(ファンや報道陣に囲まれるJJF) PHOTO: © WSL/Brent Bielmann

2024年CT開幕戦『Lexus Pipe Pro』キックオフ!

サーフィン史上2度目のオリンピックイヤーとなる2024年。
オリンピックのためにスケジュール変更もされた特別な一年の開幕戦『Lexus Pipe Pro』が現地時間1月31日にオアフ島・ノースショアのパイプラインでキックオフ!

ウェイティングピリオド序盤に吹き続いたコナウィンドがおさまった初日は公式6-8ftレンジのバレル勝負。
メンズのOpening Roundと敗者復活戦のElimination Roundが進行した。

カラム・ロブソンが唯一の9ポイント

(カラム・ロブソン)
PHOTO: © WSL/Brent Bielmann

いくつのもハイスコアが生まれたこの日でも、9ポイントを出したのはツアー3年目のカラム・ロブソン(AUS)のみ。
このヒートはガブリエル・メディナ(BRA)がパイプラインでディープなバレルを抜けて8.33を出して主導権を握っていたが、後半にカラムはパイプラインにレイトテイクオフ。グラブレールでセットした後、完璧にバレルに包まれてからスピットアウト。このライディグに9.00がスコアされ、トータル13.67でトップ通過を果たした。

「海に入った時、エネルギーがパイプに向かって変わっているように感じられたんだ。だから、レフトに狙いを定めたポジションにしたんだ。あまり長く待ちたくなかった。最初の波で理解して、もっと良い波に乗る必要があると思ったのさ。それで9ポイントを出せた。ストークしたね」

コラピント兄弟の活躍

(グリフィン・コラピント)
PHOTO: © WSL/Brent Bielmann

2022年に8度目のパイプ制覇を果たしたケリー、2023年に初優勝したロボのバレルショーを挟んでH4に登場したグリフィン・コラピント(USA)もこの日の主役の一人。
ラスト5分まで僅か0.97ポイントだったグリフィンだったが、パイプラインでテイクオフからグラブレール、柔軟に波に合わせたテクニカルなバレルライドで8.50を出してリプレイスメントのラムジ・ブキアム(MAR)と共にラウンドアップを果たした。

また、2024年ルーキーの弟、クロスビーは一本目でバックドアのビハインドピークからテイクオフ。綺麗にバレルに包まれ、7.33。4.50のバックアップを揃え、バロン・マミヤ(HAW)と共にRound of 32に進んだ。

一緒にYouTubeをするなど仲の良いコラピント兄弟。
この後のラウンドも活躍が期待できそうだ。

(弟のクロスビー・コラピント)
PHOTO: © WSL/Brent Bielmann


その他、ルーキーではイーライ・ハンネマン(HAW)がOpening RoundからRound of 32へ。同ヒートには五十嵐カノアとコナー・オレアリーの二人の日本人が重なり、カノアが2位で次に繋げた。

Elimination Round行きになったジェイコブ・ウィルコックス(AUS)、ケイド・マトソン(USA)もこのラウンドをクリアした一方、2024年CSトップのコール・ハッシュマンド(USA)は早くも姿を消した。

また、初日はローカルワイルドカードも活躍。
2023年のWJC2位のジャクソン・パンチ、シフォン・クロフォード共に8ポイントライドでラウンドアップ。

(まずはR1をクリアした五十嵐カノア)
PHOTO: © WSL/Tony Heff
(敗者復活戦をクリアしたコナー・オレアリー)
PHOTO: © WSL/Brent Bielmann

ハイエストヒートスコアはJJF

(JJFのスピットアウト)
PHOTO: © WSL/Tony Heff

この日、100回目のCT出場となったジョン・ジョン・フローレンス(HAW)は返り咲き組のジェイク・マーシャル(USA)、カイオ・イベリ(BRA)を相手に序盤からマイペースで自宅の目の前の波を楽しんだ。
前半に二人の目の前でテイクオフしたパイプラインでクリーンなバレルを抜け、カービングまで披露して8.33。
更に6.87を重ねてトータル15.20。初日のハイエストヒートスコアを出して余裕のトップ通過を果たした。

「100回目のCT出場。多くのイベント、多くのヒート、多くのサーフィンがあったね。興奮したし、多くの自信を与えてくれたよ。本当に沢山サーフィンしてきたんだね。なぜか年初はまるでルーキーのように緊張する。全て最初からのスタートのようにね。でも、もう長くこの場所にいるし、あまり考えないようにしているよ」

おめでたいことに妻が妊娠しており、今年は第一子の誕生が控えているとか。
オリンピック出場もあり、忙しいシーズンになりそう。

フィリッペが食中毒で棄権

(食中毒で棄権したフィリッペ )
PHOTO: © WSL/Brent Bielmann

敗者復活戦のElimination Roundでは、和井田理央(IND)、カイオ・イベリ(BRA)、コール・ハッシュマンド(USA)が敗退。
昨年2xを達成したフィリッペ・トレド(BRA)は食中毒に苦しみながらもOpening Roundを戦ったが、スコアを出すことができず、Elimination Roundは棄権。
2024年は最悪のスタートになった。

ネクストコールは現地時間2月1日朝7時45分。
日本時間2月2日2時45分。

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

(空海)

PHOTO: © WSL/Brent Bielmann

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