WSLが8月に発表した2023年CSのフォーマット変更をアップデート。
2023年CSのアジアリージョナルの選考基準を変更した。
加えて2023年CSに関わる残りのQSイベントを公表した。
WSLが発表した選考基準変更
2023年のCSは5月のオーストラリアから始まる。
出場する選手は男子80名、女子64名。
その内のアジア枠は男子6名、女子4名。
これは8月に公表された数と同じだが、アジア枠の内訳が変更された。
男子がリージョナルQS上位5名とリージョナルワイルドカード1名。
女子がリージョナルQS上位3名とリージョナルワイルドカード1名。
今回の変更ではランキングを一つ省き、リージョナルワイルドカードを一つ加える形になった。
また、ランキングを決めるイベント数もこれまでの5試合から4試合に変更された。
2023年CS出場に関係する残り4イベント
2023年のCS出場をかけての争いは2023年3月まで続く。
日本を含むアジアリージョナルはオーストラリア/オセアニアリージョナルと合同で開催される数イベントもカウントされる。
特に今回発表されたスケジュールを見ると最後にオーストラリアでQS5,000が行われるため、アジアだけではなく、オーストラリアのイベントにも出場することが必要になる。
・1月20日〜26日 フィリピン・ラウニオン
QS3,000『La Union International Pro』
・3月2日〜5日 日本・宮崎
QS1,000『whitebuffalo Hyuga Pro』
・3月13日〜18日 オーストラリア・セントラルコースト
QS3,000『Vissla & Sisstrevolution Central Coast Pro』
・3月20日〜26日 オーストラリア・ニューキャッスル
QS5,000『Burton Automotive Pro & Speaking in Colour Pro』
『La Union International Pro』
2023年QSアジアリージョナルの開幕戦となる『La Union International Pro』はフィリピン西部に位置するラウニオンで開催される。
ここはホテルやレストランが立ち並ぶリゾート地で会場はサン・ファンのウルビズトンドビーチ。
QS3,000とロングボードのLQS1,000が併催される。
QSは前記の通り、2023年のCS出場に関わる重要なイベントであり、LQSもロングボードのワールドツアーであるLTのアジアリージョナルの代表を決める重要なイベントで、もう一つ予定されているイベントとの合計でランキングを決め、男女共にトップがLTの出場権を得ることになる。
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
(空海)