『2022 ISA World Surfing Games』開幕！

51カ国から246名のアスリートがカリフォルニアのハンティントンビーチに集まり、メダル獲得と自国のプライドをかけて戦う『2022 ISA World Surfing Games』が現地時間9月16日に開幕！

初日は公式記者会見の後、ハンティントンのメインストリートを地元の高校生によるマーチングバンドの先導によって選手達が行進するパレード・オブ・ネイションズで幕を開けた。

ISA恒例の各国のビーチの砂を一つの箱に入れるサンド・オブ・ザ・ワールドでは未だロシアの進攻が終わらないウクライナ代表がステージに登場すると会場はスタンディングオベーションに包まれた。

サンド・オブ・ザ・ワールドはサーフィンを通じての世界平和を象徴する儀式。
一刻も早く世界中全てが平和になることを願いたい。

ハンティントンビーチでWSGが開催されるのは1984年、1996年、2006年に続き、4回目。
1996年にフェルナンド・アギーレ氏の会長就任式が行われた場所でもあり、初めてWSGの名称になった記念すべき場所でもある。

サンド・オブ・ザ・ワールドもこの年に初めて行われ、4位の選手にクーパーメダルを贈呈したのもこの1996年が初めてになる。

フェルナンド・アギーレ氏は「あの時、私達はサーフィンがオリンピックに出るという夢を持っているビジョンを世界に発信したんだ。もちろん、医者に診てもらった方が良いんじゃない？と周囲から言われたよ。でも、あの突拍子もないアイディアから始め、計画を立てて現実になったのさ。そして、今がある。この大会はオリンピックの予選を兼ねている。サーフィンの歴史上、2度目のオリンピックのサイクルに入ったんだ」と話した。

オープニングセレモニーにはフェルナンド・アギーレ氏の他、IOC副会長ニコル・ホーベルツ氏、IOC理事ナワル・エル・ムタワケル氏、IOC委員・国際トライアスロン連合会長マリソル・カサド氏、IOC委員・世界陸上競技連盟会長セバスチャン・コー、IOC委員フィロメナ・フォータス、IOCスポーツディレクター リュー・スンミン、ハンティントンビーチ市長バーバラ・デルグリーズ、ビジットハンティントンビーチのCEO ケリー・ミラーなど他の高官も出席した。

『2022 ISA World Surfing Games』は9月17日にオープンメンズから開始する予定。

現地時間9月17日の朝7時は日本時間同日の23時。
全てのライブ中継は公式サイトで配信される。

ISA公式サイト:https://www.isasurf.org/

NAMINORI JAPAN日本代表

今回の日本代表は以下。

五十嵐カノア　
村上舜
上山キアヌ久里朱
松田詩野
都筑有夢路
前田マヒナ

日本代表の動向などは以下でチェック可能だ。

・NSA公式サイト
https://www.nsa-surf.org/
・NSA公式Facebook
https://www.facebook.com/nsasurf/
・NAMINORI JAPAN公式Instagram
＠naminori_japan
https://www.instagram.com/naminori_japan/

(空海)