WSLが6月19日〜27日にリオデジャネイロのサクアレマで開催されるCT第6戦『VIVO Rio Pro』のワイルドカードとして、ブラジルのタティアナ・ウェストン-ウェブを指名したことを発表した。
タティアナは2024年にランキング3位でシーズンを終えた後、2025年は心身の健康を優先するという理由から休養。
6月に開催されたブラジルでの同イベントにワイルドカードで出場して5位に入った後、8月には元CT選手のジェシー・メンデスとの間に第一子を授かったことを発表していた。
その後、2026年2月6日には無事に出産。
Instagramには娘のビアとのツーショットや、すでにサーフィンしている姿もポストしている。
「サクアレマでツアーに復帰することは、特別な意味を持つわ。前回出場した時、ビアはまだお腹の中にいたのよ。今年はその彼女と一緒にブラジリアンファンの熱気とエネルギーを間近で感じることになるでしょう。CTに復帰して皆が私を応援してくれるエネルギーを感じられるのは、私にとって非常に感慨深いことよ」
母親になったことによる変化

タティアナは母親になったことがスポーツとの関わり方や競技への取り組み方をどのように変えたのかについても話している。
彼女によれば、この新たな段階は、より成熟した心構えと、海の中でのより深い感情的な繋がりをもたらしたそうだ。
今年はカリッサ・ムーアが母親としてCTに復帰してニュージーランド戦で優勝。
優勝後のスピーチでは世界中のママに「夢見ることを決してやめないで」というメッセージを残し、同じ表彰台に立ったイタロが「ママのパワーは素晴らしい」という名言を残したことが話題になった。
「母になることは、サーフィンに対する見方を含め、私の人生のすべてを変えたわ。今では、以前とは異なる心構えでパドルアウトしている。より成熟し、感情的にも強くなり、何よりも感謝の気持ちを抱くようになった。ビアは私の中に自分でも知らなかった強さを引き出してくれた。自分のプロセスをより尊重し、体の声に耳を傾け、勝つための情熱や意欲を失うことなく、より軽やかな気持ちで競技に臨めるようになったと思う」
世界一熱狂的なサーフィンファンが集まることでも有名なブラジル戦。
中でも会場のイタウナビーチの雰囲気は毎年異様なまでの熱気に包まれる。
タティアナにとって、この場所でワイルドカードとしてCTに戻ることが、競技への復帰を特別なものに変えることだろう。
「サクアレマは、私にとって常に特別なエネルギーがある場所。ファンからの愛を心から感じられる場所であり、それが競技中に大きな違いを生む。ワイルドカードとして復帰することだけでも特別だけど、ブラジルのイタウナで経験することは、更に忘れがたいものになる。ファンと再び繋がり、そのエネルギーを間近で感じ、私のキャリアと私生活の両方において非常に重要なこの瞬間を彼らと分かち合えることを、本当に楽しみにしているわ」
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

(黒本人志)





















