現地時間6月10日、中米・エルサルバドルを舞台としたCT第5戦『Surf City El Salvador Pro』は1日のレイデイを経てメンズR3のH4から再開。
ハリケーンからのウネリにより、会場のプンタ・ロカはチョコレート色に染まった公式8-10ftレンジのビッグサイズ。
クリーンなコンディションだったが、波が不安定だったために異例の45分ヒートでQFを戦うベスト8が揃った。
なお、ハリケーンの影響で6月11日はオフが決定。
ネクストコールは現地時間6月12日の朝6時30分(日本時間の同日21時30分)で35分後にスタート予定。
レオ vs サミー

PHOTO: © WSL/Aaron Hughes
まず、最初にベスト8入りを果たした選手をお伝えすると、レオナルド・フィオラヴァンティ(ITA)、イタロ・フェレイラ(BRA)、カウリ・ヴァースト(FRA)、ガブリエル・メディナ(BRA)、アラン・クリーランド(MEX)がこの日ラウンドアップ。
すでに終了していたヒートでは、カラム・ロブソン(AUS)、五十嵐カノア(JPN)、マルコ・ミニョー(FRA)が勝ち上がっていた。
大会5日目で最もハイレベルなヒートになったのは、オープニングのサミュエル・プーポ(BRA)とレオナルドのカードだった。

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序盤はレオがレイバック気味のターン、パワーカービング、厚いセクションを抜けてからのリップ、レイバック気味のフィニッシュで8.17を出して圧倒。終盤にかけてサミーも反撃。大きなスプレーが上がるカービングにブローテールのエアーリバースをメイク。ヒートのハイエストになる8.60を出した。
しかし、レオは大きな2ターンコンボで7.33を重ね、トータル15.50で今シーズン初のQF進出を決めた。
QFはマルコとのヨーロピアン対決になる。
「45分間のヒートなんて、これまで経験したことがないよ。40分なら確かに経験があるけれどね。波は良いけど、数は少なかった。良いスタートを切れたものの、相手がサミーだったので、何が起きるか最後まで分からないと思っていた。彼がハイスコアを出すまでには時間がかかったし、彼には7.84が必要だったんだ。彼が最後の波に乗った時、歓声が聞こえた。でも、自分もその後の波に乗るチャンスがあり、そこで大きな2ターンを決めたんだ。頭の中で少し計算していて、最後のターンは感触が凄く良かったから、6ポイント台は出るだろうと確信したよ。このヒートを勝ち上がれて本当に嬉しい」



PHOTO: © WSL/Oscar Jimenez


ギャビー vs ロボ

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2018年の初対戦から始まり、通算8度目の対戦。2024年のパリ五輪でも戦ったガブリエルとジャック・ロビンソン(AUS)のカードはR3の注目カードでもあった。
両者共に序盤に6ポイント台を出してバックアップを探す勝負。
ギャビーはビッグターンで5.67、6.67とバックアップを伸ばしたが、ロボは波を待ち過ぎてしまい、最後までスコアを出せずにギャビーがこのカードで5度目の勝利を決めた。

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ちなみに今イベントでは長年コーチを務めていた義父のチャーリーも会場入りしてライブでも興奮する姿が映されている。
「正しい波を選ぶことだけを考えていた。ジャックはこの波でのサーフィンが本当に上手いし、この場所のQFで前にも対戦したことがあるから、勝ち上がれて本当に嬉しいよ。今年は一歩ずつ進んでいて、ただ海にいる時間を楽しんでいるんだ。良い結果を出せると良いね。今回は家族を連れてきているし、ガールフレンドも一緒にいるから、その時間を最大限に楽しみたいと思っている。自分の愛することをやっているし、その全てを楽しもうとしている。全てのイベントがワールドタイトルにつながるから、どの大会でもヒートを勝ち抜けるように頑張るよ」
次はキャリア初のQF進出を決めたアランと対戦する。

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イタロvs クロスビー

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大会2日前に膝に8針を縫う怪我を負ったイタロは、最初のヒート後のインタビューで痛みを堪えてのサーフィンだったと話していたが、イエロージャージのプライドを胸にクロスビー・コラピント(USA)とのカードを勝ち上がった。
クロスビーのリードで迎えた中盤。プライオリティを持っていたイタロはスープに飲み込まれそうになりながらクロスビーの目の前でテイクオフをメイクした後、ボトムから一気にトップに駆け上がり、思わず声が出てしまうようなバーディカルなターンをメイク。その後のセクションはノーマルだったものの、ファーストターンが評価されて7.50を出して逆転に成功した。
クロスビーはニード6.34で最後にチャンスを得るが、最後のセクションをメイクできず4.83止まりだった。


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「あの7.50のライディングは最高に楽しかったよ。ボディボードのようなスキルを使って、あんな波でテイクオフするのはかなり難しいんだ。テイクオフの瞬間もボトムターンの感覚も覚えている。波を見上げた時、ヒートを勝ち抜くために良いセクションになると思った。ハイタイドになると少し難しくなるから、ターンを刻むようにしたんだ。波が少しアウトサイドよりに動くし、ロータイドとは違うからスピードに乗るのが難しい。大会はまだ先が長い。少し安全策をとっているけれど、ヒートを勝ち上がれて嬉しいよ」
イタロとクロスビーの対戦成績は3勝0敗でイタロ。
クロスビーにとっては、超えなくてはいけない壁でもある。
QFはカウリとのオリンピック金メダリスト対決となる。
このキャリア初対戦は注目を集めるだろう。

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WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
Men’s Surf City El Salvador Pro Round Three (Heats 4 – 8) Results:
HEAT 4: Leonardo Fioravanti (ITA) 15.50 DEF. Samuel Pupo (BRA) 14.27
HEAT 5: Italo Ferreira (BRA) 12.50 DEF. Crosby Colapinto (USA) 11.00
HEAT 6: Kauli Vaast (FRA) 12.76 DEF. Joao Chianca (BRA) 10.76
HEAT 7: Gabriel Medina (BRA) 13.34 DEF. Jack Robinson (AUS) 7.87
HEAT 8: Alan Cleland (MEX) 12.80 DEF. Barron Mamiya (HAW) 10.26
Men’s Surf City El Salvador Pro Quarterfinal Matchups:
HEAT 1: Callum Robson (AUS) vs. Kanoa Igarashi (JPN)
HEAT 2: Marco Mignot (FRA) vs. Leonardo Fioravanti (ITA)
HEAT 3: Italo Ferreira (BRA) vs. Kauli Vaast (FRA)
HEAT 4: Gabriel Medina (BRA) vs. Alan Cleland (MEX)
Women’s Surf City El Salvador Pro Quarterfinal Matchups:
HEAT 1: Gabriela Bryan (HAW) vs. Anat Lelior (ISR)
HEAT 2: Luana Silva (BRA) vs. Carissa Moore (HAW)
HEAT 3: Molly Picklum (AUS) vs. Caroline Marks (USA)
HEAT 4: Tyler Wright (AUS) vs. Caitlin Simmers (USA)
(黒本人志)























