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Jベイのファイナルでのバックハンドサーフィン対決はガブリエル・メディーナが制した

F+(エフプラス)

明日だと思ったんだけど、この前のスウェルもちょっと予報と外れちゃったし、なんか予報当てにならないかもしれないので、目の前に波があるんでやっちゃいましょう、ってことなんだと思う。予報では今日の午後からいいことになってたから。

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ただ、天気がねぇ、どうにもこうにもめまぐるしくて、カメラしまう、傘さす、傘たたむ、カメラ出す、カメラしまう……の繰り返し。いきなり寒いし、オフショアとはいえ風が吹いてるので砂飛んでくるし、カメラ濡れるしのメディアにとっては地獄の一日だった。

スイッチスタンスでウィニングライドをするガブリエル・メディーナPhoto by snowy

ガブ、カリッサ。順当と言えば順当かな、と思う。オッキー以来のJベイでのグーフィーウイナー。イタロもうまかったけど、ガブ、イタロよりスイッチスタンスうまかったし。あのサイズでスイッチでブットいカーヴィングって、だいぶやばい。なんか、ファイナルはふたりのスイッチスタンスが一番印象的だったかも(笑)。

五十嵐カノア Photo by Ed Sloane/WSL via Getty Images

カノアはやっぱこのサイズになってイタロ相手になると、軽さが目立っちゃったかな。オフレール系のサーフィンなんで、ポイントブレイクのこのサイズはやっぱ合わない。

コロヘ・アンディーノ Photo by Ed Sloane/WSL via Getty Images

コロヘはガブに押し切られた感じ。セットの間隔が長くて、なかなか待てないんだけどじっくり待ってノーミスで決めたガブにやられた。まぁ、それでも3位で次イエロージャージー。どこかで優勝すれば、コンスタントに2番3番がすでにそろってるので、ワールドタイトルスイッチオンだと思う。

フィリッペ・トレド Photo by Ed Sloane/WSL via Getty Images

フィリッペ。クオーターでセバスチャン・スィーツに勝ってほえた時には、あぁ、また行くんだぁ、と思ったけど、こちらもイタロのセットガン決めに比べると、サーフィンが軽い感じ出ちゃうかな。インサイドの見せ場はよかったけど、それもイタロのほうがひとつ上行ってたと思う。

ガブリエル・メディーナ Photo by Pierre Tostee/WSL via Getty Images
イタロ・フェレイラ Photo by Pierre Tostee/WSL via Getty Images

で、ファイナルはブラジリアン対決のグーフィー対決。最近のバックハンドサーフィンの進化を目の当たりにするようなファイナルだったと思う。
このふたりのバックハンドの完成度とスピードはものすごいと思う。相当やばいセクションに当ててもふっつ~に返してくるし、早いセクションも平気でぬけてくるし。

バレルのテクがガブのほうが上だったって感じかね。次のタヒチ、リムーアは昨シーズンガブが連勝しているので、これでガブがタイトル争い本格参戦の感じ。

カリッサ・ムーア Photo by Pierre Tostee/WSL via Getty Images
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同じくタイトル争いに完全復帰した感じなのはカリッサ・ムーア。あのサイズ完全に制圧してたからな。時にフィニッシュのタテのレイバックスラッシュカーブみたいなやつ、ヤバかった。頭一つ抜けて次イエロー。2位のレイキーは2年連続悔しい思いをしている。3度目の正直で来年に期待。

イタロ、コロヘ、レイキーは本当にずっと練習している感じで、いつフリーサーフィン見に行ってもいたからね。そのうちごほうび来るよきっと。

F+編集長つのだゆき

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