(ディフェンディングチャンピオンのガブリエラ・ブライヤン) PHOTO: © WSL/Aaron Hughes

カリッサがエアーで大逆転&ガブリエラがパワーで圧勝!CT第5戦『Surf City El Salvador Pro』3日目

中米・エルサルバドルを舞台としたCT第5戦『Surf City El Salvador Pro』はウェイティングピリオド初日から3日連続で進行。

現地時間6月7日、会場のプンタ・ロカは前日よりサイズダウンした公式4-6ftレンジプラスのバンピーコンディション。
この日はウィメンズのR2が終了してQFを戦うベスト8が決定した。

ディフェンディングチャンピオンのガブリエラ・ブライヤン(HAW)を始め、カリッサ・ムーア(HAW)、ルアーナ・シルヴァ(BRA)、アナット・レリオール(ISR)、ケイトリン・シマーズ(USA)などが素晴らしいパフォーマンスを披露していた。

ハイエストはケイティー

(ケイトリン・シマーズ)
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大会3日目にハイエストスコアを揃えたのは最終ヒートでグロム時代からの戦友のベラ・ケンワーズィと戦ったケイトリン・シマーズ。

カリフォルニアを代表するヤングジェネレーションの二人のサーフィンはスタイリッシュだが、ケイティはそれにパワーも加わった完成形。
膝の入れ方やフルラウンドハウスカットバックなどはテイラー・ノックスを彷彿させるライディングで、8.00と8.50をスコア。
トータル16.50はメンズを含めてのここまでのハイエストになる。

「あのヒートはただ純粋に楽しんでサーフィンができたの。だってサーフィンが大好きだし、凄い調子も良い感じだから。ここで乗った全ての波と本当に分かり合えている気がしている。沢山の波に乗り、自分のしたいようにサーフィンができているわ。あのヒートは、親友が相手だったので、少し複雑な気持ちだった。ヒート中、両方の結果を考えてしまったの勝てば友人を負かすことになり、負ければそれはそれで嫌な気分になる。残酷だけど、ヒートの間は相手に対して感情移入せず、自分ができる最高のサーフィンをするしかないの。結果を残せてとても嬉しいけど、あのヒートについては少し複雑な感情があるわ」

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(ベラ・ケンワーズィ)
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カリッサがエアーリバースで大逆転

(カリッサ・ムーア)
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この日、最もエモーショナルになったのは、今年復帰したハワイのカリッサ・ムーアだろう。

対戦相手は中米唯一のサーファーで、R1で最もスコアを伸ばしていたコスタリカのブリッサ・ヘネシー。

ヒートはバンピーで難しいコンディションの中、ミドルスコアの接戦。ブリッサが僅かに上回って進行。
ラスト5分、カリッサ、ブリッサの順でヒート最大のセットに乗り、共に6.17をスコア。この時点でカリッサはニード5.34だったが、残り時間僅かに乗った波でスナップターンから厚いセクションを抜けてスピードを出し、クローズセクションでエアーリバースをメイク。
時間がかかった判定に5.80がコールされ、逆転に成功した。

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(ブリッサ・ヘネシー)
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「本当に嬉しいわ。ブリッサが何点を出したのか分からなかった。私がリードしていたら、彼女のスコアがアナウンスされたのよ。残り1分を切り、スコアが必要だった。ハイスコアではないけど、最後のチャンスだと分かっていたわ。最初のセクションが小さかったので、スコアを出すために何か大きなことをしなければと思ったの。私にとっては負けることは怖くない。このまま乗ってスコアを出すか、そうでなければ全力を出し切って負けるかのどちらかだった。結果が自分の方に転んできて本当に嬉しいわ」

前戦のニュージーランドで復帰後初の優勝を決めたカリッサ。
ライブランキングでは4位まで浮上し、遂にタイトル争いに絡んできた。

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僅か2本で決めたガブリエラ

(ガブリエラ・ブライヤン)
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ハイエストスコアはケイティーに譲ったが、オープニングヒートで強烈なインパクトを与えたディフェンディングチャンピオンのガブリエラ・ブライヤン(HAW)は、今年も優勝候補の筆頭。

ルーキーのヨランダ・ホプキンス(POR)とのヒートでは、明らかに格上のライディングを披露。十八番のパワーハックで大きなスプレーを上げてまず6.17を出すと、次に8.00を重ねてトータル14.17。4ポイント止まりだったヨランダに僅か2本の波で圧勝した。

オンラインの予想ゲーム「WSL fantasy」では、5万人のチームの内、30%がガブリエラをポイントが2倍になるパワーサーファーに登録しているデータも明らかにされた。

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(ヨランダ・ホプキンス)
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「ここがライトハンドのポイントブレイクであることを考えると、少しはファンが多いと言えるかも。あまり考えないようにはしているわ。2倍のパワーサーファーに選んでいると言ってくれるのは、とても嬉しい。選んでくれた人を誇らしい気持ちにさせたいという少し余分なモチベーションにはなるけど、深く考えないように努めている。波が来ることは分かっていたので、変な波に手を出して焦りたくなかったの。ヒートが始まる直前に美しい3本の波のセットがあった。でも、私たちはその1本も乗ることができなかったわ。次のヒートでは、その内の1本に乗れることを期待している。いくつかの番狂わせの結果もあったけど、ツアーに出ている全員に力がある。正直、ヒートの前は少し緊張していたわよ」

(ルアーナ・シルヴァ)
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(アナット・レリオール)
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(ソーヤ・リンドブラッド)
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(モリー・ピックラム)
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(タイラー・ライト)
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(サリー・フィッツギボンズ)
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その他、ランキング2位のルアーナ・シルヴァ(BRA)がルーキーのナディア・エロスタルベ(EUK)を相手に最初に2本で勝負を決め、R1でGOATことステファニー・ギルモア(AUS)を倒したアナット・レリオール(ISR)がソーヤ・リンドブラッド(USA)とのバックハンド対決をパワーで制した。
モリー・ピックラム(AUS)、キャロライン・マークス(USA)、タイラー・ライト(AUS)と三人のワールドチャンピオンも勝ち上がっている。

ネクストコールは現地時間6月8日の朝7時(日本時間の同日22時)で35分後にスタート予定。

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

Women’s Surf City El Salvador Pro Round Two Results:
HEAT 1: Gabriela Bryan (HAW) 14.17 DEF. Yolanda Hopkins (POR) 8.17
HEAT 2: Anat Lelior (ISR) 14.60 DEF. Sawyer Lindblad (USA) 12.06
HEAT 3: Luana Silva (BRA) 12.50 DEF. Nadia Erostarbe (ESP) 10.90
HEAT 4: Carissa Moore (HAW) 11.97 DEF. Brisa Hennessy (CRC) 11.50
HEAT 5: Molly Picklum (AUS) 13.66 DEF. Sally Fitzgibbons (AUS) 10.23
HEAT 6: Caroline Marks (USA) 12.17 DEF. Bettylou Sakura Johnson (HAW) 10.00
HEAT 7: Tyler Wright (AUS) 12.73 DEF. Lakey Peterson (USA) 9.94
HEAT 8: Caitlin Simmers (USA) 16.50 DEF. Bella Kenworthy (USA) 11.10

Women’s Surf City El Salvador Pro Quarterfinal Matchups:
HEAT 1: Gabriela Bryan (HAW) vs. Anat Lelior (ISR)
HEAT 2: Luana Silva (BRA) vs. Carissa Moore (HAW)
HEAT 3: Molly Picklum (AUS) vs. Caroline Marks (USA)
HEAT 4: Tyler Wright (AUS) vs. Caitlin Simmers (USA)

Men’s Surf City El Salvador Pro Round Three Matchups:
HEAT 1: Liam O’Brien (AUS) vs. Callum Robson (AUS)
HEAT 2: Eli Hanneman (HAW) vs. Kanoa Igarashi (JPN)
HEAT 3: Marco Mignot (FRA) vs. Yago Dora (BRA)
HEAT 4: Samuel Pupo (BRA) vs. Leonardo Fioravanti (ITA)
HEAT 5: Italo Ferreira (BRA) vs. Crosby Colapinto (USA)
HEAT 6: Kauli Vaast (FRA) vs. Joao Chianca (BRA)
HEAT 7: Gabriel Medina (BRA) vs. Jack Robinson (AUS)
HEAT 8: Barron Mamiya (HAW) vs. Alan Cleland (MEX)

(黒本人志)

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