PHOTO: © WSL/Cait Miers

韓国のウェーブプール「Wave Park」を舞台としたQS3,000&LQS1,000が本日から開幕!

ウェーブプールではアジアリージョナル初、LQSは世界初、韓国のWSLイベント自体も初と、初めてづくしの記念すべきイベント。
韓国の始興市にある「Wave Park」を舞台としたQS3,000『Siheung Korea Open』&LQS1,000『Siheung Korea Open LQS』が現地時間11月17日に開幕!

アジアリージョナルから120名以上の選手が集まり、すでに多くの選手がInstagramなどのSNSで会場の「WavePark」での練習風景を公開している。

初日は朝8時半からLQS1,000のメンズから始まり、QS3,000のファーストラウンドが行われる予定。

浜瀬海の投稿を見ると「Wave Park」の水温は低く、グローブとブーツが必要。
ヘッドキャップを着用しているサーファーも映っている。

出場選手

初日はLQSメンズのRound of 24からスタート予定。
増山翔太、牧野大敬、森大騎、瀬尾亮一、秋本祥坪、土屋貴洋、塚本将也、佐藤広が出場。
トップシードは次のQFから登場、井上鷹、浜瀬海がクレジットされている。

LQS1,000のウィメンズは参加人数が少なく、QFがファーストラウンド。
田岡なつみ、井上楓、井上桜が出場。
注目はQS3,000にも出場しているスカイ・ブラウンだろう。

2023年のLTに出場、ランキング9位で2024年のリクオリファイも決定して今回妹二人と参加する井上鷹は、「長く乗れる波はマニューバーがしやすいので良いですね。ウェーブプールは全て同じ波のはずですが、ここではセットでも波が異なるので、海の波と同じような面白さを感じます」とコメントを残している。

QS3,000はRound of 56に齋藤幹太、加藤賢三、加藤浩大、飯田航太、堀越類。
Round of 48は加藤翔平、小栗碧壬、井上鷹、山中海輝、岡村晃友、加藤嵐、宇野雅志、安井拓海、石井天使、小濃来波、大場玲遥、荒木麗慎、古川海夕、須田喬士郎、黒川楓海都 、鈴木仁、松下諒大、窪田栞太が出場。

トップシードはRound of 32からで、西慶司郎、大音凜太、大原洋人、太田拓杜、矢作紋乃丞、岩見天獅、伊東李安琉、安室丈、金沢呂偉、田中大貴。
キアン・マーティン(SWE)、クトゥ・アグース(IDN)、ジョン・マーク・トコン(PHL)などがクレジットされている。

ウィメンズはRound of 32からで、松岡亜音、渡辺愛、中塩佳那、馬庭彩、脇田紗良、川合美乃里、都筑有夢路、松山黎音、井上楓、都築虹帆、畑ハイネ、松田詩野、井上桜、松永莉奈、野中美波、宮坂麻衣子。
LQSとのダブルエントリーでスカイ・ブラウンが出場する。

「興奮しています。私たち全員にとってもすべて新しいものなので、思いっきり楽しみたいです。他にも美味しいものを食べたり、仲間と過ごしたり。まだプールでサーフィンはしていませんが、とても楽しみです」
QSアジアリージョナルのカレントリーダーで、2大会連続での優勝を狙う脇田紗良はこのように話していた。

韓国人選手では、メンズのカノア・パルミアーノ、パク・スジンの活躍が注目されている。
その他、インドネシア、フィリピンから数名の選手が参加する。

フォーマット

PHOTO: © WSL/Cait Miers

ケリーのサーフランチで開催されるCT同様、ウェーブプールということで通常のコンテストとは違うフォーマットを使用。

QS3,000『Siheung Korea Open』の
アーリーラウンドは4人ヒートでそれぞれが4本の波に乗り、ベスト2スコアのトータルで上位2名がラウンドアップ。
波はバレルもあるT6を使用する。
LQS1,000『Siheung Korea Open LQS』はロングボード向けのM4を使用する。

QS3,000『Siheung Korea Open』&LQS1,000『Siheung Korea Open LQS』はWSL公式サイト、公式YouTubeチャンネル、公式アプリでライブ中継を配信予定。
韓国では最大のネットワークTV局であるMBCとOBSで全ての競技の日に3時間ずつライブ中継が行われる予定だ。

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

(空海)

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