PHOTO: © WSL/Miers

【背番号55】遂に都筑有夢路がCTの舞台に上がった!

現在オーストラリア、ノースナラビーンで開催中のCT第3戦『リップカール ノースナラビーン クラシック』に日本の都筑有夢路が急遽リプレイスメント(代理)として参加中!

現地時間4月17日の初日に行われたR1(Seeding Round)では『リップカール ニューキャッスルカップ』で活躍したイザベラ・ニコルス(AUS)、キーリー・アンドリュー(AUS)と対戦してキーリーに続く2位で次のRound of 16行きを決めた。

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「今日のコンテストを楽しみにしていたけど、緊張もしていたので、次に進めて安心したわ。オーストラリアの生活は楽しんでいる。世界のトップレベルと競い合えることは私にとって特別よ」

都筑有夢路は2020年シーズンに休暇をとったカリッサ・ムーアの繰り上げとしてCT入りを果たしていたが、そのシーズンはパンデミックによって中止になり、CT入りは幻となっていた。

しかし、2021年シーズンで補欠1番のスポットを獲得しており、LAからシドニーに飛んだWSLチャーター便にも同乗していたそうだ。

14日間の自己隔離の後にCT出場のために待機していた都筑有夢路は先週行われた『リップカール ニューキャッスルカップ』で欠場者が出なかったために観戦のみだったが、今回レイキー・ピーターソンが腰痛のために急遽キャンセル。
そのスポットでの出場がヒート数時間前に決まった。

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五十嵐カノアやワイルドカードで出場した大原洋人など日本人男性のCT出場は当たり前になっているが、日本人女性のCT出場は1996年の小野里美之さん以来、20年以上遠ざかっていたため、WSLもニュースとして取り上げていた。

レイキーはオーストラリアレッグの残り2戦も欠場する予定なので、ノースナラビーンの後も都筑有夢路がCTの舞台で戦う姿を見れそう。
『リップカール ノースナラビーン クラシック』は日本時間4月18日も進行中。
ライブ中継は公式サイト、公式アプリで配信中。

WSL公式サイト:http://www.worldsurfleague.com

(空海)

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