植田梨生氏(R.U)をはじめ、『ザ・サーファーズ・ジャーナル・ジャパン』編集長の井澤聡朗氏、『Blue.』編集長の戸井田雄一氏、プロサーファーの浜瀬海、さらにパタゴニア日本支社の川上洋一郎氏、サーフィン業界の方々からたくさんの応援メッセージが寄せられている。
日本のシェイパー文化やクラフトマンシップ、ものづくりの価値に共感する声も多く、本プロジェクトへの期待の高さがうかがえる。





【プロジェクトおよびクラウドファウンディング】
プロジェクト名:日本のシェイパーの未来を紡ぐ。『GLASS LOVE』と巡る旅
クラウドファウンディング開始日:2026 年6月4日(木)〜
目標金額:150万円
支援金使途:
⚫︎アンドリュー・キッドマンおよびガス・キッドマンのオーストラリア〜日本間の往復渡航費
⚫︎武知虎南の徳島からの渡航・移動費用
⚫︎フィルムメーカーへの撮影および編集に関する制作ギャランティー
⚫︎カメラマン兼通よくを務める日経アメリカ人スタッフの渡航費およびギャランティー
⚫︎ツアーに関わる全スタッフの移動に伴う交通費・燃料費・宿泊費等諸経費(全13日間)
プロジェクト実行責任者:髙橋 伸朗(株式会社シ・ワールド)
プロジェクト完了日:2026年10月31日
























