現地時間11月7日、52か国から230名のアスリートが集まった『ISA World Surfing Games』は大会初日を迎え、メンズR1の32ヒート中、H26まで進行。
会場のプンタ・ロカスはペルーの首都、リマから車で約1時間30分に位置するライトのポイントブレイク。
軽くヘッドオーバーサイズはある風の影響が入った難しいコンディションで進行した。
今イベントは2028年ロス五輪のクオリファイにも関係しているため、多くのCT選手が出場。
フィリピンのCTと重なっていた日程は、CT選手がR3からのシードとして入る調整がされていた。
スケジュールを見るとR3が始まるのは数日後になるため、まだ現地に到着していない選手も多いようだ。

Photo: ISA/Pablo Jimenez

波乗りジャパンは唯一出番があった大原洋人がラウンドアップ

この日出番があった日本代表「波乗りジャパン」の選手はメンズR1のH26に登場した大原洋人のみ。
序盤はじっくりと波を待ち、まずは2つのビッグターンで5.00をスコア。次にクイックなファーストターンからフィニッシュを決めて6.00をスコア。トータル11.00でトップに浮上する。終盤、フィンランドのエーリ・ティンペリにトップを奪われるが、2位でR2進出を決めた。
ちなみにエーリはカリフォルニアのエンシニータス在住だが、ISAはフィンランド代表として出場している。
ウィメンズR1はH15に中塩佳那。
H19は松岡亜音、松野杏莉が同カードになる。

ハイエストはドイツのハンス・オドリオゾラ

Photo: ISA/Sean Evans
初日に活躍したベスト3はイスラエルのウリエル・ウジエル、スペインのコナー・ドネガン、ドイツのハンス・オドリオゾラ。
プンタ・ロカスの長いライトをパワフルなターンでつないでスコアを伸ばしていた。
7.83のハイエストスコア、14.03のハイエストヒートスコアを出したドイツのハンスは2023年のリオでのISAワールドジュニアでU16ボーイズの金メダルを獲得していた選手。
当時、スペイン代表として出場していたが、今回はドイツ代表に変わり、18歳にして初のWSG出場を果たした。
「すごい良い感じだったよ。ボードにも自分のサーフィンにも手応えがあり、自信を持ってヒートに臨めたね。リズムをつかめたことが嬉しかった。途切れることなく、次々と多くの波に乗ることができたし、良いライディングを楽しめた」


初日も含め、プンタ・ロカスは連日オンショアが吹いてクセがある波質になっているが、その点については、「バンピーで本当に難しい波だよ。波がクリーンな時は少し乗りやすくなるけど、それでも水量が多い波なので、しっかりホールドしてくれるボードが必要なんだ。常にボードが不安定になるからね。それに、ラインナップでポジションをキープするのも難しい。波が大きく、ポイント全体が広いので、自分のポジションを見つけるのが大変なのさ。でも、幸運にも良い波を何本かつかむことができて、次のラウンドに進めたよ」と話していた。
初日はチームメイトのティム・エルター、20歳の兄、カイ・オドリオゾラもスコアを伸ばしてトップ通過を果たしている。
その他、エルサルバドルのブライアン・ペレス、ポルトガルのフレデリコ・モライス、フランスのジョルガン・クズィネ、開催国ペルーのルッカ・メシナスなどがラウンドアップを果たした一方、インドネシアのマデ・アリヤナはリパチャージ行きになった。
大会2日目現地時間11月8日の朝7時(日本時間の同日21時)にメンズR1のH27からスタート予定。
ISA公式サイト:https://www.isasurf.org/

Photo: ISA/Pablo Jimenez

Photo: ISA/Sean Evans

Photo: ISA/Pablo Franco

Photo: ISA/Pablo Jimenez

Photo: ISA/Pablo Jimenez

Photo: ISA/Jersson Barboza
(黒本人志)





















