WSLチャレンジャーシリーズ(CS)ワイルドカードも決定!アジア選手全15名が出場

2021年のWSLチャンピオンシップツアー(CT)も終了し、9月20日からはチャレンジャーシリーズ(CS)の第1戦「USオープン」がカリフォルニア・ハンティントンで開幕する。

CSは男子96名、女子64名の選手で構成され、主にリクオリファイを逃したCT選手やリージョン毎のQS上位選手が、2022年のCTクオリファイを賭けて争う。CS4戦の結果、男子上位36名、女子上位18名が2022年のCTにクオリファイする。

今年度は、コロナ禍の影響もあり、CSに参加できる選手は各リージョンランキング毎に割り当てられており、アジアは男女各6名。さらに国別に以下の枠数が割り当てられている。

■アジアリージョン(男女各6枠)の分配
日本:男子4枠、女子5枠
インドネシア:男子2枠、女子1枠

CS出場するアジア選手

CS出場するアジア選手。このほかにインドネシアのクトゥ・アグースもワイルドカードを得ている。

この度、アジア枠出場選手ならびにワイルドカードで出場する選手について、WSL APACオフィスに確認したところ下記回答があった。

ウィメンズ
野中美波(日本)
前田マヒナ(日本)
黒川日菜子(日本)
松田詩野(日本)
都筑有夢路(日本)
カイラニ・ジョンソン(インドネシア)
脇田紗良(日本) ※ワイルドカード

メンズ
村上舜(日本)
和井田理央(インドネシア)
稲葉玲生(日本)
大原洋人(日本)
西修司(日本)
オニー・アンワー(インドネシア)
新井洋人(日本) ※ワイルドカード
クトゥ・アグース(インドネシア) ※ワイルドカード

なお、CSには2019年WJC上位者に出場枠が与えられていたが、優勝した都筑有夢路は自力でリージョナル枠を獲得したためWJC枠は適用されない。後述する「USオープン」のエントリーリストを見ると、使用しなかったWJC枠は「CTリプレイスメント」と同様に扱われるようだ。

CS初戦「USオープン」出場選手は?

9月20日からハンティントンで開幕するCS初戦「USオープン」のエントリーリストが既に公開されており、上記アジア選手の殆どが出場するが、新井洋人とクトゥ・アグースの名前はクレジットされていない。

クオリファイを巡っては、CT残留を逃したマシュー・マクギヴレイ、カイオ・イベリ、ピーターソン・クリサント、ミシェル・ボレーズやキーリー・アンドリュー、セージ・エリクソン、ニッキ・ヴァン・ダイクなどが強敵になるだろう。

ちなみに、CT枠からは、地元の五十嵐カノアはじめ、コナー・コフィン、グリフィン・コラピント、コロヘ・アンディーノ、サリー・フィッツギボンズ、キャロライン・マークス等も出場予定だ。(既にリクオリファイを果たしているCT選手でも、原則、男子は2つ、女子は1つのCSイベントに出場必須)

2021年CSスケジュール

・9月20日〜26日:US Open of Surfing(米国、ハンティントンビーチ)
・10月2日〜10日:MEO Pro Ericeira(ポルトガル、エリセイラ)
・10月16日〜24日:Quiksilver/ROXY Pro France(フランス、ホセゴー/セニョス)
・11月25日〜12月7日:ハレイワチャレンジャー(ハワイ、ハレイワ)

(THE SURF NEWS編集部)

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