12月4日〜11日にカリフォルニアのピスモビーチででISAのパラサーフィンイベント『2022 Pismo Beach ISA World Para Surfing Championship』が開催されます。
今年は28カ国、180名以上のアスリートが集結。
これは2015年の初開催時の2倍以上、特にウィメンズは過去最高の60名と全選手の3分の1を占めます。
2028年のロスパラリンピックへの提案
また、ISAでは東京オリンピックでのサーフィン競技の成功を受けて、2028年のロスパラリンピックでサーフィンを競技として行うことを申請。
現在、IPC(国際パラリンピック委員会)によって審査されています。
サーフィンが公式スポーツのカリフォルニアはサーフィン文化、インフラが整っているため、パラサーフィンのオリンピックデビューとしては最高の環境でもあります。
最終決定は2023年1月に行われる予定。
クラス分け

PHOTO: ISA / Sean Evans
『2022 Pismo Beach ISA World Para Surfing Championship』はそれぞれの身体状況に応じて9つのクラスに分類。
各クラスで男女の世界チャンピオンを決定します。
スタンド1
スタンド2
スタンド3
膝をつく
座位
伏せ1
うつぶせ 2
視力障害1
視力障害2
各区分の詳細は以下。
https://isasurf.org/learning/para-surfing/isa-para-surfing-classification/
日本代表

PHOTO: ISA / Sean Evans
『2022 Pismo Beach ISA World Para Surfing では日本代表選手が10名出場。
2021年の同イベントでメダルを獲得した高尾千香子(PARA SURF STAND 1)と藤原智貴(PARA SURF PRONE 2)も参加しています。
【代表選手】
高尾千香子
勝倉直道
奈良優
近藤健太郎
藤崎滋
小嶋好宏
西山健悟
伊藤建史郎
小林征郁
藤原智貴
オープニングセレモニーの模様

PHOTO: ISA / Jersson Barboza
『2022 Pismo Beach ISA World Para Surfing Championship』はすでにオープニングセレモニーが開催。
他のISAイベント同様、パレードの後、サーフィンを通じて世界の国々が平和に集うことを象徴する「サンド・オブ・ザ・ワールド」や、先住民族のスピーチが行われました。
なお、セレモニーにはピスモビーチ市長のエド・ウェージ氏、アンプサーフ社長兼創設者のダナ・カミングス氏、2021年にISA常任理事に就任した井本公文氏、ISA理事のロバート・ファスロ氏などの要人が出席していました。
『2022 Pismo Beach ISA World Para Surfing Championship』は以下公式サイトでライブ中継が配信されます。
ISA公式サイト:https://www.isasurf.org/
(THE SURF NEWS編集部)