フィジーが復活、パリ五輪のための特別スケジュールに変更!2024年CTスケジュール発表!

キャロライン・マークス、フィリッペ・トレドのワールドタイトルが決定してから10日後、WSLは2024年のCTスケジュールを発表した。

2024年はタヒチ・チョープーを舞台としたパリ五輪のサーフィン競技があるため、変則的になっている。
2023年と比べての大きな変更点はタヒチ戦が8月から5月に移行、サーフランチとJ-Bayがなくなり、フィジーが復活。
賛否両論ありながらも、WSL史上最高の視聴回数を記録した『WSL Finals』のフォーマットは維持している。

パリ五輪開催のためのスケジュール変更

(パリ五輪開催のため、開催時期が早まったタヒチ)
PHOTO: © WSL/Damien Poullenot

WSLはサーフランチとJ-Bayが削られた理由をパリ五輪開催のためのアスリートの練習期間だと公表。
6月のブラジル戦の後、7月1日からオリンピック開催の7月27日まで長い時間が確保され、更にチョープーのラインナップは選手に優先されるそうだ。

7年ぶりのフィジー戦

(7年ぶりにフィジー戦が復活)
PHOTO: © WSL/Sloane

パリ五輪後には2017年以来、7年ぶりにフィジー・クラウドブレイクでのイベントが復活する。
チョープーに並ぶ世界最高峰のレフトの波で『WSL Finals』に出場するトップ5が確定することになる。

WSLはフィジー政府と3年間の契約を結び、フィジーの副首相兼観光・民間航空大臣であるヴィリアメ・ガヴォカ氏は、「フィジーはさまざまな理由で常に特別な場所です。私たちのおもてなしや、自然環境や文化が魅力な場所ですが、今回のケースは評価の高い波ですね。このイベントは、一流のサーファーの目的地としてだけでなく、多くのサーファーにも、この世界でも最高峰のサーフポイントでサーフィンする機会が生まれると思います。私たちはフィジープロが今後3年間続くことを楽しみにしています」と声明を発表している。

パリ五輪の後、多方面から注目を集めるだろう最終戦を素晴らしい波が期待できるフィジーで迎えることはサーフィン界にとって大きなプラスになりそうだ。

2024年CTスケジュール

▪️1月29日〜2月10日
ハワイ・パイプライン
▪️2月12日〜2月23日
ハワイ・サンセットビーチ
▪️3月8日〜3月16日
ポルトガル・ペニシェ
▪️3月26日〜4月5日
オーストラリア・ベルズビーチ
▪️4月11日〜4月21日
オーストラリア・マーガレットリバー

【ミッドシーズンカット】
メンズ36名→24名
ウィメンズ18名→12名

▪️5月22日〜5月31日
タヒチ・チョープー
▪️6月6日〜6月15日
エルサルバドル・プンタ・ロカ
▪️6月22日〜6月30日
ブラジル・サクアレマ

★7月26日〜8月11日(サーフィンは7月27日〜8月5日)
パリ五輪

▪️8月20日〜8月29日
フィジー・クラウドブレイク

★9月6日〜9月14日
『WSL Finals』
カリフォルニア・ローワー・トラッセルズ

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

(空海)

▼パリ五輪サーフィン特設ページ

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