Photo: WSL / STEVE SHERMAN

フロリダの人工サーフィン施設「サーフランチ」が建設中止に

初の商業施設として、11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーターのホームである米国フロリダ州での建設が発表されていたケリーのウェイブプール「サーフランチ」。

でしたが、すでにご存知の方が多い通り、正式に建設中止となることが同ウェイブプールの親会社であるWSL(ワールドサーフリーグ)から発表されました。

当初の予定としては、2018年に建設工事がスタートし、今年2019年には一般オープン予定となっていただけに残念なニュースでした。

ここに来てキャンセルとなった理由について、WSLは地下水位の高さが大きな障害になったと公式声明で発表しています。

では、「地下水位が高い」ことがどのような障壁となるのか!?地元紙「florida today」はローカルサーフボードシェイパーであるマット・ケックリーのコメントを掲載しています。

予想なんだけど、地下水面と土壌の密度を確認し始めた時に、大きなハードルがあることに気付いたんじゃないかな。

フロリダの地下水位は大雨が降ると急速に上昇するから、過剰になった地下水をどう扱うのか打開策を見出すことができなかっただろうね。

Photo:
WSL / STEVE SHERMAN

現時点において、建設済みとなっているサーフランチはカリフォルニア州レモーにあるデモ施設のみ。

つまり、レモー以外での建設経験がないことから、サーフランチ建設に伴う周辺への影響といった情報が足りていないのが現状とも言えます。

そのせいか、2017年にフロリダでサーフランチ建設許可が下りたものの、スタブ誌によると反対派がいたと報じています。

反対の理由としては、交通渋滞、騒音、照明、水質汚染などと多岐にわたる懸念事項が含まれていたそうです。

建設サイドが問題ないと公言したとしても、経験がない事を考えればリスクはあり得ると考える方が自然とも言えますので。

なかなか簡単には建設に至る事のできないウェイブプール。サーフランチのみではなく、ウェイブガーデン社の造波装置を利用したウェイブプールなど、世界中で共通となっている問題ですね。

果たして、世界初の商業施設としてのサーフランチの一般オープンがどこで実現となるのか目が離せません。

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