「サーフランチ」が中東アブダビに完成!ケリー・スレーターの素晴らしい映像が公開された!

2015年12月、CT終了直後に公開されたケリー・スレーターのウェーブプール「サーフランチ」の映像は世界中のサーファーの度肝を抜いたが、このプールは一般公開されず、その後に建設が噂されていた日本、カリフォルニア、テキサス、フロリダなどの施設も実現には至らなかった…。

そんな中、「URBNSURF」、「Wavegarden」など一般サーファーでも使用可能な商業施設としてのウェーブプールが次々と世界中に展開して日本にも静岡に静波サーフスタジアムがオープン。
「Wavegarden」のプールの建設計画も進行中だが、多くのサーファーは一生に一度でもあの「サーフランチ」の波に乗ってみたいと思っているはず…。

一般公開はされていないと言っても「サーフランチ」でプロ以外のサーファーがサーフィンする姿は度々公開されている。
それはケリーの親友が主で、過去に有名YouTuberのケイシー・ナイスタットが貸し切りにした費用は日本円で約500万円と言われていた。
静波サーフスタジアムの貸切コースが1時間184,000円なので、例え商業施設向けに設計されていないとはいえ、「サーフランチ」の造波システムのコストが他のウェーブプールよりも高額であることが分かる。

Surf Abu Dhabi(サーフアブダビ)は富裕層向けのプール?


いくつもの建設中止を経て2023年6月に中東、UAEのアブダビ・フダーリヤット島の複合施設に「サーフランチ」の建設計画が浮上した。
それも今回は2023年の年末という具体的な開業予定も公表されていたのだ。

そして、その開業予定が現実のものになる映像がSurf Abu Dhabi(サーフアブダビ)の公式Instagramで公開。
2015年の最初の「サーフランチ」公開のようにケリー・スレーター自身があの完璧な波に乗る素晴らしいクオリティだ。

料金や具体的なシステムなどはこれから明らかになっていくだろうが、Surf Abu Dhabiから車で約1時間30分のドバイの旅行費用は1週間で飛行機代も含めて20〜40万円。
乗り継ぎ便やホテル代などの費用を抑えれば意外に安く行けるので、「サーフランチ」の波に乗るのも夢ではないだろう。

(空海)

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