Image: Olympic(YouTube)

水泳選手やテニスプレイヤーより勝る!? オリンピックサーファーを科学的に解剖

YouTubeのオリンピック公式チャンネルで公開されている様々なコンテンツの一つ、「Anatomy Of」にサーフィンのコスタリカ代表、ブリッサ・ヘネシーが登場。

「Anatomy Of」=詳細分析。

オリンピアン特有の身体的特徴や体格を科学的に分析。
他の競技選手に比べ、どのパーツが強い、弱いなどを比較する面白い視点のコンテンツだ。

「Anatomy Of」の案内役はハードルとボブスレーのアメリカ代表として3大会に出場経験があるロロ・ジョーンズ。
さて、ブリッサの詳細分析とは?

サーフィンは肉体的要求の高いスポーツ

サーフィンは他の競技に比べ、肉体的要求の高いスポーツ。

体力、耐久力、安定性。
その他、想像力と高い技術が必要なのだ。

「サーフィンは私の人生全てです。いつも空を飛びたいと思っていた私にとって、サーフィンは最も近いと感じている。私の最強の財産は強さと力、ちょっとしたスタイルかな」
ブリッサ・ヘネシー

ブリッサ 科学施設へ

Image: Olympic(YouTube)

肉体構造を深く見るため、ラスベガスにある科学施設へ向かったブリッサ。

初めに身体組成をDexaスキャンで測り、除脂肪体重、体脂肪率を見る。
これによってサーファーの運動姿勢がどのような状態かを見ることが出来るそうだ。

ブリッサの体脂肪率は19%。

国際レベルの水泳選手が25-30%なので、どれほどサーフィンのために絞られているかが分かる。

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次にいくつかの方法で筋力を測定。

まずはサーフィンにとって極めて重要な脚力を分析するため、垂直跳びのテストを行う。
ブリッサのスコアは40センチ。

これはサッカーなどサーフィンより高いジャンプ力が必要な競技と比べても高く、バトミントン選手に並ぶような高い数値。
サーフィンは脚力も重要。
水上での動きとバランスに必要とされている。

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パドリングなどに使用する上半身の筋肉測定はうつ伏せでの耐久力を行なった。
ウエイトを何回持ち上げられるかのテストでは24回を記録。

この筋肉を最も使用するカヤックやボート競技の選手と同程度と評価されている。

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最後は耐久力を測るため、嫌気性の代謝エネルギーのテストを実施。

人間は肺が身体に酸素を与え、エネルギーが生まれる。
運動で心臓が動くと酸素が筋肉に入るのだ。
このシステムがどれ程良く機能しているかが競技を左右する。

自転車のペダルのようなものを腕で3分間漕ぎ、その間にどのように身体がエネルギーを生成するかを見る。
上半身のパドリングの動きを再生しているような動きだ。

3分間で平均出力141ワットを生み出したブリッサ。
これは柔道選手、テニスプレイヤーを上回る数値だ。

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今回のデータからサーフィン競技には多大なエネルギー、高い持久力が必要なことが分かった。

「Anatomy Of」では、その他にもスケートボード選手のトム・シャー、スノーボーダーのスベン・トールグレンなどの特徴を分析している。

(空海)

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