カリフォルニア、ベルズ、ラ・ウニオンのレギュラーシーズン3戦とエルサルバドルでのトップ12(2025年のトップ8から変更)によるチャンピオンシップで争われる2026/2027シーズンのLT。
開幕戦の『Lexus US Open of Surfing』が日本時間の7月25日深夜にスタートする。
舞台のカリフォルニア・ハンティントンビーチは期間中良い波予報が出ており、CS第2戦も含む真夏の祭典は今年も大いに盛り上がるだろう。
今シーズンのタイトル候補
『Lexus US Open of Surfing』は7月25日〜8月2日に開催され、LTは7月25日〜29日。CSは7月28日〜8月2日の日程。
ディフェンディングチャンピオンのカイ・エリース-フリント(AUS)は怪我のために欠場するが、4xワールドチャンピオン、テイラー・ジェンセン(USA)を始め、カニエラ・スチュワート(HAW)、カイ・サラス(HAW)、ウィメンズではディフェンディングチャンピオンのアヴァロン・ガル(USA)、レイチェル・ティリー(USA)、ホノルア・ブロムフィルド(HAW)、ケリス・カレオパア(HAW)など強豪が勢揃いする。
なお、マリブ出身、3xワールドチャンピオンのソレイユ・エリコは大会直前にツアー離脱を発表した。
日本からは吉川広夏、田岡なつみ、井上鷹が出場。
近年勢力を強めているフィリピンのロジェリオ・Jr・エスクイエヴェル、2年目のジョマリー・エブエザも出場。
特にJrはアジア初のワールドチャンピオンに最も近い選手と言える。
2026/2027 LTスケジュール

PHOTO: © WSL/Aligam
・『Lexus US Open of Surfing』
2026年7月25日〜29日
・『Bioglan Bells Beach Longboard Classic』
2026年12月2日〜6日
・『La Union Longboard Classic』
2027年1月20日〜24日
・『Surf City El Salvador Longboard Championships』
2027年3月13日〜21日
タイトル防衛を狙うアヴァロン・ガル

昨年、ワイルドカード出場で『Lexus US Open of Surfing』を制したカリフォルニア・ラグナビーチ出身のアヴァロン・ガル。
QFでは2022年および2023年の「US Open」チャンピオン、ケリス・カレオパアを倒し、SFでは2024/2025年ノースアメリカ・ロングボード・リージョナル勝者マリア・イラガン、ファイナルでは3xワールドチャンピオンのソレイユ・エリコを抑えていた。
開幕戦でリズムに乗った彼女はベルズで3位、アブダビで2位になり、エルサルバドルでのチャンピオンシップで2位とキャリア最高のシーズンとなった。
「子供の頃、USオープンに来てビーチにいる沢山の人々や、何年もここで試合をしてきた素晴らしいサーファーたちを見るのが大好きだった。自分が大会に出始めた時、それは最高にクールで夢のようなことだったし、間違いなく毎年一番好きなコンテストの1つだったわ。象徴的な大会だし、もしツアーで勝ちたいイベントを1つ選べるとしたら、まさにこれだったと思う。あの時間を家族と分かち合えて、その日の夜に家にいられたのは本当に特別で、最高の1日だった。去年の結果は確実に自分の自信につながった。サーフィンは運の要素も大きいと感じているけれど、去年は本当に運が良くて、旅をしながら本当に楽しめた1年だった。それこそが学んだ中で最も大切なことだったし、自分にとって本当に特別な年になったわ」
42歳のテイラー・ジェンセンが記録更新に挑戦

ロングボード界におけるGOATと呼ばれているテイラー・ジェンセンは、ハンティントンビーチとの相性が良く、4大会連続でファイナル進出。
2022年、2024年には優勝もして、2024年には義理の父であるナット・ヤングと並ぶ4xワールドチャンピオンにもなった。
彼の次の目標は5度目のワールドタイトル獲得。
42歳の挑戦が今始まる。
「USオープンが大好きなんだ。常に自分にとって相性が良いし、まるでホームにいるように感じる。自分が一番リラックスして臨めるイベントだし、今回の波の予報は去年とは大きく違っていて、かなりワクワクしているよ。波が来ることは分かっている。あとはクオリティがどうなるかという問題だけれど、北西の風波を伴うかなり良いスウェルが数日間続く予定だし、文句なしに最高に楽しめるはずさ。ツアーの中でそういったバリエーションがあって、より大きなコンディションに挑戦し、誰がトップに立つのかを見届けるのはクールだよね。USオープンの勝利数をさらに積み重ねる挑戦ができる立場にいるだけでも素晴らしいことだよ。ただ地元の近くで試合に出て、自分のベッドで寝られるのが好きなんだ。今年はツアーの開催時期が分散しているから、イベントの間にしっかり準備する時間が持てるし、燃え尽きずに済むのがすごく嬉しいね。そして5度目のタイトルを追いかけているなんて自分でも信じられないけれど、体調は万全だし、サーフィンもかつてないほど絶好調だと感じているから、すごく楽しみだよ」
コスタリカ人初のLT選手

PHOTO: © WSL/Nichols
2026/2027シーズンのLTに加わるルーキーの中でも、リア・ディアスはコスタリカ人初のクオリファイ。
また、インドネシアの女性として初となるディア・ノヴィタサリにも注目が集まっている。
22歳のリアはWSLイベント2度目の出場となった北米リージョナルでの『Surfing For Hope Longboard Classic』優勝でLT入りを決めた。
「最初のイベントでここに来られて本当にワクワクしているわ。とても緊張していて、何が起こるか分からない。ただできる限り楽しんで、自分が持っているすべてを出し切りたいと思っている。波に慣れるために10日ほど前にここに着いたの。最後にカリフォルニアに来た時のピスモビーチよりも少し難しい波だけど、できるだけ多くサーフィンしている。ロングボードツアーに進出した最初のコスタリカ人になれたことは大きな誇り。本当に感謝している。地元でも多くの女性がロングボードに挑戦し、自分の夢を叶えるきっかけになれたら嬉しいわ」
すでにヒート表が公開されており、R1で吉川広夏、田岡なつみが同ヒートに重なっている。
『Lexus US Open of Surfing』のファーストコールは現地時間7月25日朝7時(日本時間同日23時)で、35分後に開始予定。
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
Lexus US Open of Surfing Longboard Men’s Round One Matchups:
HEAT 1: Max Weston (AUS) vs. Taka Inoue (JPN) vs. Julian Schweizer (URY)
HEAT 2: Declan Wyton (AUS) vs. Tony Silvagni (USA) vs. Kai McPhillips (USA)
HEAT 3: Taylor Jensen (USA) vs. António Dantas (POR) vs. Tommy Coleman (USA)
HEAT 4: Edouard Delpero (FRA) vs. Jomaire Ebueza (ASM) vs. Gavin Idone (USA)
HEAT 5: Kevin Skvarna (USA) vs. Oliver Packham (RSA) vs. Jack Van Wagoner (USA)
HEAT 6: Rogelio JR Esquievel (ASM) vs. Kai Sallas (HAW) vs. Nicholas Brewer (AUS)
HEAT 7: John Michael Van Hohenstein (HAW) vs. Kaniela Stewart (HAW) vs. Jack Tyro (AUS)
HEAT 8: Chase Lieder (USA) vs. Cole Robbins (USA) vs. Ben Skinner (GBR)
Lexus US Open of Surfing Longboard Women’s Round One Matchups:
HEAT 1: Honolua Blomfield (HAW) vs. Alice Lemoigne (GRA) vs. Beatrice Conroy (AUS)
HEAT 2: TBC vs. Malia Ilagan (USA) vs. Christy Gilmour (RSA)
HEAT 3: Avalon Gall (USA) vs. Cash Hoover (USA) vs. Liv Stokes (CAN)
HEAT 4: Rachael Tilly (USA) vs. Ginger Cami (ITA) vs. Story Martinez (PUR)
HEAT 5: Hiroka Yoshikawa (JPN) vs. Natsumi Taoka (JPN) vs. Maria Fernanda Reyes (PER)
HEAT 6: Chloe Calmon (BRA) vs. Mason Schremmer (USA) vs. Dhea Novitasari (INA)
HEAT 7: Kelis Kaleopa’a (HAW) vs. Natalia Wunderlich (HAW) vs. Lia Diaz (CRC)
HEAT 8: Tully White (AUS) vs. Sophia Culhane (HAW) vs. Sive Jarrard (HAW)
(黒本人志)























