現地時間7月18日、最終戦のタヒチを前にファイナル5争いが大詰めとなったCT第10戦『Corona Cero Open J-Bay』が終了。
ファイナルデーの「J-Bay」は予報通りの南西ウネリが入り、公式6-8ftレンジのエピックコンディションに恵まれ、数々の名勝負が繰り広げられていた。
ランキング3位の五十嵐カノアはQFでグリフィン・コラピント(USA)に敗れたが、もう一人の日本人、コナー・オレアリーがフィリッペ・トレド(BRA)とのSFでキャリア初のパーフェクト10をスコア。
オッキーを彷彿させるラインを描き、ルーキーイヤーの2017年のフィジー戦以来のファイナル進出を果たした。
ファイナルの相手はカレントリーダーとなったヤゴ・ドラ(BRA)、2019年のギャビー vs イタロ以来のグーフィーフッター対決となり、コナーは序盤に8.17をスコア。後半には7.50を重ね、トータル15.67でヤゴをニード8.67に追い込んだ。
終了間際、ヤゴはパワフルなターンの連続で最後にさりげなくアピールまで出る会心のライドをしたが、7.23とスコアは足らず。ラストのプライオリティミスは危うかったものの、残り1分もリードを守りきって見事にCT初優勝を飾った。
ウィメンズはガブリエラ・ブライアン(HAW)とモリー・ピックラム(AUS)がファイナルを争い、ガブリエラがシーズン3度目の優勝。
ファイナルデイの詳細はのちほど!
『Corona Cero Open J-Bay』結果
1位 コナー・オレアリー(JPN)
2位 ヤゴ・ドラ(BRA)
3位 グリフィン・コラピント(USA)、フィリッペ・トレド(BRA)
5位 レオナルド・フィオラヴァンティ(ITA)、五十嵐カノア(JPN)、マルコ・ミニョ(FRA)、イーサン・ユーイング(AUS)
ウィメンズ
1位 ガブリエラ・ブライアン(HAW)
2位 モリー・ピックラム(AUS)
3位 キャロライン・マークス(USA)、イザベラ・ニコルス(AUS)
5位 タイラー・ライト(AUS)、ケイトリン・シマーズ(USA)、レイキー・ピーターソン(USA)、ベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
(黒本人志)