フィジーのタバルア島を舞台としたCT第8戦『Fiji Pro』は現地時間9月2日に新しい南南西ウネリが到達したタイミングで再開。
6-8ftレンジのクラウドブレイクでウィメンズはQFとSFが進行してファイナリストが決定。
メンズはR3の後、QFの2ヒートのみ進行した。
翌日の9月3日がファイナルデーとなる予定。
すでにイエローアラートが発令されている。
ネクストコールは現地時間9月3日朝6時45分(日本時間の同日朝3時45分)で20分後にスタート予定。
カウリ・ヴァーストが10ポイントライド!

今イベントではウィメンズのR1でエリン・ブルックスがパーフェクト10を出して大きな話題になっていたが、大会5日目のこの日はメンズR3でカウリ・ヴァースト(FRA)がディープなダブルバレルをメイクして10ポイントを出した。
更に9.07を重ね、トータル19.07と驚異的な数字でミゲル・プーポ(BRA)に圧勝した。
「最高の波でこんなヒートを戦うのがずっと夢だったので、めっちゃ嬉しいよ。今までこういう感覚を味わえたのは、地元タヒチのチョープーだけだった。ここは最高だね。現地の人たちも素晴らしいよ。ここでビッグチューブや大きなターンが狙える本当のビッグウェーブのラインナップに立つのは今回が初めてだった。本当にやばかったよ。まさに世界最高峰の波。ビデオではずっと見ていたけど、2人だけでこの波をサーフィンできるなんて最高さ。自分は脚も体格もがっしりしているので、6フィート3インチの大きめなボードでしっかり踏み込んで攻めた。本当に最高の気分だよ」
チョープーでのパリ五輪で金メダルを獲得したカウリは言わずと知れた世界最高のバレルライダー。
次のQFの相手はフィジーで3度のファイナル進出、2度の優勝経験があるガブリエル・メディナ(BRA)
ファイナルデーの目玉にもなりそうなカードだ。



PHOTO: © WSL/Aaron Hughes

コナーの相手はグリフィンに決定

カウリの強烈なバレルライドの前まで主役級の活躍をしていた日本のコナー・オレアリーは、QFでグリフィン・コラピント(USA)と対戦する。
フィジー戦はコナーが2017年のルーキーイヤーに初めてファイナルに進んだ相性の良い場所でもある。
この日、コナーはイタロ・フェレイラ(BRA)に対して9ポイントライドで圧勝。
グリフィンはサミュエル・プーポ(BRA)とのカードで2本のボードを折り、ようやくリズムを取り戻して6.83と7.17を出してクロスゲームを制した。
ランキングでは8位のグリフィンの上にいるイタロ、ヤゴ、ミゲル、イーサン、GPが敗退したため、ライブランキングで6位まで浮上している。



PHOTO: © WSL/Cait Miers

PHOTO: © WSL/Aaron Hughes

執念でリベンジを果たしたコール

2ヒート行われたQFではコール・ハウシュマンド(USA)がヤゴ・ドラ(BRA)とのグーフィーフッター対決を制し、今シーズン初のSF進出。
素晴らしいバレルライドでニュージーランド戦のリベンジマッチを制した。
「最高の気分だよ。波が炸裂している中で、大好きなサーファーの一人であり、倒すべき本命だったヤゴを相手に、あんな形で勝てたんだからね。ニュージーランドのラグランでのリベンジマッチだと思わずにはいられなかったよ。あのヒートの執念はそこから来ていて、めっちゃガッツポーズもしたし、死に物狂いで戦ったんだ。あの時の悔しい記憶を思い出して、とにかく思い切りぶつかっていこうと思った。残り4分で彼に7ポイントが必要になったときは悪夢を見ているようだったけれど、あのヒートでできる限りのことをすべてやって、いくつかのチャンスをしっかり物にした。彼に報復ができて本当に良かったよ。昨年フィジーへ何度かトリップに来たんだけど、その成果が出ていると感じるね。努力を重ねて、ツアーでの自分のキャリアを繋ぎ止めることができて最高に嬉しいよ」
コールはSFでレオナルド・フィオラヴァンティ(ITA)と対戦する。
ランキング2位のレオはトップのイタロとの差を縮めるチャンスが巡ってきた。







PHOTO: © WSL/Aaron Hughes

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エリン・ブルックスが2連覇に王手

R1で10ポイントを出したエリン・ブルックス(CAN)がこの日も快進撃を続けた。
QFではヴァヒネ・フィエロ(FRA)とのクロスゲームを制し、カリッサ・ムーア(HAW)とのSFではヒートのハイスコアである7.67を出してカリッサを振り払った。
タヒチ戦の優勝で今シーズンの不調を帳消しにしたエリンはライブランキングで10位に入っており、ファイナルデーの結果次第では更に上昇する可能性もある。
「またファイナルに行けるなんて本当に最高よ。正直信じられない気持ち。カリッサとのヒートは緊張したわ。彼女はこの大会で本当に素晴らしいサーフィンをしている。最後もプライオリティを持っていたので、自分に風が向いてくれて感謝しかない。またファイナルの舞台に上がれるなんて、昨年の終わりや今年の初めには不可能に思えたわ。2大会連続でファイナルに進めるなんて、本当にありがたい。自分にもできるんだってことを証明できたと思う。年初めは、オフシーズンにこれだけ努力したのに結果がついてこなくて、困惑していたの。高いヒートスコアを出しながら負けてばかりいて、自分を信じられなくなっていたのよ。でも、新しい自信を見つけて、ただ楽しむことができるようになった。この2大会は結果を期待されている場所だったけど、実際にそれを達成できるなんて夢みたいよ。オフの日が多かったので、島でみんなとゲームをして遊んでいたのがすごく楽しくて、競争心を保つことにも繋がった。正直、試合というよりサーフトリップに来ているような感覚ね」





PHOTO: © WSL/Cait Miers
SFまで進んだカリッサは次のトラッセルズ戦でイエロージャージを着用することが決定。
また、エリンのファイナルの相手、イザベラ・ニコルス(AUS)はこの日ヨランダ・ホプキンス(POR)、ブリッサ・ヘネシー(CRI)を倒したが、ブリッサとのSFで足首を負傷してしまい、一時立てないほどだったと話している。
ブリッサをブロックするためにラインナップには戻ったが、明日のファイナルはエリンが有利と言える。
そして、エリンとイザベラはタヒチ戦のファイナルの後に抱き合って喜びを分かち合ったほどの仲であり、姉妹のような関係でもある。

PHOTO: © WSL/Cait Miers

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
2026 Fiji Pro Presented by Corona Cero Women’s Quarterfinal Results:
HEAT 1: Carissa Moore (HAW) 14.34 DEF. Bettylou Sakura Johnson (HAW) 11.00
HEAT 2: Erin Brooks (CAN) 11.10 DEF. Vahine Fierro (FRA) 10.67
HEAT 3: Isabella Nichols (AUS) 9.67 DEF. Yolanda Hopkins (POR) 6.77
HEAT 4: Brisa Hennessy (CRC) 10.83 DEF. Lakey Peterson (USA) 7.47
2026 Fiji Pro Presented by Corona Cero Women’s Semifinal Results:
HEAT 1: Erin Brooks (CAN) 11.84 DEF. Carissa Moore (HAW) 9.97
HEAT 2: Isabella Nichols (AUS) 10.67 DEF. Brisa Hennessy (CRC) 10.50
2026 Fiji Pro Presented by Corona Cero Women’s Final Matchups:
HEAT 1: Erin Brooks (CAN) vs. Isabella Nichols (AUS)
2026 Fiji Pro Presented by Corona Cero Men’s Round 3 Matchups:
HEAT 1: Cole Houshmand (USA) 10.17 DEF. Seth Moniz (HAW) 4.00
HEAT 2: Yago Dora (BRA) 14.40 DEF. Kanoa Igarashi (JPN) 6.83
HEAT 3: Leonardo Fioravanti (ITA) 14.33 DEF. Morgan Cibilic (AUS) 10.43
HEAT 4: Callum Robson (AUS) 10.50 DEF. Jake Marshall (USA) 8.77
HEAT 5: Connor O’Leary (JPN) 14.33 DEF. Italo Ferreira (BRA) 7.27
HEAT 6: Griffin Colapinto (USA) 14.00 DEF. Samuel Pupo (BRA) 12.60
HEAT 7: Kauli Vaast (FRA) 19.07 DEF. Miguel Pupo (BRA) 11.17
HEAT 8: Gabriel Medina (BRA) 13.77 DEF. Barron Mamiya (HAW) 13.33
2026 Fiji Pro Presented by Corona Cero Men’s Quarterfinal Results (Heats 1 – 2):
HEAT 1: Cole Houshmand (USA) 16.13 DEF. Yago Dora (BRA) 13.27
HEAT 2: Leonardo Fioravanti (ITA) 14.10 DEF. Callum Robson (AUS) 10.94
2026 Fiji Pro Presented by Corona Cero Remaining Men’s Quarterfinal Matchups (Heats 3 – 4):
HEAT 3: Connor O’Leary (JPN) vs. Griffin Colapinto (USA)
HEAT 4: Kauli Vaast (FRA) vs. Gabriel Medina (BRA)
(黒本人志)
























